現代アート道楽の日々。

首都圏の展覧会の感想など。しばしば遠征。【不定期更新】

CET04(浅草橋/馬喰町エリア編)

2004-09-22 | アート感想@関東
CET04に行ってきた。今日は時間がなかったので、浅草橋/馬喰町エリアのみ鑑賞。以下、メルマガより引用。

昨年大反響を呼んだ「TDB-CE(東京デザイナーズブロックセントラルイースト)」は今年「CET04(セット04、セントラルイースト東京2004)」と呼称も新たに、9月17日(金)~26日(日)の10日間、パワーアップして開催されます。

主体となる「CET(セントラルイースト東京)」は、かつての東京の中心部であった地域を、デザインやアートの観点から、再発見=創造するための運動体です。「CET04」は、CETの活動の集大成の場であるフェスティバルです。
 
CET04公式HP 
www.CentralEastTokyo.com


中堅どころの作家も出展しているが、ほとんどが若手の美術作家や建築家による出展。作家本人が会場担当をしているケースもあり、本人から直接解説を聴けたりして楽しい。

最も作品が充実していたのは、メインパビリオンの「Re-Know(リノ)」(写真)。現在リノベーション中の建物を使い、展覧会「ヴィジョン・クエスト:魂(こころ)の旅 都市のかたち」として展示している。リノベーション中ということで、内装工事をあちこちでやっているのだが、それもまた一興。銅金祐司による淡塩水振動現象を用いた作品で、学生時代にかじった流体力学を思い出し、しばし観入る。

第一コスガビルもオススメ。ここでは、2人の作家と2組のユニットの作品が観られ、どの作品も観応えがあった。このうち、福津宣人による無数の楕円が描かれた絵画は、遠くから目を細めて見ると形が見えてくるのだが、一つだけどうしても分かずじまい。悔しい……。

一方、池田光宏とコンプレッソ・プラスティコ(平野治朗+松蔭浩之)は、夜しか観られないとのことで今回は断念。また行こうっと♪