
本日、下北沢の本多劇場にて公演中の安倍なつみ氏主演「安倍内閣」へ行ってきました。
ヒロインの安倍ナツミは元女優で国会議員の妻。
初めての結婚記念日の日に不慮の事故で夫を亡くした彼女は弔い選挙にたたされる羽目になり、あれよあれよという間に国会議員になってしまいます。
夫の死もまだ現実のものと思えない上に、夫が遺した血の繋がらない娘は心を殻に閉じ込めたまま彼女を受け入れようともしてくれません。
しかももともと政治には興味すらなかったナツミ。
途方に暮れていた彼女の前に現れたのは、幽霊となった夫でした。
思い残したことが二つある。
ひとつは娘に笑顔を取り戻させること、そして総理大臣になること。
その願いが叶ったら、きっと成仏できるだろう。
そう打ち明ける夫の言葉に、ナツミは二人でその願いを叶えることを誓うのでした。
そう、幽霊となった夫の力を借りてナツミ自身が総理大臣になると。
・・・と、思わず色々ツッコミ入れたくなる感じの設定ですが、かなり楽しい舞台に仕上がっていました。
主演のなっちは「仔犬のワルツ」の頃から結構好きなんだけど、相変わらず溌剌としてキュート。
ナツミにしかその声は聞こえず、その姿は見えない夫、安倍裕次郎役は風間トオル氏。
代々政治家の家に生まれた、育ちの良い、やや天然な爽やかさを持つ優しい夫役がはまっていてました。
で、ナツミにしか聞こえない&見えないが故に生まれる、主になっちと風間氏と、夫の友人役の井田國彦による各自ボケまくりのやり取りが小気味良く展開されて楽しくて。
いやぁ、井田國彦氏、巧いですわ。
「京都始末屋事件ファイル」での三条署の桜井刑事役以来、ドラマとかで目にすると「あ、三条署の桜井」って呼んでたんですが、舞台でこんなに観客を魅了できる役者さんだとは知りませんでした。スミマセン。
新井康弘氏(つい、やっぱり、新井氏といえばずうとるびを連想してしまう私は紛れもなく40代半ばですよ、ええっ)は相変わらずすっかりベテランさんだし、なっちはもちろん、元モー娘。のお二人もなかなかの女優っぷりで、脇を固める方々もそれぞれに魅力的で、あっという間の100分でした。(確かそのぐらい)
文句を言うならば、パンフレットが高すぎです。
しかもハロプログッズと一緒に売ってたから異常に長い列に並ばされたし。
そしてあの安倍内閣バッチはどうしろって言うんでしょうか・・・。
バッチ、いらないんだけど。
会場の男性客(たぶん9割超えてたよ)に声かけてたら、買い取ってくれる人が少なからずいたよなきっと・・・って、ふと思った冬の夜。
ヒロインの安倍ナツミは元女優で国会議員の妻。
初めての結婚記念日の日に不慮の事故で夫を亡くした彼女は弔い選挙にたたされる羽目になり、あれよあれよという間に国会議員になってしまいます。
夫の死もまだ現実のものと思えない上に、夫が遺した血の繋がらない娘は心を殻に閉じ込めたまま彼女を受け入れようともしてくれません。
しかももともと政治には興味すらなかったナツミ。
途方に暮れていた彼女の前に現れたのは、幽霊となった夫でした。
思い残したことが二つある。
ひとつは娘に笑顔を取り戻させること、そして総理大臣になること。
その願いが叶ったら、きっと成仏できるだろう。
そう打ち明ける夫の言葉に、ナツミは二人でその願いを叶えることを誓うのでした。
そう、幽霊となった夫の力を借りてナツミ自身が総理大臣になると。
・・・と、思わず色々ツッコミ入れたくなる感じの設定ですが、かなり楽しい舞台に仕上がっていました。
主演のなっちは「仔犬のワルツ」の頃から結構好きなんだけど、相変わらず溌剌としてキュート。
ナツミにしかその声は聞こえず、その姿は見えない夫、安倍裕次郎役は風間トオル氏。
代々政治家の家に生まれた、育ちの良い、やや天然な爽やかさを持つ優しい夫役がはまっていてました。
で、ナツミにしか聞こえない&見えないが故に生まれる、主になっちと風間氏と、夫の友人役の井田國彦による各自ボケまくりのやり取りが小気味良く展開されて楽しくて。
いやぁ、井田國彦氏、巧いですわ。
「京都始末屋事件ファイル」での三条署の桜井刑事役以来、ドラマとかで目にすると「あ、三条署の桜井」って呼んでたんですが、舞台でこんなに観客を魅了できる役者さんだとは知りませんでした。スミマセン。
新井康弘氏(つい、やっぱり、新井氏といえばずうとるびを連想してしまう私は紛れもなく40代半ばですよ、ええっ)は相変わらずすっかりベテランさんだし、なっちはもちろん、元モー娘。のお二人もなかなかの女優っぷりで、脇を固める方々もそれぞれに魅力的で、あっという間の100分でした。(確かそのぐらい)
文句を言うならば、パンフレットが高すぎです。
しかもハロプログッズと一緒に売ってたから異常に長い列に並ばされたし。
そしてあの安倍内閣バッチはどうしろって言うんでしょうか・・・。
バッチ、いらないんだけど。
会場の男性客(たぶん9割超えてたよ)に声かけてたら、買い取ってくれる人が少なからずいたよなきっと・・・って、ふと思った冬の夜。
ってちょっと我がまま言いました^^;
でも本当に全てがバランスよくて楽しい舞台でした♪
今年はこの一つしか観に行かれんかったけど、でもいけて良かったです。
ありがとうございました♪
色んなタイプの舞台だったけど、どの役柄もキャラがはまってて良かったですよ。
で、舞台を見終えての充実感で言うとこの芝居が一番だったし、全部見られなかったなかでの一作品ってことでいうと、うん、結果オーライなんじゃないかと思います。
来年もまた一緒に観劇できるといいですねっ♪