Pink * Satin * Pointe * Shoes

なんとなく、すきなこと

タップダンスその後

2020-03-02 22:00:09 | Tap Dance
2018年の年末に細々とはじめたタップダンス。
2019年の1月に入会した教室で改めて楽しく始めた矢先、発表会に出てみない?とお誘いを受け、二つ返事で出ることに。
簡単な振り付けならなんとかなるだろうというのと、最後のバレエの発表会から十年も経っていたから、大変なこととかもすっかり忘れてほんとに軽い気持ちで、ほんの「記念」のつもりで。
前の年の発表会のDVDを見せてもらったら教室全体で出る「企画作品」というのには、いろんな難易度の曲があるっぽい。
いかにも慣れていない生徒さんがちらほら。
これならなんとかなるなと思ったのでした。

ところが、タップを始めるキッカケだった大好きな「ロシュフォールの恋人たち」の「双子姉妹の歌」を「クラス作品でやろうと思うんだけど、出てみる?」と予想もしていなかったお声が。
その時は勢いで「はい!」と答えたものの、蓋を開けてみれば参加するのは古参の方々ばかり。
一番キャリアが浅い人でも発表会は5回目とかなんとか。
フランス映画やミュージカルに詳しい先生とストレッチしながら話したりしていたときとかに私のロシュフォールへの思い入れとかも伝わっていたので、「躍らせてあげたいな」と思ってくれたんだろうな。
新顔も入れた方が新鮮だし、まあなんとかなるだろうと決断してくれたんだと思う。

そんな中に入ったもんだからさあ大変。
「いやそんなステップまだ習ってないし」なステップは出てくるし、そもそも基本のシャッフルだってまだまともにできてないのにフォーメーションがこれまた複雑だったり。

しかも衣装の違う曲を他に3つ4つ踊らなきゃいけなくて、後半からはそれらの衣装を持ってリハの為に遠くの会場へ行かなきゃいけなかったりと大変なことも多く、まあ、でも、始まってしまえば楽しくて。
先生はとても熱心で素敵な方々で、スタジオの皆さんもいい方ばかりで、大好きなあの曲をいつも熱心に教えてくれた先生が知恵を絞って考えてくれたとても素敵な振り付けで、先生と7人のベテランさんたちと一緒に踊れた幸せと、それを少しずつ頑張って間違えないように練習してく過程も楽しくて、ロシュフォールの衣装もすごい素敵で。

が、発表会の日に例の台風が上陸し、延期になったその日がパリから帰ってきた4日後という泣くに泣けない日程に。
ただでさえガリガリなのに弾丸ツアーでやせ細り貧相な舞台姿で、たぶん疲れもたまってたんだろうな、いろいろやらかしてしまいました。はい。

発表会的な舞台に立つのはバレエを入れたら軽く十回超えるけど、まさか自分がやっちゃうとは思わなかった「出トチリ」までやらかして、ある意味一番思い出に残る発表会でした。

ともあれ、発表会の恥はかき捨て。
レッスンは楽しいし、リハが面倒だと言いつつもまた参加しちゃうんだろうなと思ってたし、年が明けて最初のレッスンが楽しみでした。

が、年末から年始にかけて徐々に気になってきていた左足。
2月に入るとスニーカーを履いていても痛むこともあり。
ググったら、開張足(かいちょうそく)というらしい。
外反母趾も痛いんだけど、足の甲の部分も痛くて、普通に地面をけり出せていない実感もある。
合わない靴と加齢が原因らしい。

というわけで、年末からレッスンお休み中です。
チケット制だから特に「今度のレッスンはお休みします」と連絡を入れる慣例が無いのもあって、ずるずると、実はまだ先生に何も言えてなくて。
レッスンは楽しいから続けたい気持ちはもちろんあるんだけど、タップシューズを履いて床を踏み鳴らす気にはなれず。
いつなら行けますとも言えない現状になんて言ったものかと。
出来はどうであれ、発表会でタップで踊るのにこれ以上ない大好きな曲で踊ってしまった達成感みたいなのがあって、モチベーションがなくなっちゃったというのも心のどこかにあるっぽくて、バレエに戻るのもありかな、でも、この状態でアンデオール(っぽく)に足を開くのも悪化を誘うかもしれないし、いっそタップを始める前に体験レッスンを受けたボクシングフィットネスに鞍替えするかとか頭の中では色々考えが浮かんでくるんだけど、そういうことも言うに言えないし。

でも、さすがにそろそろ、少なくともしばらくレッスンに行けないことは、言わなきゃだ。
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