毎度 焼津名物 炎の弾丸男!!でござる。
少し前に来年は教育について取り組んでみるとお伝えした。
これを機に少し本でも読んでみるかと思って、図書館に行って数冊の本を借りてきた。
1冊目は金美麗さんの「日本が子どもたちに教えなかったこと 」
これは日本人の心、道徳的なことなどにふれて金さんのあの強気な?口調で「日本人よしっかりしなさい!」的なことかかれた物。
そして2冊目昨日から読み始めたのが
『教育格差―親の意識が子供の命運を決める』
これはまだ30ページほどしか読みすすめていないが、この時点でいかに「ゆとりの教育」をベースに授業をすすめている公立学校がやばいか思い知らされた。
さて問題!!
次の問題を解いてみなさい!!
って言われてドキッとした??
大丈夫、これの答えを言いなさいとは言いません。
まぁ、大の大人ならこれくらい出来て当たりまえですがねぇ??
・・・汗
本音を言うと(2)の分数の掛け算、一瞬?いやちょっとやり方思い出すに時間がかかった。(笑・汗)
まぁ、そんなことはどうでもいいのだが、実はこの計算は小学校6年生向けの最後の「算数のまとめ」に出てくる問題らしい。
この程度の問題は我々の頃はもう少し早くに学んだ気もするが、現在は6年生の最後に勉強しているようだ。
ということはこれより難しい問題は習わないとのこと。
それでは、次の問題です。
これできるかなぁ??
・・・汗 すいません。出来ませんでしたぁ。(涙)
実はこれ写真の下にも書かれているが、有名中学校の入試問題。
先ほどの問題程度しか習わない子供達がこんな難しい問題できるわけが無いといいたいが、実際の有名中学入試の問題で、これが出来なきゃこの中学には入学が出来ない。
で、分るように今までのゆとりの教育下でのカリキュラムではとても回答することが出来ない問題を正解しなければならないとなれば、結局公教育以外でその知識を習得しなければならない。
ということで、多くの子供達が学校以外に塾などに通うことになるのだ。
ちなみに私立の学校は独自のカリキュラムでの教育ができるんで、公立に比べ、
授業時間などが明らかに多く、深堀した学習を行っているようである。
別にいい中学、高校、大学に進学し卒業したからって、収入が多くて立派で幸せになれるとはいわないが、学力(学歴)と収入の間に少しでも関係がある事を考えると、お金が無いよりは合った方が良いように思われている現在においてやはりある程度高度な学習は必要であり、その機会を与えるか与えないかの大半は親次第なのである。
まさに副題にもあるように『おやの意識が子供の運命を決める!』と言っても過言ではない。
最近国際的な学力テストでゆとりの教育を経た学生の学力が明らかに低下しているというデーターが少し前にニュースになっていたが、天然資源もなく優秀な人が最大の資源であった日本において死活問題なのである。
そういえば、ゆとりの教育がスタートし、巷で学力の低下などが危惧されゆとりの教育が失敗であったのでは?といわれ始めた頃に、市長さんと懇話会が開催された。
市長さんが教育関係者だったのでその懇話会の前のアンケートで
「市長さんは教育者出身のだから焼津は教育特区の申請をして脱ゆとりの教育を進めては!?」と提案したのだが、
それに対する回答が「ゆとりの教育開始後3年経ったぐらいでこの方針が間違っていたのではという文科省のほうがおかしい!」といわれたことを今でもはっきりと覚えている。
このとき「焼津は終わった!」と思ったが、今の現状を見て一体どう思っているのか??
ちなみにこのとき公用車もパフォーマンスとしてでもいいからプリウスなどの低公害車にしてはと提案させてもらのだが、
それに対する回答は、「いろんなところに行ったときの受け入れサイドの問題もあり、黒塗りのでかい車じゃなければダメ」ということだった。
しかしこのとき市長は「今回の提案があったからではないが」と前置きして、自家用車をプリウスにしたといっていた。
話は外れたが、塾や私立の小中高校など縁遠かった我輩、子供は公立の学校で十分だ!と思っていたが、ちと考え直さねばならないようだ。
教育、教育現場について知らないことばかりだが、知れば知るほどヤバく思えてくる。
では・・・
吉報はBlogで紹介して下さい!
ちょっと前では履修不足なんてのもあったくらい
徹底的に学力向上に努めています。
小学校でも、私立の進度が公立より若干進んでいたり
ちょっと高度なことをしていたりします。
ただ、私立って「学校理念」「学校方針」というのが
大きな特徴だと思うのです。
宗教教育をうたっているものや、創立者の熱い理念が
あったり。
親がそこに共感できないと、小さいころから子供を私立に
通わせるのは大変だと思います。
なぜなら、学校に不満があってそれを言ったところで
「それならば学校を辞めてください」となってしまう
からです。
それにしても、灘に女子学院なんてこれまたムズカシイ
ところを持ってきましたね~。
毎度でござる。
現実に対象となる年齢のお子さんをお持ちの皆さんはやはりご興味がある話題ですよねぇ。
しかしこのような格差に良いも悪いも疑念を抱く親ならいいのですが、“教育”はお国の方針にお任せ、全ては他人まかせでは決していけませんねぇ。
教育格差=親の教育への感心の格差
といえますねぇ。
では・・・
でも・・・確か知り合いのお母さんが、方程式は使えないと言ってました
一体どうやって解くのだろう・・・
わかったら教えてくださいな。。
ちなみに主人はギブアップした
凄い!!
解けましたかぁ。
たとえ20分かかったとしても凄い!!
で、本によりますと、
この問題は試験の最初の方に出てくる簡単な(汗)問題だそうで、問題数、試験時間を考えるとこの問題を少なくとも2,3分で解答しないとならないそうです。
そうそう、“方程式”ということに触れてましたが、
小学校では方程式を習わないから中学受験などは
方程式を使えば簡単に解ける問題も方程式を使わないで解かなければならず、よく考えなければならない問題になっているそうです。
大学受験のように方程式やパターンを覚えてしまえば解ける問題と違い、思考力を鍛えるにはGoodですねんぇ。
では・・・
もうすぐ我が子も中学受験の年齢(受験するかしないかはわからないが)。学校でも教えられない、親には教えられない、のでは、やはり塾通いが必要になるの??もう少し、勉強しなくちゃいけないと思いました。ありがとうございました。