毎度 焼津名物 炎の弾丸男!!でござる。
あなたは
『言うこと聞かないとマグロ漁船に乗せちゃうぞ!』という言葉を耳にしたことがあるだろうか?
このことば、よくよしもとの芸人さんなんかが自分の幼少期を振り返って、
やんちゃで言うことを聞かない自分に対して親が怒ってよく言ったなんてギャグで言うんだけど。(この場合は“マグロ漁船に乗せるか吉本に入れちゃうぞ!”と言うことがおおい。)
要はマグロ漁船って出港すると1年ぐらい帰ってこないし、仕事きつくて、いわゆる3Kでいまや就きたくない仕事の代名詞、(昔は何年かで家を建てられるなんてうらやましがられていたのに。)どうしようも無いやつらの最後の行き場みたいなイメージとして捉えられている??
最近のマグロ(カツオ)漁船はそれでなくても人不足で、いまや外人さんの船員さんが半数以上なんてのが普通になってきている。
昨日あるテレビ番組でカツオ漁が取上げられていて、我焼津港がピックアップされていたのだが、焼津で水揚げするカツオの一本釣り漁の船員さんは多くがキリバスの出身者。
冗談とはいえ、日本では『言うこと聞かないとマグロ漁船に乗せちゃうぞ!』なんていわれているんだからこのキリバスの船員さんたちもよっぽど仕事も無くて、何も出来ないから船員になっているのかと思っていた。
しかし昨日の放送でキリバスの船員さんたちは、競争倍率20倍もの難関をパスし、入学した漁業学校で全寮制の集団生活、一本釣り漁、日本語などを学んでいるある意味キリバスじゃぁ優秀な人たち。
キリバスでは日本の船の船員になることを夢に見ている子供達も多いらしい。
業界人であるにもかかわらず全く知らなかった我輩の無知さを反省するばかり。
ということで志し高いキリバス人が日本船の船員を目指す限り、日本のやる気の無い奴らを乗せる船はありません!
我輩が仕事に出かける時間にふらふらしたり、真っ暗な闇から現れる彼らが、そんな立派な青年達だったとはねえ!
これを期にキリバス人と接点をもって見たいと思った次第である。
では・・・
いまや労働力不足?(フリーターやニートが多く存在するのに)で中国人をはじめ外国人抜きでは成り立たなくなってますなぁ、日本は。
では・・・