毎度 焼津名物 炎の弾丸男!!でござる。
このGW中は思いっきり本を読もうと思ってましたが、結構やらねばならぬことが貯まっていてなかなか・・・
とりあえず先日から読んでいた本を読み終えました。
我輩的に響いた内容は下記の通りです。
長々書いてありますので興味のある方はどうぞ!!
以下内容
プロセスを丁寧にたどってやっと答えが出てきたという知識の作り方と覚え方をしたほうが、後で応用のきく、思考能力を喚起できる知識になる。
学力を上手に伸ばせる教師は、人間の知的な営みと言うものの面白さや深さを良く知っている人(経験の多い人)、そのプロセスを丹念に子供たちにたどらせるということをやれる人。
家庭で子供たちが知的になっていく最も大事な方法は、普段の会話。
結論めいたことを先に言うと、できるだけ丁寧なコミュニケーションをしながら、子供にも考えさせてやる、こちらが結論付けずに、子供にも考えさせる。
ちょっと後ろからついていってやるというのが子供の知的な能力を伸ばすひとつの秘訣。
子供の興味を尊重し、押し付けをしない。
いつも子供が主役なんだ、子ども自身が好きで選んでやっているんだということを保証してやることが原則。
普段の会話はできるだけ一方向にならず、活発にやりとりできるような会話にすることを心がける。 会話に工夫する。会話による共通する物を作り出す。
子供を問い詰めていくベクトルを持った言葉でなく、親の自分言葉、一人称言葉をできるだけ織り交ぜた会話を。 「私は~」
「親は自分を語る」「すぐに評価しない」「まず自分の感情を表現する」と言うことは家庭内会話の第一ステージ。
親の考えを押し付けるのではなく、子供が自分で考えて自分の行動を選択していく、その場の議論の手伝いをすると言うのが親子の会話の第二ステージ
「本物」を見るとか、接すると、こどもの感情が「すげえなぁ」と動く。
子供が「すげえなぁ」と言う気持ちにならないと本当にその感動を自分の物にしたいという風にはならない。 できるだけ「本物」を見せ、触れさせよう。
好奇心がいっぱいに詰まった身体が育っていない、「知的体力が育っていない」と言うのは、人間の知性形成にとって大きな問題である。
※何故と思ったら自分でやってみることが知的体力。
人間は体が反応するということが無ければ、何かがわかるとか、共感するということは無理。
読書を沢山すれば知的になるかといえば、そう単純ではなくて、本に書かれている中身がリアルにヴィヴィッドにわかる、共感する、場合によっては反発するためには、それとかが分るような体験をいっぱいしていて、身体に記憶させておくことが必要。
とともに、その本の内容を自分に引き寄せて反芻するということも必要。それがないと読書によって精神が活性化しどんどん知的になるということは期待できない。(読書が楽しくなってきた理由。)
一見学力に関係ないようなことだけれども、ものの世界や人の世界と生身で触れ合いながら、何かを作り出す体験を豊かにしていくことが、長い目で見たら本当の学力の土台作りになっていく。経験値を増やせ!
いい学校を作るには親と教師が相互理解、協力(専業主婦のエネルギーを)をし、親が先生を賞賛するような仕組みをつくり、先生に自身を持たせる。
理解している子が挙手をして答え、賞賛される(良い子)ような授業より、理解できていない子が挙手をし質問することで理解し、自身を持って学んでいける授業が理想なのでは??
一定の知識をつけた後は、表現の技法についての知識も含めて、表現手法を必要に応じて身に付けていく。このことが学力形成の課題になる。 知識は無限にあるわけで、知識を覚えさえること自体を課題にすることはできない。
受験は頭がとても柔軟で伸びる時に、自分でハードルを課して、努力してみて、自分のもてる力を充実させて膨らましてみる。そうやって自分を一生懸命試す、それが後で生きてくる。そんなひとつの機会ととらえ、受験に失敗したからといって決して人生の「敗者」なんだというような意識にさせないこと。
一番大切なのは、絶対に受からないといけないと親のほうが強く思い過ぎないこと、大きな山に登るような努力をすることで、体力や忍耐力がしっかりと身についてくれればよいと本気で割り切ること。
受験は結果が全てではないのだということ、そのプロセスで得られるものこそ大切にする人間育てなのだ。
人と人が繋がっているネットワークとして社会を出来るだけ良い物にしていく、出来るだけ懐の深い、温かいものにしていく、と言うのがニンゲンの勤め。
社会でいい仕事をする人、上手に生きていく人は、学校での難しい問題を早く正確に解ける訓練をした人と言うよりは、対人関係が上手であったり、自己コントロール力が優れていたり、興味深い企画を考えたり、という人だ。
しっかりと遊び、自分で考えて、自分で課題をこなしていく、あるいはみんなと強調して何かを作るという、当たり前のことが大事。
教育目的は、自発的、自主的に自分の人生を設計し、つまずいた時にでもできるだけ自分の力で乗り切っていく、そういう人間になることである。
以上
そうそう、この本読んで何で自分にとって今こんなに読書が楽しいのかということと、
我輩が無駄とも思えるようなこと何でも積極的に経験(体験)しようと言うのが決して無駄ではないという事の裏づけが、明確になりました。
では・・・
このGW中は思いっきり本を読もうと思ってましたが、結構やらねばならぬことが貯まっていてなかなか・・・
とりあえず先日から読んでいた本を読み終えました。
学力を伸ばす家庭のルール―賢い子どもの親が習慣にしていること汐見 稔幸小学館このアイテムの詳細を見る |
我輩的に響いた内容は下記の通りです。
長々書いてありますので興味のある方はどうぞ!!
以下内容
プロセスを丁寧にたどってやっと答えが出てきたという知識の作り方と覚え方をしたほうが、後で応用のきく、思考能力を喚起できる知識になる。
学力を上手に伸ばせる教師は、人間の知的な営みと言うものの面白さや深さを良く知っている人(経験の多い人)、そのプロセスを丹念に子供たちにたどらせるということをやれる人。
家庭で子供たちが知的になっていく最も大事な方法は、普段の会話。
結論めいたことを先に言うと、できるだけ丁寧なコミュニケーションをしながら、子供にも考えさせてやる、こちらが結論付けずに、子供にも考えさせる。
ちょっと後ろからついていってやるというのが子供の知的な能力を伸ばすひとつの秘訣。
子供の興味を尊重し、押し付けをしない。
いつも子供が主役なんだ、子ども自身が好きで選んでやっているんだということを保証してやることが原則。
普段の会話はできるだけ一方向にならず、活発にやりとりできるような会話にすることを心がける。 会話に工夫する。会話による共通する物を作り出す。
子供を問い詰めていくベクトルを持った言葉でなく、親の自分言葉、一人称言葉をできるだけ織り交ぜた会話を。 「私は~」
「親は自分を語る」「すぐに評価しない」「まず自分の感情を表現する」と言うことは家庭内会話の第一ステージ。
親の考えを押し付けるのではなく、子供が自分で考えて自分の行動を選択していく、その場の議論の手伝いをすると言うのが親子の会話の第二ステージ
「本物」を見るとか、接すると、こどもの感情が「すげえなぁ」と動く。
子供が「すげえなぁ」と言う気持ちにならないと本当にその感動を自分の物にしたいという風にはならない。 できるだけ「本物」を見せ、触れさせよう。
好奇心がいっぱいに詰まった身体が育っていない、「知的体力が育っていない」と言うのは、人間の知性形成にとって大きな問題である。
※何故と思ったら自分でやってみることが知的体力。
人間は体が反応するということが無ければ、何かがわかるとか、共感するということは無理。
読書を沢山すれば知的になるかといえば、そう単純ではなくて、本に書かれている中身がリアルにヴィヴィッドにわかる、共感する、場合によっては反発するためには、それとかが分るような体験をいっぱいしていて、身体に記憶させておくことが必要。
とともに、その本の内容を自分に引き寄せて反芻するということも必要。それがないと読書によって精神が活性化しどんどん知的になるということは期待できない。(読書が楽しくなってきた理由。)
一見学力に関係ないようなことだけれども、ものの世界や人の世界と生身で触れ合いながら、何かを作り出す体験を豊かにしていくことが、長い目で見たら本当の学力の土台作りになっていく。経験値を増やせ!
いい学校を作るには親と教師が相互理解、協力(専業主婦のエネルギーを)をし、親が先生を賞賛するような仕組みをつくり、先生に自身を持たせる。
理解している子が挙手をして答え、賞賛される(良い子)ような授業より、理解できていない子が挙手をし質問することで理解し、自身を持って学んでいける授業が理想なのでは??
一定の知識をつけた後は、表現の技法についての知識も含めて、表現手法を必要に応じて身に付けていく。このことが学力形成の課題になる。 知識は無限にあるわけで、知識を覚えさえること自体を課題にすることはできない。
受験は頭がとても柔軟で伸びる時に、自分でハードルを課して、努力してみて、自分のもてる力を充実させて膨らましてみる。そうやって自分を一生懸命試す、それが後で生きてくる。そんなひとつの機会ととらえ、受験に失敗したからといって決して人生の「敗者」なんだというような意識にさせないこと。
一番大切なのは、絶対に受からないといけないと親のほうが強く思い過ぎないこと、大きな山に登るような努力をすることで、体力や忍耐力がしっかりと身についてくれればよいと本気で割り切ること。
受験は結果が全てではないのだということ、そのプロセスで得られるものこそ大切にする人間育てなのだ。
人と人が繋がっているネットワークとして社会を出来るだけ良い物にしていく、出来るだけ懐の深い、温かいものにしていく、と言うのがニンゲンの勤め。
社会でいい仕事をする人、上手に生きていく人は、学校での難しい問題を早く正確に解ける訓練をした人と言うよりは、対人関係が上手であったり、自己コントロール力が優れていたり、興味深い企画を考えたり、という人だ。
しっかりと遊び、自分で考えて、自分で課題をこなしていく、あるいはみんなと強調して何かを作るという、当たり前のことが大事。
教育目的は、自発的、自主的に自分の人生を設計し、つまずいた時にでもできるだけ自分の力で乗り切っていく、そういう人間になることである。
以上
そうそう、この本読んで何で自分にとって今こんなに読書が楽しいのかということと、
我輩が無駄とも思えるようなこと何でも積極的に経験(体験)しようと言うのが決して無駄ではないという事の裏づけが、明確になりました。
では・・・
社会を良くしたい。自分が成長したい。ってのが同じベクトルにある人が増えるといいね。その先陣をよろしく。
おかげさまで1冊まるまる読んだような、お得な気分です。
子育てに細かな方策はいろいろとあるのでしょうけれど
最後のまとめの”教育の目的は~ ”に
すべてが集約されていると感じました。
そこのところが教育に携わる大人や親に共有できていれば
日本の将来が楽しみになりますね。
(まずは受験目前の自分の子どもの将来を楽しまねば。。。)
毎度でござる!
昨日(5月5日)から大前研一さんの本を読み始めましたが、今のような世の中、そして未来を考えると、今までの延長線上ではどうもまずいようです!
またその辺もまとめてアップしますねぇ。
では・・・