picopandaのブログ

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バンコクでもプアタイ党支持が増加!

2011年06月14日 20時47分36秒 | Weblog
   タイ通

バンコク大学の世論調査バンコクポールが、今月2-9日にかけてバンコク都内の選挙権を有する3323人を対象に行った政党支持率調査で、タクシン派プアタイ党が前回調査(5月20-22日)から支持率が7.8%上昇し33.6%となり、与党民主党を大幅に引き離していることがわかった。

民主党は17.1%(前回から2.4%上昇)、ラックプラテートタイ党は3.2%(同1.2%上昇)となった。ただし依然44.1%は、支持政党を決めていない。
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タクシン派のプアタイ党が躍進中ということですね。

あとは、南部が問題ではないですか?南部の農民・農業労働者の声に真剣に耳を傾けることが、全国的規模でも、大勝利をもたらすのだ、ということにタクシンは気付くべきですね。かなり昔にイギリス帝国主義に農地を奪われた農民の復権、プランテーション農場でこき使われる農業労働者による農場自主管理の確立など、課題は多く、且つ、大きいはずです。勿論、帝国主義勢力によって押しつけられたモノ・カルチャーを破棄して、真の独立を獲得するのには、相当に時間がかかるはずです。自然環境の復元・保存という問題もあります。

近未来の話しになりそうですが、東南アジアが劇的な工業化を経験しない限り、農業労働者の声に耳を傾けることが出来る政治勢力こそが、最後にヘゲモニーを握る時代が来ると思います。ベトナム革命―米帝を駆逐して、南北ベトナムが統一国家を建設したこと―を拡大したような大きなうねりが東南アジアを洗い直すかも知れません。その後に、タイという国が存続できるか?という問題になるかも知れません。