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PICO's BLOG~きままな日記帖~

還暦+αな年代、気持ちはいつも現役世代 
なんでもチャレンジ、そんなPICOの備忘録
   

最後の晩ごはん

2017年04月11日 09時32分26秒 | 読書

読み始めて1か月、全6巻の本です。

夜しか店を開かない定食屋「ばんめし屋」を舞台に繰り広げられる

出会いと別れとが入り混じった、ちょっと心に響く物語・・・・

 

その出会いはただ人間だけでなく、時にお客として店に

来た人と一緒に霊も来る、それを見れるのは芸能界を追われて

このばんめし屋の店員になった、主人公と、その店主、それに

拾われたセルロイドの眼鏡紳士(つくも神)

しかし決して妖怪物の物語ではなく、人と人との物語である。

 

うふふ・・・・・・

 

やっと読み終えた。

 

 

寝不足や(^◇^)

 

 

 

 

 


最後の晩ごはん

2017年03月13日 22時35分38秒 | 読書

連載で6巻続く、棋野道流さんの最後の晩ごはんを

第三巻まで読んだ。

やめられなくなります(笑)

 

最近多くある料理、料理人をメインにした小説があります。

そんな中でもこの、最後の晩ごはんはちょっと違っていて

面白いです。

 

 


本読み・・・・・・

2017年02月20日 14時31分53秒 | 読書

大好きな、安部龍太等さんの、「五峰の鷹」

読み応えばっちり、500ページを超える大作です。

 

福沢徹三さんの「侠飯」

この本めちゃ旨い飯を作るランチカーが舞台となるストーリーです。

 

 

葉室燐さんの「天の光」

垣根涼介さんの「光秀の定理」

天の光は仏師の物語

 

どれも読み応えのある本です。


タイムトリップして平安京の世界へ@本

2016年10月29日 08時15分08秒 | 読書

いっぱい出歩いていて、中々本が読めないが

今月はこの4冊。

 

まずは内館牧子さんの「十二単衣を着た悪魔」

まぁ何との言うか、内館牧子さん、独特の目線から

生まれた本、現代から平安京の時代にトリップした青年は

現実の世界では、何でも秀逸な弟と比較してダメは自分、

トリップした世界では光源氏の兄と同じ境遇、その兄の母親の

陰陽師となって占い師を糧にして生きていく。

女御の子供、一宮のちの朱雀帝の行き方や女御そのものの

行き方から現代の行き方を考える・・・

 

そんな本で、目線が光源氏ではなく女御や一宮に合わせて

いるところに、面白味がある。

サブタイトル、源氏物語異聞である。

 

次はまったく異なるジャンルですが、「チベットの死者の書」

 

三冊目は、金田一秀穂さんの「ことば学入門」

4冊目は湊かなえさんの「山女日記」です。

これも山で読むとマッチした本のようですが、いやいや街中で読んで

もらいたい本である。

 

 

今年も後二ヶ月、何冊読めるかな・・・・・・

 


雨と風と・・・そして台風と、そして読書・・・・

2016年09月21日 08時44分06秒 | 読書

こんな日は本読み日和。

先日の地元歴史講座の整理をし、

今回は地元吉田(今の豊橋のこと)の花火のことを古文で読み解く。

 

 

 

10月から始る法華経の関連本を数冊読んだ。

実に難しいが、人間の本質的な考え方、

ものの見方などが語られている諸経の王と

言われるている所以がある。

難しいです。

 

 

そしてジャンルがまったく異なる、上野啓一さんの

「列島縦断 574万歩」という本を手にした。

日本列島を北から南に歩いていくと、何日かかるのか、

歩数はどのくらいになるのかー

このようなことを考えながら、

実際に歩いて列島縦断に挑戦してみた。

今は、旅行と言えば乗り物を利用する時代。

いつもと違った目線でこの本を書いてみた。

といわれている。

すごく興味を持って読ませてもらった。

でもいかん!

こういう本を読むと体がうずうずしてきて、

出かけてみたくなる。

でもいいなぁ~

 

 


孫が帰っていつもの静寂がもどる、そして本読み。

2016年08月12日 08時22分09秒 | 読書

5日間の怒涛の日々が過ぎた。

トーマスを見に行き、自動車を見に行き、

プールで水遊びをし、西瓜を食べ、笑い、時に泣き、

三歳にも満たない歳だから記憶にも残っていない

かもしれないが、’16年の夏の想いでになってくれれば

いい。

 

孫も帰って本を読む時間ができた、先月買っていた

「ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅」と

いう洋書、著者はレイチェル・ジョイスでテレビ、ラジオ、

演劇などで20年にわたり脚本家として活躍された作家、

2012年には、今年もっとも期待される新人作家にノミネート

される実力派でsる。

ストーリーを少し

年金生活を送る65歳のハロルドは、元同僚の女性から

一通の手紙を受け取る。

手紙には彼女が末期がんであることが書かれていた。

20年間会っていない友人に「ありがとう」と伝えたくて

老人は一人、1000キロの道のりを歩きはじめる。

除々に明かされていく家族の秘密、驚愕の真実。

 

もう涙なしでは読めない本であります。

 

さて山に行こう!!

 


真夏の読書

2016年07月19日 15時15分13秒 | 読書

梅雨があけた。

蝉の鳴き声が朝からせわしく鳴いています。

 

夜もなかなか眠れない日は読書です。

 

友人に勧められた桜木紫乃さんの、起終点駅

孤独な生活から生き延びる(再生)がテーマな

本で、ホテルローヤルもお勧めです。

 

二冊目は、寺院めぐりのからみで仏像や堂宇を観て

歩いていると、徐々にその中身が見たくなってくる

仏像ならどのように出来ているのか、一木造りなのか、

寄木づくりなのか、寺院の建物はどんな材で作られて

いるのかなど、興味は尽きない。

で法隆寺の専属大工 西岡棟梁やその内弟子、小川三夫

彼が作った斑工舎と全国から集まった弟子たちの生活など

を描いた、「木のいのち、木のこころ」

 

三冊目は

「荒仏師 運慶」です。

主に鎌倉時代に活躍した仏師運慶は、東大寺の仁王像の作者だと

ほとんどの方はご存知だが、その生涯、生き様は

ほとんど知られていない、そんな仏師をメインに書かれたこの

書は特異な書物かもしれないが寺院、仏像を造るかまえは

想像を絶する。

彼が作った多くの仏像の中でも六波羅蜜寺に安置されてる

空也上人の像は共感を強く覚えた、それは

四国遍路の途中でみた浄土寺での像であった。

 

この二冊は、最初の本とは全く異なるものですが

どちらも一読されるといいものです。

 

 

夏本番!! 汗いっぱいかこう!!

 

 

 


終わった人@内館牧子さん

2016年06月22日 17時04分38秒 | 読書

昨日のブログに引き続いて、今日も本読みの記事。

 

今日は、内館牧子さんの、「終わった人」です。

 

この本まさに男性向けに書かれた?本です、40数年の

会社生活を終えて定年を迎え、これからどう生きるか、

何を人生の柱にして生きていくかを、内館牧子さんらしい

ユーモアも交えて書かれている、さくさく読めて納得する

ところも多々ある、「そう、そうなんだよなぁ」とか

「やっぱりみんなそうなんだ」とか

定年後の長い時間をどう過ごして行くのか、

どう嫁さんと接していくのかなどなど、ために?なる

こといっぱいの処世訓でもあります。

でも世の男性だけでなく、女性にも読んで欲しい本でも

あります。

結局、どう社会とつながりを持って生きていくかが

問われるんですね。

 定年後の趣味、職場と墓場の間の社会との関わりが

どれだけドラスチックに生きられるかが、終わった人と

まだもがいて世間的地位や存在を見せたい人との

違いかも・・・

 

主人公はまさに自分と同じ団塊世代だった。

・・・・・・・・?

 

 

 

 


葉室麟さんワールド@羽根藩シリーズ

2016年06月21日 17時55分59秒 | 読書

もう5年も前に、蜩の記で直木賞を取った葉室さん

それ以来ファンになった。

今回羽根藩シリーズ第4弾、秋霜が出版され、さっそく

買って読んでみた。

さすが葉室さん、一貫して武士のあり方、人の道・・・・

など今の時代には似つかない人間像を描いているが

読み手にとっては感動ものです。

 

第一弾 蜩の記

第二弾は潮鳴り

第三弾 春雷

そして第4弾は秋霜

 

我が本棚は葉室さんの作品でいっぱいになってきた。

 

この2作品もいいです。

紫匂うと蛍草もどちらぐっときます。

 

 

梅雨の雨の日はまさに晴耕雨読ですね。

 

 

 

 

 

 

 


本二題

2016年06月01日 17時38分58秒 | 読書

今日は、いかいゆり子さんの「近江のかくれ里」と

真保裕一さんの「ローカル線で行こう!」の二冊

 

近江のかくれ里は、白洲正子さんのエッセイかくれ里や

近江山河抄の旅の後を、いかいさんが実際に歩いて

その当時に想いをはせるもので、自分自身が、そこに

いるような錯覚を覚える本です。

白洲さんの著書も読み直してみた。

 

あと真保さんの「ローカル線で行こう!は

全国どこにでもありそうな第三セクター運営の

鉄道路線、今にも廃線となりそうな東北のローカル

鉄道会社に、東北新幹線でトップアテンダントをしていた

女性を社長に抜擢して再建を果たそうとするストーリーです。

どんどん読めて楽しい内容ですが、リアルな日本の現状をも

描いている作品です。