今日は、いかいゆり子さんの「近江のかくれ里」と
真保裕一さんの「ローカル線で行こう!」の二冊
近江のかくれ里は、白洲正子さんのエッセイかくれ里や
近江山河抄の旅の後を、いかいさんが実際に歩いて
その当時に想いをはせるもので、自分自身が、そこに
いるような錯覚を覚える本です。
白洲さんの著書も読み直してみた。
あと真保さんの「ローカル線で行こう!は
全国どこにでもありそうな第三セクター運営の
鉄道路線、今にも廃線となりそうな東北のローカル
鉄道会社に、東北新幹線でトップアテンダントをしていた
女性を社長に抜擢して再建を果たそうとするストーリーです。
どんどん読めて楽しい内容ですが、リアルな日本の現状をも
描いている作品です。
郷里・日田市に帰るときは久大線(久留米~大分)で帰っていました。
トンネルが多く昔は煤煙で大変でした。
今は水郡線(水戸~郡山)があります。
日本は宿の予約が必要でなかなか実現できません。
この小説に書かれていることは、今日本で
おきていることが書かれています。どこも鉄道運営は
難しいんでしょうね。
でも鉄道の旅ってなんか旅情があります。