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PICO's BLOG~きままな日記帖~

還暦+αな年代、気持ちはいつも現役世代 
なんでもチャレンジ、そんなPICOの備忘録
   

松尾寺から施福寺へ

2015年04月21日 15時21分17秒 | 寺社めぐり

談山神社から河内長野の松尾寺により、西国三十三観音

霊場第四番札所施福寺へ。

 

松尾寺の参道と本殿

施福寺険しい山道を十丁、距離はあまりないが、参道は

きつい。道端にはヒメシャガが咲き、上に行くにしたがって

スミレが咲きだす。梢は鳥の棲家か、いろんな鳥の鳴き声がする。

およそ4丁で山門に着き、ここからさらに険しい山道になる。

息をきらせて登ること50分やっと本堂に着いた。

 

山門

 

 60年ぶりの馬頭観音を見ることが出来た、この観音は

花山法王の足守である。すごい憤怒の形相をしておる。

 

 

道標

 またここの弥勒菩薩の左手は手のひらが下を向いており

今まで見たことのない作りだった。 

 


聖林寺

2015年04月20日 15時52分54秒 | 寺社めぐり

談山神社に行く前に、今回の旅のメインのひとつである

聖林寺の十一面観音菩薩に会いに行く。

もうずっと会いたくて~~と言うことで向かうは奈良県桜井市へ。

 

ちょっとした丘の上に建つ聖林寺は庭の手入れも素晴らしく

綺麗に清められていた。

受付で境内に入ってままずは本堂へ

本尊は、本尊 子安延命地蔵菩薩を拝観し、そわそわしながら

十一面観音がおられる別館へ。

 

わーーーやっぱすごいです、綺麗です、優しいです、国宝です!!

京都かた何度も見にこられている女性が一人おられた。

観音の前に座りひと時お顔を眺めていた。

やっぱいいです、心が落ち着きます。

 

聖林寺は藤原氏のお寺で、これから行く談山神社の別院として創建された。

十一面観音菩薩のほかに、阿弥陀如来三尊や毘沙門天さんも相変わらず

すごい形相でおられる。

聖林寺境内

十分見させてもらい本堂に戻ってくると境内からは美しい三輪山や

落ち着いた大和盆地を望むことができる。

境内から・・・

 

そして談山神社へ

 

 

 

 


談山神社

2015年04月19日 21時19分32秒 | 寺社めぐり

万行寺、仏隆寺から山越えをして談山神社へ

最初行く予定は無かったがせっかくここまで来たんだから

寄ってみることにした。

 

それが境内に入ってびっくり素晴らしい神社だった。

御神祭は藤原鎌足公、と言えば大化の改新(645)

その談した山からこの名前がついたとか・・・・

 

若い二人が本殿前で仲良く参詣していた。

 

そして西国三十三観音霊場第四番札所 施福寺へ

 


Digest version 龍穴神社から万行寺、仏隆寺へ

2015年04月19日 06時56分05秒 | 寺社めぐり

龍穴神社へは室生寺からすぐの所にある、

室生寺のあの流麗な十一面観音とこの龍穴神社は

雨、水繋がりであろう、昔人は雨(水)が命、雨乞いを

死活問題でもあった。そういったところには必ずと言って

いいほど雨に纏わる神社と十一面観音菩薩が村の中に

祭られ村人によって祈られ、守られてきた。

 龍穴奥の院

 

龍穴神社からひと山越えてのどかな山村には

こんな案山子があった。

仏隆寺に行く前に万行寺に寄り道しようと山合いに

入っていく、しかしその寺はまったく見つからず右往左往しながら

ようやくたどり着いた。

それも奈良県警のパトカーがちょうど通りかかったので停めてが住職も

居られず境内のしだれ桜を見て仏隆寺に向かった。

 

 

訊ねた。パトカーのナビにも載っていなく苦労した。

そんなこんなでやっとのことで着いた

道の迷い、野良仕事をしている農夫にききながら

やっとのことに着いた。

 万行寺の枝垂れ桜

 

仏隆寺近辺は桜の名所、カメラマンがいっぱいだが境内に

入ってくる人はまれだ。

 

石の段の横には大きな山梨の白い花が咲いていた。

この仏隆寺も鄙びたという言葉は合わないかもしれないが

いいお寺であった。住職の奥さんに鍵を開けてもらい本尊を

拝見した。

 本尊は聖徳太子作の十一面観音菩薩と伝わる

 石窟は仏隆寺開祖、堅恵の墓所

 

そして談山神社へ


Digest version 室生寺

2015年04月18日 06時25分12秒 | 寺社めぐり

大野寺から室生寺へ向かう、赤い橋をいくつか渡って室生の門前町へ。

ちょっと開門より早く着いて時間まで待つ、最近寺院の建造物に

何かしらの液体をかける悪い輩がいるので警備も厳しいようだ。

チケットを買って境内へ。

正面の金堂、弥勒堂、五重塔など仏像以外の建造物も国宝級の

ものばかり。堂内はもう仏像ワールドです。

石楠花はまだ早い時期ですが、その分参拝者は少なく

じっくりと仏像を楽しみました。

 

さらのその奥へ、奥の院へ続く石の段を清める修行僧

彼は福井のお寺の跡継ぎで、すでに5年修行し後5年ほど

ここに居て帰って寺を継ぐとこと。

雨の日も風の日も、雪の日も箒を持って清めるとのこと。

灯明

 

 

そして龍穴神社へ

 

 


Digest version 大野寺から室生寺へ

2015年04月17日 18時25分24秒 | 寺社めぐり

宇陀川のほとりの道の駅で車中泊をして、早朝大野寺へ向かう

ここは魔崖仏 弥勒菩薩で有名なお寺、でもほとんどの方は知らないで

室生寺や長谷寺に行ってしまう。またこのお寺は室生寺の西の大門とも

なっておいる。

境内には大きな枝垂れ桜もあり、花のお寺でもある。

弥勒菩薩の魔崖仏は宇陀川の川向こうにあり、境内から

拝むことができる。高さ30mのこの魔崖仏は一見の価値があります。大野寺

 

弥勒菩薩は宇陀川の対岸にあり。

地蔵菩薩

 

 

 

そして室生寺へ

 

 


二年越しの出会い

2015年04月12日 17時54分07秒 | 寺社めぐり

今日は久しぶりのいい天気。

二年ほど前から、隣町の田原市郊外にある長興寺の

仏像を観てきた。年に一回?ご開帳されると聞いて

いたが今まで中々都合がつかず拝観することができなかった。

新緑が眩しくなりつつある境内を山門から入る。

正面に本堂、中門手前左手に庫裏があり、ここに

初対面の十一面観世音菩薩坐像と木造観世音立像が

おられる。

木造観世音菩薩は別名、鉈彫り観音と言われ彫った後が

くっきりと残っている。有名な江戸時代の僧侶で仏師であった

円空さんの仏像に似ている、しかしこの仏像は荒々しさは

余り無く、やさしい彫りかたであった。

長興寺山門

十一面観世音菩薩

十一面観音の頭部 十一の化仏が載っている。

 

やさしい顔立ち

スリムです。

中門から境内

綺麗どころも・・・

 

 

じっくりと観させてもらい、次は表浜に近い東観音寺へ

今日は二の午大祭で参道には屋台も出て賑やかであった。

大祭だから、微かな期待を持って出かけたがお目当ての

馬頭観音は観ることができなかった。

寺の世話役の方とお話ししていたら、ここの観音さんは

何十年の一回のご開帳とのこと、次回は30数年後とのこと、

同じここの材を使った同じ馬頭観音像が長野県の下条村(

たしか峰竜太さんの故郷)小松原観音としてあるそうで、そこは

常に観られるとのこと、行ってみたいな。

参道の植木市

多宝塔

本堂左手奥にひっそりと役の行者の石仏がひっそりとある。

また境内には大きな木槿があり、松尾芭蕉は野ざらし紀行のなかで

「道のべの木槿は 馬に喰われけり」と詠んだ句碑がある。

天井画

 

ご朱印帳に記帳していただき、迷いながらジムに行った。

う~ん長野まで行こうか・・・

 

 


花の古刹めぐり

2015年04月10日 17時25分13秒 | 寺社めぐり

朝から雨模様の一日、完全OFFの今日は、

新聞に載っていた古刹名刹に出かけてきた。

善住禅寺という臨済宗・妙心寺派の古刹、境内から

山いったいが三つ葉つつじに覆われ綺麗なお寺だった。

本尊は観世音菩薩

雨の中結構多くの方が参拝、花見に来ておられた。

善住禅寺本堂

本堂ではつるし雛がいっぱい。

本尊・観世音菩薩坐像

全山いっぱいに三つ葉つつじが咲いている。

 

 

 

せっかく豊川まで来たので、5km先の真言宗派の財賀寺に。

奥の院の千手観音菩薩を拝観、暗い内陣であったがなんとか

観ることができた。

仁王門の阿形・吽力形士像は平安時代の作とか、にらみを利かせています。

本堂の文殊菩薩を参拝して奥の院へ、先ほどのお寺と違い、ここは誰一人いない、静かな

そしてちょっぴり寂しいお寺であった。

でも留守番をしていた、おばあちゃんはやさしい顔と物腰でしなやかであった。

厄坂

 

石の階段の先に奥の院のお堂が雨の中にひっそり。

千手観音菩薩立像

 

 

明日は土曜日だが介護の全体会議、初めて参加する

どんなんか興味ある。

 


あらたまの湯&古刹めぐり

2015年03月27日 19時56分41秒 | 寺社めぐり

春うららかな今日は、悪友三名と浜松・北浜にある

日帰り温泉施設 あらたまの湯に行ってきました。

一時間余りの距離で着きます、温泉はきっと冷泉で

加温しているようですか、湯はまさに温泉、pHも高そうで、ぬるぬる

した感触です。

途中うなぎをいただいた、やっぱり本場だけあって美味しいです。

お風呂に入って帰路の途中、魔訶耶寺に寄って、国宝仏像を観てきました。

うなぎランチセット

 

 

朽ちかけた高麗門もくぐって行くと左手に本堂があり、扉が開いているので

今日は拝観できると鐘を鳴らしても寺の関係者は出てこられず、あきらめかけて

いたら、やっとのことで来られ、拝観することができました。

総欅での小物木彫りはすごいです。

庭園も素晴らしいです。

阿弥陀如来坐像

不動明王

千手観音像

*仏像画は寺の許可で掲載しています。

 

 

ずっと見たかった国重要文化財指定の「千手観音像」や不動明王、県指定の

阿弥陀如来坐像は千年から800年前の作で素晴らしい仏像です。

特に千手観音像は唇にかすかな紅を残し、豊満な顔立ちながら、

きりりとした気品が漂う。悲しいかな手の一部や宝物を持つ指が朽ちて

痛々しいです。

じっくりと観て帰ってきました。

 

山々にはもうしっかり桜が咲いていました。