漫画家生活60周年記念 青池保子展 航跡の輝き
原画展に3回行った話
青池保子の以前に発行された画集を探し
ヤフーオークションで落札したら
その出品者からも 原画展の案内を知らせてもらった。
ヤフーIDをみたら
eberbach2
あら~少佐ファンの方なんですね。
私の体調は回復したといえども
日々の家事と午後の3時ころから9時まであるレッスンをこなすだけで精一杯。
体調と気力を維持するためにも
すき間の時間で画集を見る。
元気が出ます。
一体、漫画のカラー画集を見るだけで元気が出るって何のこと?と
思われる方もいるでしょう。
いったい どんな漫画?
漫画の内容については、ネットサーフィンしていたら
ほんと、しっかり伝わるように書いている方が多いし
作者の公式ホームページもあるし
私がとりたてて 書く必要もないくらいでして。
チラッとみたら なぜか元気が出るんですよ。
伯爵じゃなくて少佐のほうね。
さて 原画展最終日、9月24日は日曜日。
画集を見ただけで元気がでるなら
最後の最後に原画展をみたいと。
神戸の後は 中国地方で、来年は東京の予定らしい。
ほぼ 地元の神戸なんだから 最終日にも行きたーい。
しかし 前日は祐気取りで 日帰り金毘羅さん参り。
785段の石段の上り下り。
ひざが悪いのに 階段行をした私。
果たして その翌日に動けるのか。
いやいや この歳になると疲れは翌日でなく
翌々日にでると思う。
(美術館通路の壁面を飾る 大きなタペストリーになっても
緻密な原画はその色合いや雰囲気をきれいに残している。)
せっかくの、最終日。後悔しないようにと
娘に背中を押されて
いざ 三回目。 小磯記念美術館詣で。
日曜日だし、帰りの時間を気にしなくてよい。
行ってよかった最終日。
中世の歴史物やスパイの話ゆえ
男性もチラホラ。
男性のファンもいるんだな。
夫婦連れも。 夫婦で共有できるなんて羨ましい・・・なんて思っていたら
旦那の方は早々に終わって 通路の椅子で休憩なんて方も。
ゆっくり鑑賞していたら
14:00から 学芸員のお話が別室であるとの館内放送が。
50席ほどはすぐに満員。
漫画ミュージアムみたいなところでの原画展はあったけれど
美術館での漫画原画展は初めてとの事。
原画展招聘した青池保子ファン学芸員の熱意を感じました。
美術品泥棒の話の漫画を美術館でするなんて、
ちょっと不謹慎な・・・ってな感じ クスっと笑える。
1970年~1980年台にかけて
少女漫画全盛期だったそうで
ベルばらをみて フランスに行った人も
エロイカより愛をこめてをみて
第二外国語でドイツ語を習得する人や
ドイツへ旅行して
エーベルバッハ市を日本女性が訪れる現象があったらしい。
アニメの聖地巡礼は今に始まったことじゃなかったのね。
親がどんなことを考えて生きているのか
時々、ブログをみてチェックしている娘が、
「最近全然blog書いてないじゃん。
時間があったら コミック読んでるもんね。
そりゃ書けないわよね」
ばれたか・・・。
アルカサル王城もまだだし
オドもまだ。
中世の歴史物は その登場人物や背景、考え方を把握するだけでも
結構時間がかかる。
青春時代に引き戻されたのは良かったとして
脳内はやはり加齢が進んでいる。
今年の秋の夜長の友として
少しずつ読み進めてみようかな。
エロイカより愛をこめては、39巻目にしてまだ完結はしていない。
しかし 完結しなくてもこのままの登場人物が
活躍するかもしれないと思うだけで楽しみであり
完結、最終話がなくてもいいのかなと思う。
昔、ファンでして
今になってファンを再開しました。
青池保子さん、無理なさらないように
がんばってください。
さて 私も
あしたからも がんばろ!
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