「天然の主人」シリーズにするつもりが
こんな題になってしまった。
私の寝室の照明を
インバーターになっていないから
玄関のインバーターのと基盤を入れ替えると言い出す。
私は今のままの照明で満足しているからかまわないといっても
プーの主人はしたいらしい。
いわゆる 主人の親切の押し売りである。
あるのを交換するだけだから、実費はかからない。
主人の前の前の前の仕事は照明インテリアを仕事でしたから
そんなのは得意なのであります。
基盤が普通のとインバーターのとははっきり言って私は違いがわからない。
インバーターのほうが静かなんや。
我が家で私の部屋だけがインバーターでないという。
じゃぁ 静かでない照明が階下の主人の寝ているところまで聞こえるのね?と
冗談で言うと、よほど取り替えたいのか
真剣に「そうだ」という。
なんか あほらしくて 任せるしかない。
しかし 本題はこれからなのであります。
私が寝室をさわって欲しくないのは
いま 足が不自由で、充分片付けられていない部屋。
照明器具をさわるとなると やはり照明のうえに積もった埃が舞う。
そんなのお構いなしなのは 重々承知。
頼むからそこらへんのもの
しきっぱなしになっている布団とか
ちゃんと隅に寄せてからやってねと頼んだ。
私も私の用事があるしわざわざ2階まで足を引きずって監督のために
あがりたくないのであります。
寝る時間。
布団は半分に折って主人は照明の足場を確保していた。
それだけである。主人にしてみれば花○です。
ほんとは掃除機とかダスキンとかしたいけれど
その気力と体力はない。埃では死なない。そうあきらめて
曲がらない足を滑らすようにして座り込んで
取り込んでいた洗濯物をたたもうとした。
そこで発見。
照明器具を埃がしない様に拭いたであろう
誇りを拭いた雑巾がとりこんだ洗濯物のうえに。
雑巾の水気を私のインナーが吸い取って湿っておりました。
すぐに階下の主人に文句言う気力なし。
2階から叫ぶのもいやや。
気に入らないことがあると叫びながら私を呼びつける母には辟易しているから、
私はそうなりたくない。
夜中にトイレに起きた時に
電気をつけたまま、いびきをかいていた主人にその雑巾を投げつけたやった。
お腹にうまく乗っかった。
「うわっ!」と言って気がついたらしいがそのまま、なにもない。
そして朝。
両親の介護やご飯の世話、洗濯、私の治療通いは朝8時。
あわただしく過ぎていき
主人は、お腹に投げつけられた雑巾にたいして何も言わない。
気にならないのか、その雑巾がいったいどこのものか
それがわからないなら何故投げつけられたのかも聞かない。
私ももうめんどくさい。
どうせ話し合いにもならないのだから。
わざと洗濯物に雑巾を置くはずはない。
脚立からぽいと 洗濯物以外のところにほったつもりが洗濯物に乗ったか、
脚立においていたのが脚立をのけたときに落ちたのに
気がつかなかったのか。
どっちにしても
雑巾を階下へ持って降りていないことに気がついていない。気にならない。
脚立を片付けただけでもすごいことなのです。
そんなことを主人は議論しないのであります。
もう済んだことでありますから。
しかしその夜
なにかのきっかけで私は問いただした
きっかけは何だか ありすぎて思い出せない。
孫を轢きかけ。
洗濯物の上の雑巾のこと。
もうええ加減にしてくれるか。
私が大きい声で言ってること、これって正しいことよね。
私がいつも主人の言動に反論するっていつも娘に愚痴っているけれど
これって私の正論よね。
「ごめん」を3回くらい言ってもらったような。
書いててだんだん 思い出し怒りしてきたくなったので やめます。
そういや 姉が言ってたわ。
「あきらめて 死ぬまで付き合いなよ。」