探し物はお金です

毎日　何回も母のお金を探しています。

 

隠した。

監視している。

被害妄想、怒りっぽい。

 

忘れていることを忘れているから

私が探して当てても、探さなくても

暴言になる。

 

今日の分は、私が知っているところとはまったく別のところに

自分ひとりで隠したので

ほんとに家捜しになった。

 

主人が休みだったので手伝ってもらい

布団のカバーの中まで探しました。

 

棚の上にいつもは使わないポーチの中にありました。

私が第一発見者であるとまずいので

工夫しながら、母に「あったよ！」と見せたら

何でこんなところに・・私のせいにしそうなところを

主人がすかさず、

「おかあさんすごいね！僕も届かないような棚の上に乗せられたんだ。

すごい！」と母をほめる。

私がほめるとたぶん「馬鹿にしている」と怒り出すところですが

それは主人のちょっとおとぼけキャラにすくわれて

怒ることもなく　お金探し終了。

 

たすかった。

しかしこれが毎日。

 

たまたまであった、近所の経験者のお話を聞く機会がありました。

これもただの通過点。

みんなあること。経験したこと。

うつにならないようにと励まされた。

その人は、老人ホームに住まわせるようになってから

うつ状態になったそうだ。肩の荷を降ろしたのにと思ったが

「いつ　タクシーに乗って帰って来るか」それが怖かったと。

 

私も似たような感じ。

夜になるといつ、また二階から降りてきて

「保険証がない　お金がない」と言い出すか。

ビクビクしながら足音を気にしている。

 

いま　レッスン以外は何もする気が起きない。

 

はよ寝よ寝よ。