まっくろお鍋談

 

目がかすんで昨日のブログはお休み。

 

月曜日、　さばの味噌煮がブログ更新をしている間に炭になってしまった。

（うっかり　鍋を焦がしてしまったと言えばいいのにね）

焦げ臭いにおいは１階に充満。

換気扇を回すと外回りでばあさんのいる２階に到達する。

 

ばあさんが気がついた。

 

ごめん、いま放置しているけど　あとで鍋をきれいにするから・・・

 

数時間後　その鍋は炭になったさばの上部だけが取り除かれて

鍋ごと裏のゴミ置き場に持っていかれていた。

 

今までなら　大騒ぎで私は罵倒されるところだが

もうどうでもよくなったのか。

何も言われないのが余計、不気味。

 

我が家は古いアルミの鍋がたくさんあり

私が物心ついたときからあるようなものも。

昔の引き出物はホーロー鍋が多かった。

その鍋も使うことなく押入れに放置されている。

台所のものを　捨てる、入れ替えるなんてことはは私には出来なかった。

ばあさんの許可がいるのである。

さすがに　真っ黒になったら入れ替えてもいいのか。

そういえば、先日の香典返しのカタログ。

鍋にしたら？　なんて言ってたばあさん。

新しいものに入れ替えていいのね。

しかし入れ替え気力は今の私にはない。

手首や指が痛いので重い鍋は使いたくないお年頃になってしまったのである。

 

ばあさんの干渉が少なくなってきた頃には

私もどうでもよくなってしまった。