思い出すことがある、
メアリーが幼稚園の時、
私はPTA会長をしていた。
会長は主人だが、実働はすべて私がしていた。
幼稚園のクリスマス会に
サンタクロースが出動。
会長、副会長等本部役員のお父さんがサンタに。
園児が多い幼稚園でしたので、
プレゼントを手渡しするのに時間がかかるとかで計4人のサンタが。
ある日、
私は、「4人のサンタが来るんだって、いいね~」と
つい世間話で、レッスンの来ている子どもに、
何気なくしゃべった。
翌日、園長先生からお怒りの電話が。
「どうして 園児が知ってるの?
これで 本当に4人サンタがきたら、
会長(私)が言ったことが本当になるから、
会長(主人)をサンタからはずして3人でします。」
私はでまかせのうそつきにされ、(別にかまわない)
主人はサンタからはずされ(これも はずされた方が楽だから)
うそつきではずされたことは、なんとも思わないのですが、
子どもの夢を壊すことになると、
園長から、えらい剣幕で怒られたことを
思い出します。
クリスマスプレゼントで、
娘が、
「☆☆ちゃんは ○○なのに なんでうちは××なの?
サンタさん、なぜ差をつけるの??」
☆☆ちゃんのパパは社長。 うちはサラリーマン。
そんな事情を教えることもできないし。
なんかなさけなくて、
私はクリスマスなんて嫌いなのです。
そもそもキリストの生誕を祝う会ではありませんか。
私自身 小さい頃から、サンタは物語の話だと思っていましたから。
そんな思いがあるから、つい軽くしゃべってしまったのでしょう。
当時の園長は、
ここらでは規模の大きい娘の通っている園で、
定年退職を迎えることになっていました。
なにの汚点もなく終わることに、
力を注いでいらっしゃったことでしょう。
なんせ 大変でしたわ。
幼稚園の会長は。
いまはいい思い出ですけど。
夢をもっていた子もいずれは
実際のサンタが誰だったか分かる日がきます。
それなら サンタは
最初から ずっと お話の世界でいて欲しいです。
日頃アーメンって言っている機会があるなら
クリスマスも意義があります。
役員にも分からないように、サンタをよんで来るなんて、
徹底していますね。
それくらいして欲しかったですね。
先日東京で娘達と食事したとき、昔の話になりました。
またまた私の「人でなし」行為についての思い出話。
もちろん私は覚えていません。
小学生高学年の長女に、「今プレゼント倉庫に隠してくるから○○ちゃんに内緒だからね。」と言ったそうな。
次女はまだサンタさんを信じている歳だったのですが、
長女は分かっている感じだけど半分サンタさんを信じていたのに、現実を知ったと。
半信半疑だったのが、無防備に壊されたと責められました
「あらっ、そうだったのぉ
こんな親で失礼
半信半疑、でも信じたい。
そうだったのね。娘さんも。
それぞれの家庭でそれぞれのサンタ物語が
ありますねぇ。