ミラノから川村さんが犬を連れて遊びに来たので、ボルミオ近郊にウォーキングに行きました。
10キロほど南下したところにあるサンタ・カテリーナという村です。この辺の山々もステルヴィオ国立公園に指定されている。
サンタ・カテリーナからもう少し行くと、これまたロードレースの難所として知られるガヴィア峠です。
アッダ川の上流の周囲を2時間ほどウォーキング。ラブラドール・レトリバーは元々水難救助犬なので、川に入って大はしゃぎです。
このアッダ川はボルミオやティラーノを通ってコモ湖に流れ込んでいる川ですが、今年リフティングの世界大会をやったらしい。
サンタ・カテリーナはオリンピックアルペン競技史上始めて、長野までの3大会連続金メダルを獲得したデボラ・コンパニョーニの出身地で、彼女の名前を冠したホテルや、彼女の名前を冠したトンでもない難コースのスキーコースがあるそうです。
その後、ボルミオの反対側にある人工湖、カンカーノに行ったのですが、ここに上がっていく道がまたトンでもないつづら折りで、山ひとつ越えた先に、ダムでせき止められた2つの湖があります。高所にダムを造るのは、水力発電のためでしょう。
ダム事務所の前の宿屋で、鹿肉のポレンタとピッツォケッリを食べたが、ソンドリオのホテルで食べたピッツォケッリよりよほどうまかった。
このダム湖のひとつにはサン。ジャコモという村が沈んでおり、今日の午前中は旧村民が集まって祭りをやっていたそうですが、そういう気配は感じられませんでした。