日本でも活躍する若き俊英バティストーニ指揮の「仮面舞踏会」。初めて聞いたのですが、すばらしいです。大振りな指揮でオケをぐいぐい引っ張って、メリハリのある音楽を聴かせてくれます。
最後のリッカルドが死ぬところは思わず感動。加藤さんが押す理由がよくわかりました。「ビバ・マエストロ」の声がかかってましたね。
アメリアのホイ・へーも初めて聞いた。みんな指揮に釣られていい感じで盛り上がってました。
演出は新演出で、徹頭徹尾「仮面」を強調した演出。3つの回転舞台を使ってボストン総督リッカルドの部屋、レナートの家は転換なし。
合唱団多数。リッカルドに敵対する陰謀者が100人くらいいるんだもんなあ、あれじゃ逃げ切れないよなー。
2幕の「ここは恐ろしい場所」は、ぽっかりと満月がかかってすごくいい雰囲気になっていました。ホイ・へーが、リッカルドとレナートがアメリアを逃がす相談をしている後ろで、舞台でつまづいて転んでいた。
とにかくバティストーニのヴェルディを堪能させていただきました。
偶然というのは恐ろしいものでw、幕間に客席で加藤浩子さんと遭遇。
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