ダヴィンチコードより、こっちのほうがすごい！

「ユダの福音書を追え」がようやく回ってきた。
（図書館で借りるので時間がかかる）
作り物のダヴィンチコードよりも
本物のユダの福音書のほうが、キリスト教的には一大事ではないかい？

文化をお金にしか替えようとしなかったニンゲン。
そのために、この重要文書が迫害を受けてきた。
ピラミッドがあれだけ盗掘にあったか・・
それも文化の換金。
・・・なさけないよなぁ・・ニンゲンってば。

そんな波風をイッパイ受けてきたユダの福音書は
ジグソーパズル状態にまでバラバラにされてきた。
これを５年もかけて修復して、解読した研究者にはホント頭が下がる。
早く次を読みたくなる面白い本だ！
キリスト者はどう読むんだろう？

それにしても・・
一度失われると、二度と戻らないものがたくさんある。
絶滅してしまった動物しかり、開発の名において切り倒した森しかり。
川岸の護岸工事だって、海岸の消波用テトラポットも全てでないかな？
大抵は必要だから獲り尽くしたのでもなく、本当に必要性も感じられず
結局は儲けのため。
・・ホンッと、情けないやな～～

今の日本も、拝金主義が横行していてて
ニンゲンとしてのありかたがおかしくなってきている
・・ように思える。

お金は必要以上に持つと、根性を腐らせる魔物。
ココロを大事にせずに、お金サマサマになると
ありえないことが起こるのだろうか。