MUSICAな毎日

まったりとした日々を送るMUSICAな毎日をいろいろと。

21世紀メディアの旅

2008-04-26 23:17:30 | Weblog
土日の度、ことごとく振り回されまくった
サッカーという恐怖政治(言い過ぎ)←保護者縛り(怖)
から解放されて、もう随分自由を味わえるようになって来た
(だから言い過ぎ)
あ、きっとこんな事言う人が多いから
地域の子ども会行事やらの参加者が減るんやろうなぁ(苦笑)
子どもの自由を奪うつもりはないけど
オトナへの束縛はやめろとはいいたい。
なんでわしらまでサッカーさせるねんな##
もおエエて(笑)

そんな悪夢が終わったので、おべんきょ♪おべんきょ♪
あたしゃ運動よりシンポジウムがエエわ♪

久々のシンポジウムは
メディアリテラシーについての議論。
探検家の関野吉晴氏の基調講演のあと

ディスカッションは
映画監督の森達也氏
ジャーナリストの下村健一氏
DJのKIYOMI氏

関野氏はグレートジャーニーを通しての話だったのだけど
南米の原住民の滅亡の理由の95%が
麻疹やら天然痘などの病気が原因だったという話は
さすがに目からウロコだった。
「自分の見ているもの、聞いているものを
 本当なのか?と思ってみること」
と仰っていたのだけど、まさにそれ。
教科書にのってても、本当のことだとは限らないもんなぁ。

森達也氏は「視点をずらす」必要性を話してくれた。
ご自身のケータイでの写真の
「この男性は誰かわかりますか?」から始まった。
みんな一発ではわからんらしい。
笑顔で映ってるこの中年のおっさんは誰?
「あのフューザーの・・」で、会場から「あぁ~~はいはい~~」みたいになった。
映像では恐い顔をしているところしか見ないから、気がつきにくい。
人間、色んな顔がある。色んな面があってあたり前だ。
騙されないことは絶対ムリだから、ちょっと視点をずらして見るようにしてみるといい。
そんな話だった。もっと聞きたいくらい面白かった。

下村健一氏は朝、聖火リレーの出発点から生中継のあと
この会場に駆けつけたと、ホットな話題から始まった。
「見えていないところを見る」
ことが大切だとの話で、長野市内の前日の模様などをも交えつつ
舞台のスポットを利用しつつ、話をすすめていた。
「スポットライトのあたっていない部分を見ようとすること
 ライトの回りの暗がりを認識しておく」事の必要さ
ニュースは留保付きでみるように、との話だった。

きよみ氏はケンミン意識のTVを引用して
「メディアが作るステレオタイプ」の話。
自分だったらどうか、一歩踏み込んでみることの大切さ。
作る人のイメージで作品は出来上がる、それはニュースだって同じ。
全部を鵜呑みにしないこと。
「調べると言う字は言葉の周りということ、調べてみましょう」

音楽もやけど
議論もやっぱりナマがいい。
誰かのフィルターを通したものではなく、自分の感性で感じることの大切さ
その自分の考えさえも一旦疑ってみることの必要性
面白かったぁ。
勉強になったぁ♪

で、そんな目で聖火リレーを見てみたら?