午前中1箇所、挨拶にいって戻ってくると、「電話があったよ。」 と娘から伝言、知り合いのご夫婦が、立ち寄りたいとのこと。
:じゃ、ちょうど今、買い物してきたし、一緒に昼御飯を食べていってよ。
ということで、2時間ほど、小さくなった祭壇の前で、おしゃべりをしながらミニ食事会。
骨になった我が子は、「うるさいな」と思ったか、「僕がおとなしくしてるのをいいことに、ママはおしゃべりを楽しんでるな」と思ったか、ジッと写真が眺めていました。
誰もいないときは、つい、CDをかけっぱなし。
普段の日曜日であれば、10時まえから、どこかに出かけるのを楽しみにしてうるさいのに、今日からは、全部ワタシの時間。
: 天ぷらそばがいい。 お寿司がいい。 お泊まり行きたい。
ポテトチップ半分あげるから、ママ買って。 新しい靴買って。
温泉いこう。 プラネタリウムがいい。 動物園でキリンが産まれたんだって。
ねぇ、南極って遠いの? 今度連れてって。
:どうして、そううるさいの! 少し黙ってて。
:だって、ママしか、しゃべる人がいないんだもの。
:わかったよ。そこで、かってに しゃべってなさい。11時になったら、どこか連れていってあげるから。
かくて、毎週、よほどの事がない限り数時間の外出をして満足して帰ってくるというパターンを繰り返していた日曜日。 これから日曜日、どうやって過ごしましょうかね。
空の巣症候群というのがあります。 ワタシには縁のないものと思っていました。
でも、私がいなくては、此の子は生活ができないと覚悟して、それが長年、習い性となり、しらずしらずのうちに、ワタシ自身の生活を支えていたんですね。
長年看病した連れ合いがなくなると、相方がボケて後を追うようになくなるケースがあるといいますが、わかるような気がします。
頼ってくれる者のいる幸せ、
ささやかなことを、喜んでくれる者がいる幸せ、
そしてなにより、
向かい合わせに座って、おいしそうに御飯を食べてくれる者のいる幸せ。
失って、初めて実感できます。
「そんなに張り詰めなくても、ウンと悲しんで、ウンと泣いて、もっと感情を表していいんですよ」といってくれる人達。 ありがとうございます。
「これから、寂しさが、実感されるのよね」といってくれる人達。 そうかもしれません。
「時間が解決してくれるのを待つしかない」、きっと そうなのでしょうね。
とりあえず、生きてみます。
亡くなった同居人に代わるものは永久にないとおもいますし、今の感覚が、記憶から消えることはないと思いますが、関わってくれる人達が、まだまだいますから。
そして、新しい環境の中で、新しい関係をもってくれる人を捜す可能性も開けてますものね。
BGM:A MUSIC BOX FOR KOMORIUTA
:じゃ、ちょうど今、買い物してきたし、一緒に昼御飯を食べていってよ。
ということで、2時間ほど、小さくなった祭壇の前で、おしゃべりをしながらミニ食事会。
骨になった我が子は、「うるさいな」と思ったか、「僕がおとなしくしてるのをいいことに、ママはおしゃべりを楽しんでるな」と思ったか、ジッと写真が眺めていました。
誰もいないときは、つい、CDをかけっぱなし。
普段の日曜日であれば、10時まえから、どこかに出かけるのを楽しみにしてうるさいのに、今日からは、全部ワタシの時間。
: 天ぷらそばがいい。 お寿司がいい。 お泊まり行きたい。
ポテトチップ半分あげるから、ママ買って。 新しい靴買って。
温泉いこう。 プラネタリウムがいい。 動物園でキリンが産まれたんだって。
ねぇ、南極って遠いの? 今度連れてって。
:どうして、そううるさいの! 少し黙ってて。
:だって、ママしか、しゃべる人がいないんだもの。
:わかったよ。そこで、かってに しゃべってなさい。11時になったら、どこか連れていってあげるから。
かくて、毎週、よほどの事がない限り数時間の外出をして満足して帰ってくるというパターンを繰り返していた日曜日。 これから日曜日、どうやって過ごしましょうかね。
空の巣症候群というのがあります。 ワタシには縁のないものと思っていました。
でも、私がいなくては、此の子は生活ができないと覚悟して、それが長年、習い性となり、しらずしらずのうちに、ワタシ自身の生活を支えていたんですね。
長年看病した連れ合いがなくなると、相方がボケて後を追うようになくなるケースがあるといいますが、わかるような気がします。
頼ってくれる者のいる幸せ、
ささやかなことを、喜んでくれる者がいる幸せ、
そしてなにより、
向かい合わせに座って、おいしそうに御飯を食べてくれる者のいる幸せ。
失って、初めて実感できます。
「そんなに張り詰めなくても、ウンと悲しんで、ウンと泣いて、もっと感情を表していいんですよ」といってくれる人達。 ありがとうございます。
「これから、寂しさが、実感されるのよね」といってくれる人達。 そうかもしれません。
「時間が解決してくれるのを待つしかない」、きっと そうなのでしょうね。
とりあえず、生きてみます。
亡くなった同居人に代わるものは永久にないとおもいますし、今の感覚が、記憶から消えることはないと思いますが、関わってくれる人達が、まだまだいますから。
そして、新しい環境の中で、新しい関係をもってくれる人を捜す可能性も開けてますものね。
BGM:A MUSIC BOX FOR KOMORIUTA
>新しい環境の中で、新しい関係を
per sempreさんが、受け入れればいくらでもいると思います。でも、きっと選り好みをすると思いますけれど(笑)。
ぼくもお仲間に入れてくださいね。
くまさんでした。ではでは(^.^)/~~~
気になったカタカナ語のcanterinaさん からコメントをいただき
その後 「☆今日の幸せ☆」のpersempreさんと同じかたとわかったのは
1ヶ月ほど前のことでした。
むすこさんとの静かな生活には
お互いを思いやる気持ちが垣間見られました。
:花粉症、なおったの?と言うお母さんを気遣う息子さんの言葉は
たった1週間前の4月22日。
本当は心の奥底では心配なことも多いだろうに
だからこそ「☆今日の幸せ☆」なのだろうと感じていました。
息子なんがお亡くなりになられ、ここのブログ そして
「ごく身近な風景&映画メモ」の「チョコレートケーキ」を拝見したときは
涙がでて 困りました。
どういう言葉で表現したら良いのか言葉がみつからず
でも いつまでも黙っていることも出来ず
今 一人の部屋で書いています。
外国生活に戻られるでしょうが娘さんもいらっしゃるとはいえ、
これまでは息子さん中心の生活だったとおもわれます。
その寂しさを埋め合わせするのは時間だけなのかもしれません。
もっと早く言葉にしなくてはと思いながら
どんな言葉も当てはまらず でも私自身がこれから先に進むために書かせていただきました。
お気に触るかも知れませんがお許しください。
これまでのやりとりで、かなり性格を把握されてるようですが、それでもよろしいのですか?
選り好み、好き嫌い、これから、いくらか治せるような気もしますが、どうなりますか。
見捨てないでよろしくお願いします。(笑)
とんでもない。 ありがとうございます。 このような状況を経験して、初めて口にできる言葉もあることを知りました。
経験を披露することに躊躇いを感じることがあり、今までそれなりに控えてきたつもりですが、ネットの向こうで読んでくださる方が入ることが、慰めになることって、あるんですよね。
これからもよろしくね。 生きてればいいことがある、明日が見えないから頑張れる。