☆ 今 日 の 幸 せ ☆

♪~生きていることに感謝、あなたに出会えたことに感謝、そして・・・明日が見えないことに感謝~♪

昭和ながれ唄/滝田ゆう 前半

2006-09-29 | ・・・シリーズ、
出先で、時間があったので、気楽に読みとばしたのですが、挿絵がなんとも味がある。

「赤線のおねえさんのやさしさ」といえば、外国映画をいくつか思い出す。

やさしくもあり、せつなくもあり、という雰囲気。

作者の分身かな?  キヨシくんが子供の頃「玉ノ井」という赤線地帯に家があって、そこでどんな生活をしていたか、ノスタルジックに、随筆風に、もしくは、おしゃべり風に、文章をつづっている。

東京で、高度成長しようとする時代に子供時代を過ごした人には、なつかしいでしょうね。

キヨシくんは、ベーゴマとメンコに夢中だったそうだ。

沈黙の春、読了

2006-09-27 | ・・・シリーズ、
メモ的に気になった単語を抜粋:
殺虫剤→染色体異常→癌の可能性
小児がんの増加

ベンゼン→白血病
化学物質同士の予期せぬ反応
鳥や魚の大量死

現代の化学物質の大部分は我々に不可欠なものとはいえない。

自然の防御力を弱める化学物質
昆虫を殺そうとまいた殺虫剤には、一時的な効果はあっても、すぐに耐性ができ、目的以外の鳥や魚に致命的な影響を与えることが多い。これが、連鎖的に人間にも影響するのは必然。

アメリカでの、たくさんの殺虫剤の散布による、被害の実例をあげながら、理論的な説明をしようとする箇所がいくつもでてくる。 できるだけ少ない使用量にとどめるのはもちろん、こわいのは、一つの薬にたいする、許容量が、複合的に重なったときにどうなるかである。

アレルギー反応の強い人や、化学物質過敏症の人だけの問題ではない。いまや、遺伝子レベルで、細胞を操作しようとしている時代。 生殖能力や、自然界のバランスは、簡単に人間がなんとかできる種類のものではないほど、複雑な要素が絡み合ってる。30年前にこの本が書かれたというが、今の時代にも、充分あてはまりそうな内容でした。





沈黙の春、パート2

2006-09-25 | ・・・シリーズ、
アメリカでの、殺虫剤の空中散布の実例をあげて、それが生態系にどのような影響を与えたか、警告している。

植物の輸入とともに、外来種の虫の卵が、入ってきた場合、天敵がいないので、爆発的にふえることがある。

そのときにとる方法は、二つ。

1、その虫の天敵を探して、それを導入する。
2、殺虫剤で、殺そうとする。

アメリカでも、1の方法をとったところと2の方法を取ったところにわかれたらしい。
将来の結果を考慮して、いったいどちらが、経済的で、効率的なのか、
即効性を求めるのか。 利益をあげる側のいい分をどのように判断するか、

虫歯がいたいからと、とりあえず、正露丸をつめて、あとを、ほったらかしにしておくと、どうなるか、
そんなこととは、比較にできないかもしれないけど、失った歯は、永久に戻ってはこない。

ヘリコプターから、スプレーしている場面。 映像で見た記憶があるけど、空気や水は、ここからここまでと隔離できる代物ではない。


センスオブワンダー&沈黙の春

2006-09-25 | ・・・シリーズ、
両方とも、レイチェルカーソンの本。

センスオブワンダーは彼女の遺作になったようだ。

甥のロジャーと一緒に、自然の中を散歩する彼女の姿が浮かんでくるようである。

最後の方に大きくなったロジャーの今の様子が少しだけ、語られているが、コンピューター関係のビジネスマンになったようで、2児の父親だそうです。

幼い時、レイチェルと一緒に、自然の不思議を探検してまわった。そのことが今の彼に反映されているか、ということに興味があったのだが、その部分は、特に文章には、見当たらない。

さて、まだ、最初の3分の1くらいだが、本の題名はよく知られているのに、意外と実際には、読んだ人が身近にいない「沈黙の春」

私も「化学物質の逆襲」を最初によんだので、それほど抵抗なく読み進めているが、字が小さくて、更に、身近にあるはずだけれども、化学式や名称については、あまり一般的に、気をつけることのなかった物質がたくさんでてくる。ひさしぶりに、少し集中力を要求される。 ただ、どれも身近な問題なので、読むほどに怖くなってくる。

添加物、農薬、殺虫剤、市販されている家庭菜園用の豆がどのような形で殺菌されて袋にいれられているか(今年大豊作の収穫だった、インゲンも処理されてたなーーー)、芽がでても、虫にも食べられないということが何を意味するのか、空中散布された農薬が地面にしみ込んで、地下水に入り、それがとんでもないところに運ばれていく。 

この本がDDTの使用廃止のきっかけになったようだが、、、そういえば「複合汚染」という本がありましたね。
クスリの服用と、添加物の相互作用。 まだまだ、わからないことだらけ。

資本主義だから、成長を続けるためには、しかたない、などと、いってられない。いずれ、ローマクラブがいってるように「成長の限界」はあるわけだし、行き着く先はモラヴィアの「倦怠」。

技術の進歩と、幸福は、正比例しない。  と、思う。

蛇足ながら、詩吟の練習をしながら、なるほど、と、得心する昔の人の思いが、多々あります。

マウスが突然、壊れた。

2006-09-23 | 今日の幸せ
まだ、買ってから、半年なのに、新しいマックについている、光学マウスが動かなくなった。

古いマックの出番は、ほとんどなかったのだけど、しばらく活躍してもらうことにする。

それにしても、容量不足です、というダイアログが、いぜんにも増して、何回もでるような気がする。  それだけ、ネットの中のひとつひとつのページが重くなりつつあるのでしょう。

とにかく、古いマックも、置いてあってよかった。

最終的には、シンプルなものが、耐久性があるのだろう。


化学物質過敏症/化学物質の逆襲、パート2

2006-09-22 | ・・・シリーズ、
本の文章を順番に並べているわけではないので、読んでくださってる方々のために、一言、添えておきます。

汚染された空気に慣れてしまって、空気の綺麗なところにでると、かえって頭痛を起こす人もいる。
(薬なども、慢性で飲んでいる薬を突然やめると、反動がでますよね。銀行で、女性自身を読んでいたら、雅子妃がオランダから帰ってきて、生活のギャップに反動がでるのでは、などという記事がでていた。 相変わらず、皇室ネタは、週刊誌を賑わせています)

配偶者の匂いが駄目になる。
(これは悲劇ですね。本来、相方を選択するのに、匂いはかなりのウエイトを占めると思いますが、過敏症で、こんなことになったら、どうするんでしょうね)

頭痛に、喉の痛みが加わったら、過敏症を疑ってみる。

パラジクロロベンゼンをつかったトイレの芳香剤は、ガス室にいるようなもの。
(この本は1999年出版なので、今は使われてないのかしら? とりあえず、トイレには、自然のハーブをできるだけ使うようにしよう。Wikipediaで見ると、相変わらずいろんなところに使われているようです。Paraなんとか、という製品をみたら、チェックが必要。 でも、衣類を虫に、食われたくないし。)

有機塩素系は、汗をかくことで、解毒が可能なので、温泉にはいったり運動したりして、汗をかくことは、有益。

化学肥料でそだてたほうれん草には、鉄分が少ない。

白砂糖は、アレルギーをひどくするので、敏感な人は、黒砂糖や粗糖がいい。

ゴルフ場のように、綺麗な緑を保ってる場所は、かなりの除草剤はじめ農薬が使われている。

蛇足:電磁波防御グッズをさがしに、大型電気店にいって、聞いてみたら、若い店員さんが、キョトンとしていました。 
「そんなのがあるなんて、初めて聞きました。」という風情。 私も最近、まとめて本を読んで、ネット検索して、いろいろでてるのを知ったくらいだから、しかたないのかもしれないけど、電磁波出まくりの、電気店の店員さんは、大丈夫かしら?

ちなみに、コンピューター業務に携わっていた知り合いにきいたら、知ってました。

とりあえず、自力防御に少しでも、つとめることにしよう。
1、電子レンジをどうしても、使いたい時は、スイッチをいれたと同時にできるだけ距離をとる。
2、携帯電話は、身につけておかない。
3、気休めでも、考えられる対策をとる。←我田引水。 (^_^;

アルミとアルツハイマー/化学物質の逆襲より、

2006-09-21 | ・・・シリーズ、
なぜ、アルミの摂取が、アルツハイマーの要因になるのか?

αアミロイドという物質が、記憶力をささえる、海馬と大脳皮質に複合体になると、悪さをする。
その複合体にして、毒性を強める働きをするのが、アルミニウム。

<危険因子は避ける>のがベスト。

まず、アルミホイルに包んで食品を調理する場合、アルミが溶け出さないように、酸性のものは避ける。
同じような理由で、アルミ鍋で、酸性のものを調理するのも避ける。
調理したものを、鍋にいれっぱなしにしない。

アルミの容器は止めて、ガラスか、陶器のものを使う。

アルミの怖いのは、微量の体内取り込みでも、決して分解することはないことである。 従って長年の蓄積の結果が、あらわれてからでは遅い。アルツハイマーとの因果関係は、危険因子として、2、3倍という結果がでている。
タバコと肺癌の関係は、4、5倍。  これをどう考えるか、



それほど、神経質になってるわけではないけれども、「ちょっとした手間」で、これまでの研究結果や実験結果で、あきらかに、害があるとか、疑わしいと思われている物質を避ける努力をするのに、「しくはなし」

と、このところ、積み上げて並行して読んでいる本からの情報を得るたびにそう思う。 そこから、ネット検索すると、また、いろいろなことが見えてくる。 ネットの中の情報は、無限にあるように思われるのだが、アトランダムにネットサーフィンするより、まず、1冊の本をジックリ読んでそこから興味を広げていくほうが、得るものが多いような気がする。

そのためのメモとして使っている、最近の「今日の幸せ」。

silent readers の方々が、何を思って訪問してくださるのか、わからないけど、silent communication が、見えないところで、成立しているというのも、面白いものである。笑

社会の最小の単位って、何だろう。

2006-09-21 | 今日の幸せ
:安倍さん、愛国心をそだて、新しくて、美しい日本を作ることに、力を注ぐというようなことをいってるみたいだけど、もっと具体的なことはいえないのかしらね。

:子供の教育現場から、愛国心を育てるように、思い切った教育改革を行い、そのための予算をつける?
インド洋において反テロ作戦を展開しているアメリカをサポートできるように法律を拡大する?

:借金漬けの国家予算。 福祉予算の貧困。  そっちのほうが大事だと思うけど。

:ところで、社会の最小単位というのは、やっぱり家庭かしらね?

:いや、個人でしょう。個人が、独立して生活できるようにすることが大事なので、ツケを家庭に負わせるようなことは、よくないよ。


みせキャミ?

2006-09-21 | 今日の幸せ
:可愛いね、これ、どこで、買ったの?  こういうのを、「みせキャミ」っていうんだってよ。

:何、それ、

:「みせる、キャミソール」、略して「みせキャミ」。 胸の当たりにいっぱい可愛い飾りがついてるやつね。

:じゃ、「みせブラ」もありかしらね。 最近は、目のやり場に困るような格好してる女の子いるじゃない。
彼氏らしい男性も、平気で、下着売り場を一緒にうろついてるし、「秘すれば、花」という言葉は死語だね。

:それは、ブラを見せてるんじゃないでしょう。

:そのうち、「みせパン」なんていうのも、でてくるんじゃない?

:そういうのは、「勝負下着」というらしいよ。

みせキャミにも、勝負下着にも、トンと縁がなくなりました。(^o^)

漢詩をあるく/レジュメ

2006-09-17 | ・・・シリーズ、
陶淵明
41歳で、役人をやめて盧山の麓の村に帰る。
この時代、漢では、宦官集団がのさばっていた。
酒好きで、酔っぱらってもたれたという酔石が残ってる。
三好達治が憧れた詩人

杜甫
放蕩と漂白の詩人。字は子美
ネクラ

李白
酒飲み、ロマンをおいかけた。阿倍仲麻呂を悼む詩をつくった。
ネアカ

白楽天(白居易)
李白没後10年、杜甫没後2年のときに産まれる。

杜牧
晩唐の詩人、「山行」
蛇足ながら只今練習中。詩吟はいいですよ。漢詩は覚えられるし、腹筋を使うので、健康にもよさそうだし。 ただ、何を見ても、節をつけて、詠いたくなるのが、こまりものですけどね。(^_^;

漢詩に関しては、かなりの数ネットでヒットする。

追加:
辺塞詩、漢の時代、辺境に兵士として故郷を離れていった者たちの心情を詠ったもの。実際には行ってないが、王之渙(おうしかん)、王翰(おうかん)等が有名。「涼州詞」