☆ 今 日 の 幸 せ ☆

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歴史と過去は違う。

2007-08-31 | ・・・シリーズ、
女性史なるものの、研究が進んできたのは、ごく近年のことらしい。

いったい、どうして、世界中で、男性と女性との間に地位の差ができてきているのか、いつも不思議に思っていた。

そんなところに、この本に出会った。

西洋の世界を中心とした女性史なので、キリスト教が、浸透してるとはいいがたい日本においては、多分、別の理由を見つけなくてはならないのだろう。 もしかしたら、敗戦によるアメリカの文化の強制輸入のせい?

「男性支配の起源と歴史」/ゲルダ・ラーナー著

家父長制が、歴史のプロセスの中で産まれた物であれば、歴史を変えることで、家父長制を終わらせることも可能である。

ハムラビ法や、アッシリア法で、すでに、女性は、父親や、夫の財産的扱いをされていて、女性の性は、その支配のために利用され、法律で、細かく規定されていた。

女性が強姦を受けた場合、被害者は、本人ではなく、父親もしくは、夫と考えられていた。 なぜなら、所有財産だからだ。

息子を産んだ女性、娘のみ、もしくは、子供を産めなかった女性。  結婚後も、その処遇は、大変なちがい。

女性の地位は、頼るところの男性次第。つまり性的関係がどのようであるかで、社会的地位が決まるが、
男性の社会的地位は、経済関係により、決定する。

ヘブライの一神教(god=man)の登場により、女神の地位は、徹底的に下落し、打撃を受けた。

ハムラビ法典の中の花嫁料

ユダヤ人のレブィレート婚

本妻と妾の地位関係

女奴隷になることを避けるために、売春婦になることを選ぶ女性。

売春制度は、「身持ちのいい女」とか「身持ちの悪い女」とかで、女性の地位を差別化し、さらに支配しやすくするために、産まれたものか、、、(性的に寛大な社会では、必要がない?)

アリストテレス哲学では、女は男とは違い、不完全なもので、男性に従属するのが、自然であると説く。 これにより西洋イデオロギーが確立した。

それでも、やっぱり、ハムラビ法が出来た経緯がわからないので、問題は、解決しない。


心とお部屋のおかたづけ

2007-08-11 | 記憶に残したい言葉
「暮らしのシンプル整理術」より

心とお部屋のおかたづけ

ガラクタがたまってしまう。

特に、紙類。

たとえば、かつて日本語を教えたときにつかった資料。
いろんな講演会の度に貰う資料。
習い事の機関誌。

いつか見ようと、いつか役に立つのではと、そして保存してるだけで、忘れることの安全弁になるような気がして、つい捨てないでいる。

そんなプリントされた紙類が、溢れてくる。

誕生日がまたやってくる。 だからどうってことはないのだが、何かの区切りにしようと、突然、まず、紙類から、かたづけていくことにした。

3時間半かかって、片付いたのは、勉強部屋の、紙袋にはいった、何年もそのままだった資料類のみ。

それでも、捨てると決心するのって、
過去の経験にしがみつかないという,「心のおかたづけ」なんだと、実感できた「今日の幸せ」

いつも、シンプルに、今を生きる為に、いろんなところからやってくるガラクラを、常に、捨てる。

ガラクタな情報、
ガラクタなおつきあい、
ガラクタな衣類、
ガラクタな台所用品、

ガラクタでないものって、、、
心がガラクタだと、きっと、捨てても捨てても、磁石のように、また、ガラクタが、寄ってくるんだろうな。