今となっては遠くなった気がしますが、9月のスマコンについて。
一緒に参加するお友達3人が、
飛行機の不具合でコンサートが始まってから、ほんの少し遅れて到着。
私は以前お友達からいただいていた、剛君Tシャツを持参。
お友達が到着したら着用しようと思っていましたが、
コンサートが始まったらそんな暇はありませんでした。
コンサートは楽しく、剛君を、SMAPをたっぷり堪能した。
剛君のソロはドキドキ、ワクワク。
息を止めて観てた。
良かったです。
貴公子、吾郎さんのソロもとてもカッコよかった。
この日、コンサートが終わって明りがついた時、
お友達のお一人からイカの缶バッチがついた、黄色のリストバンドを頂いた。
その缶バッチの見事なこと!
私は嬉しくて、家に帰って腕にはめてしみじみと眺めた。
2日目。
私は娘と一緒に参加予定でしたが、娘が急病で参加できなくなった。
直前まで無理してでも参加しようと思っていたらしく、
私にそのことを告げていなかったから慌てます。
夫は連休のため、東京勤務の息子の所に遊びに行っていない。
今日のコンサートは無理だなと思う。
「寝ていたら大丈夫だから行ってちょうだい」と強く言う娘。
困って、コンサート終わりの打ち上げをキャンセルさせていただく。
それを知った娘が、「どうしてキャンセルするの」と怒った。
「私は大丈夫だから、絶対に打ち上げに参加して」と哀願するように言う。
打ち上げはそのままキャンセルして、
私は急いでコンサートに行く準備をする。
が、どうも心がイマイチ乗ってこない。
バッグに入れて準備していた、剛君応援グッズのTシャツと手作りウチワ。
これもお友達から頂いた剛君タオルマフラーをバッグの中から取り出す。
それは浮かれる気分ではない私の気持ちだった。
娘は以前にも初日は参加したものの、2日目に参加できないことがあった。
今回はアリーナ席だったので、空席にするのが惜しい気がした。
地下鉄を降りて歩いてちょっと広いところに出ると、
「チケット余っていませんか?」と声をかけられた。
「1枚余っています」と言うと、「席はどこですか」と訊く。
アリーナと答えると、考えるように私の顔を見て、
「と言うことは、2枚持っているという事ですね」と言う。
「ええ、ですが、1枚は私が使いますから」
「それは分かっています。1枚持っていて、2枚欲しいんです。交換してくれませんか」
それはお互いにとってラッキーな状態だった。
その方は私に「2枚のチケットを見せてくれませんか」と言い、
私のチケット2枚を見てちょっと考えた後、後ろ向きになった。
そして振り返り、自分のチケットを私の手に握らせた。
「1万円あげる」
そう言ってサーッと立ち去った。
チケットの下に差額分のお金、5千円札1枚と千円札5枚があった。
チケット代は9千円。
私は「あーっ」と後を追いかけようとしたが、その方はもう遠くに行っていた。