雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

久々の投稿です

2012-09-19 00:20:24 | 日々歌ふ

すっかりご無沙汰してしまいました。
1か月以上、前回の投稿から経ってしまいました。
もしかしたら、あの世に行ったか、そこまでではなくても重病にでもなったかと、ご心配くださった方もいらっしゃるかもしれません。
申し訳ありません。
元気です。
ただ、脱原発に関するFacebookを使った情報収集、発信と、毎週金曜日の抗議行動などへの参加で、僕にしては大変忙しくなり、ついついブログの更新まで手が回らなくなってしまったのです。
このままブログを止めるつもりはありませんので、今後どうするかは改めて考えたいと思います。
みなさんの中でFacebookをやっていらっしゃる方は、
http://www.facebook.com/seijiro.mera
のほうを覗いていただき、よろしければ「友達」に加えてください。
とりあえず今日は、この間にFacebookに載せた拙歌を、日付順に投稿しておきます。

―<福島県二本松在住・関久雄さんの「灰の行進」の最終段階に加はつて>
下手人に核汚染土を返さむと男歩みぬまなざし深く
120716 「さようなら原発17万人集会」の日に

―<二年ぶりに五箇山菅沼集落を再訪して>
田の青に浮かび語りぬ合掌の家並静かに秘境の岐路を
120801 五箇山菅沼集落にて

ひともとの向日葵咲きぬ白川の郷望まむと丘に登れば
120801 白川郷城山展望台の近くにて

乗鞍の高嶺に遊ぶバスで着く後ろめたさをけろり忘れて
120801 乗鞍・魔王岳にて

束の間の夏を惜しみつ嶺高く咲く花愛でむ虫にあやかり
120801 乗鞍・魔王岳にて

高山に風情ゆかしき街並みの辛くも残る俗に抗ひ
120801 飛騨高山市にて

.目に入りぬ洋風なれど高山の街に似合ひし飛騨牛の店
120802 高山市の「天狗総本店」(昭和11年建築の国指定文化財)

半蔵や壽平次の名も浮かび来ぬ妻籠・馬籠を初めて訪へば
120802 木曽馬籠宿にて

朝もやの奈良井の宿を想ひつつ車で過ぎぬ先を急げば
120802 木曽路奈良井宿にて

霧峰のシシウド咲きし野をゆけば浮かぶ八つ峰、アルプス、富士の
120803 霧ヶ峰にて

湿原に陽の降りそそぎシシウドの白く光りぬ今を盛りて
120803 霧ヶ峰八島ヶ原湿原にて

例年に比して少なき花なれどされどさあれど美ヶ原は
120803 北アルプスを望む、美ヶ原にて

やうやうにヤナギラン咲く人気なき湿原行けば池の平の
120803 池の平湿原にて

身をかがめ虫の目のごと野を見れば人世のおごり穢れ身に沁む
120809 見沼田圃にて

福島の民は非ずや国民に悲痛の叫び官衙切り裂く
120810 郡山出身の森園かずえさん、環境省前にて

吾好む木花のありて秘めやかに今年も咲きぬ妻育めば
デュランタの花咲きゆれぬ屋上に紫深く気品にあふれ
120814 我が家のつましき屋上花壇にて

夏空に高く浮かびぬ秋雲の群れし羊に鰯戯れ
120816 自宅屋上にて

沈む陽の放つ光の何惜しみけふも染めゐむ空を妖しく
120816 自宅屋上にて

盆明けのいと蒸し暑き夜なれど市民の怒り官衙包みぬ
120817 環境省前にて

天才と雲をば呼びし啄木の何を語らむ今生きをらば
120819 自宅屋上にて

日中に揉め事あれど横浜に朋と集ひぬ中華の街で
120820 横浜中華街にて

いづくより飛びこみ来る翠濃きアオハナムグリよ夏真夜深く
120821 アオハナムグリ(青花潜り)、自宅居間にて

三日月の黄をば深みつたちまちに高き空より沈みゆきけり
120822 自宅屋上にて

われ悪むナショナリストをさにあれどこよなく愛す不二の高嶺を
120825 山中湖芙蓉台にて

八方の池面の彼方霧の間に大雪渓見ゆ竜昇るごと
120826 八方尾根頂上の八方池にて

蒼空に雲の湧き立つ夏山に登り求めぬちひさき花を
120826 八方尾根にて

身を屈めこころを寄せて花を愛で虫をば愛でむカメラ手にしつ
120826 八方尾根にて

白馬より安曇野めざす旅かなし青木・木崎の湖(うみ)の光れば
120827 青木湖にて

木崎湖の湖畔に白く一面の畑光りゐぬ蕎麦の花咲き
120827 木崎湖湖畔にて

高原の蝶ら蜜吸ふ束の間の忘我の境地われも共にす
120827 八ヶ岳山麓「丸山の森」にて

八月の晦日の夜に月満てど民ら抗ふ霞ヶ関で
120831 原子力規制委員会準備室前にて

湧きあがる入道雲を背に立ちて天樹も耐えむ去らぬ酷暑に
120903 スカイツリー、自宅屋上から

道の辺を荒ぶり覆ふ葛に咲く花の気品よ赤紫の
120906 見沼田圃にて

雀瓜、狐の孫よ、蕎麦花よ、盗人萩よ、高三郎よ
120906 見沼田圃にて

忽然と虫の音響く夜来る酷暑去らねど暦変はれば
120906 自宅にて

永田町、霞ヶ関の夜は蒸せど抗ふ民の声谺す
120907 原子力規制委員会準備室前にて

―<NPO福島100年構想委員会 第1回シンポジウム「今“フクシマ”が知るべきこと

!~福島の環境リスクと健康を考える~」( 9/9、福島大学)に参加して
男あり安全騙る福島のチェルノブイリの教訓口に
聖人の声音使ひつ安全を騙るを聴きぬ福島の地で
福島で蠢く者の闇深し安全騙り神話ふりまき
120909 福島大学にて

阿武隈の川のほとりに人影の絶え果てにけり核に犯され
120910 福島市阿武隈川にて

群がりて鯉の死骸をザリガニの貪る様に人世思ひぬ
120913 見沼田圃にて

野に畑に秋の忍びて近づかむ汚れし国に酷暑去らねど
120913 見沼田圃にて

われ摘みしスズメウリをばつれあひの壁に飾りぬリースに編みて
120914 自宅居間にて

言葉のみ原発ゼロを政権の認めし夜も民抗ひぬ
120914 原子力規制委員会準備室前にて

教へ子も五十路半ばになりたれば変はり変はらぬ面のなつかし
120915 新大久保駅前の居酒屋にて

酷熱の水道橋こそかなしけれ景色光りて九月半ばに
120916 水道橋交差点にて

湧く雲の茜に染まり空覆ふ天樹も何も委細かまはず
120916 スカイツリーを遠望すれば、自宅屋上から


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通称「パブコメ」への「ゼロシナリオ」選択の意見投稿

2012-08-12 22:24:18 | 非暴力による平和を

ネットでは本日夕刻6時締切だった内閣府の「エネルギー・環境に関する選択肢」に対する意見の募集(パブリックコメント)」、通称「パブコメ」にぎりぎりでしたが以下の内容を書いて送りました。

「意見の概要」
①ゼロシナリオを選択します。
しかも、即時、大飯原発の再稼働を中止し、他の原発の再稼働も止め、直ちにすべての原発の廃炉に向かった措置を講じるという「ゼロシナリオ」です。

「意見及びその理由」
1、未曾有の東電福島第1原発の事故は、その真の原因も未だに解明されず、廃炉に向かう道筋さえ見えず、いつまた大きな地震や台風などによって破滅的な事故が再発するかもわかりません。しかも、福島の浜通りを中心にした10数万の人びとが事故によって文字通りすべてを失い、故郷を追われた「原発難民」の過酷な生活を強いられ続けています。その中で、この狭い地震列島・津波列島で50機もの原発を再稼働し、長期にわたって稼働させるなどということは、電力会社とそれと利害を共有する銀行・保険会社・大企業などの目先の利害のために、福島の被災者を冒涜し、国民全体のいのちと暮らし、列島の自然環境・生態系の保全などを根本から危険にさらす、狂気の沙汰としか言いようがありません。
もしもう一度福島のような事故が他府県で起きてしまえば、それこそ日本全体が危機に瀕し、近隣諸国だけでなく、地球全体にも取り返しのつかない被害を与えてしまいます。
福島の事故でさえ誰一人として責任を取ってもいないのに、もしそのような事故を引き起こしてしまったら、いったい誰が責任を取るのですか。

2、私が6歳まで生まれ育った故郷は双葉郡富岡町夜の森で、生家があったのは第1原発から6.5キロ地点の、桜の名所として名高い桜並木の入り口近くです。しかも、その桜並木は、110年前に無人の原野だった夜の森を購入して開拓を始めた、曽祖父半谷清寿が開拓記念と農事暦のために植え始め、その後祖父半谷六郎が維持・拡張したものです。戦後、人びとの地域ぐるみの世話と努力によって桜はさらに地域全体に広がり、夜の森は福島県のみならず全国有数の桜の名所となったのです。
同様のことは、常磐線夜ノ森駅のツツジについても言えます。現在私は東京の山手線駒込駅の近くに住んでいますが、戦前に祖父がこの駒込駅の見事なツツジを見て、夜ノ森駅の構造がよく似ていることから、自費でツツジを夜ノ森駅に植え始め、それが戦後にやはり地域ぐるみの世話と努力によって、駒込駅をはるかに超える見事なツツジに育ったのです。ある時期から無人駅になってしまったような小さな駅ですが、花の季節には特急列車も徐行して乗客の目を楽しませるほどになっていました。
桜もツツジも、それを植え、育て、世話をしてきた故郷の人びとの歴史と暮らしも、原発事故はすべて根こそぎ奪ったのです。
許せません。
夜の森に住み続けてきた従兄弟たちや親戚も、すべて「原発難民」の暮らしを強いられ続けています。夜の森に帰ることはもはや不可能です。夜ノ森駅近くにある祖父母の墓に参ることもできません。

3.絶対に二度とこのような事故を起こしてはなりません。そして、その唯一の方法は即時原発を「ゼロ」にすることしかありえないのです。それ以外の選択があり得るなどというのは、故意か無関心か、いずれにしても福島の事故の現実を直視しようとしない欺瞞または幻想です。



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120806 日々歌ふ

2012-08-07 00:01:39 | 日々歌ふ

―<六七回目の八月六日に>
<爆>のみか<曝>をも被るヒロシマの悲劇深々刻み思はむ


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六七回目の八月六日に―クロユリ

2012-08-06 14:37:09 | 日々写す

―<六七回目の八月六日に>
<爆>のみか<曝>をも被るヒロシマの悲劇深々刻み思はむ


                                  8月1日 クロユリ(黒百合)、乗鞍山頂畳平のお花畑にて


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120805 日々歌ふ

2012-08-05 23:42:56 | 日々歌ふ

目に染みる青田に映えて合掌の家並浮かびぬ白川郷に


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青田に映えて合掌の家並浮かびぬ

2012-08-05 15:18:03 | 日々写す

目に染みる青田に映えて合掌の家並浮かびぬ白川郷に


                                       8月1日 白川郷城山展望台にて


脱原発とオリンピックの浮世から束の間離れ、3泊4日、車で実に1400キロ余りの老人3人(70歳Nさん・68歳僕・62歳Oさん)の旅を無事終えて、一昨晩帰着しました。
初日(7/31)は午後早く金沢市に着き、Nさんはさらに七尾の故郷に墓参りへ、Oさんは刀の鍔と根付の出物を求めて骨董店巡りへ、僕は念願の21世紀美術館へ。
開催中だった「工芸未来派」展では、人形作家中村信喬の作品群に初めて出会い、陶芸家大樋年雄の《白楽茶碗 コロラドの土》とともに、容易に去りがたいほど深く魅せられました。
21世紀美術館の建築美にも、感心しました。
幸運なことに、隣接の県立美術館では、千葉市美術館ですでに観ていた「田中一村」展が偶然開催中でした。
千葉市美術館より広々としたスペースに観客はごくわずかでしたから、新たに修復なった「薬草天井図」や、特に奄美時代の作品群を思う存分矯めつ眇めつ堪能することができました。
2日目(8/1)は、白山登山の予定でしたが、Nさんの脚の不調で急きょ、乗鞍バス登山に変更。
五箇山の菅沼集落と白川郷を訪ねてから、乗鞍岳へ登り、頂上付近のお花畑と魔王岳(2,760m)からの北アルプスの雄大な眺望などを楽しみました。
下山後は飛騨高山へ。
3日目(8/2)は、妻籠宿・馬籠宿・奈良井宿・漆の街平澤などを梯子し、Oさんの故郷の諏訪で1泊。
4日目(8/3)は、霧ヶ峰の八島ヶ原湿原、美ヶ原、さらに湯の丸高原の池の平湿原を経巡って、帰着しました。
白山こそ登れませんでしたし、例年に比べて山の花の開花が遅れていましたが、昔の同僚たちと大量の写真を撮り、冗談を交わし、夜はそれぞれおいしい居酒屋を見つけての夕餉を楽しむ、実に愉快な旅でした。
最年長のNさんがぽろっと漏らしたように、もしかしたらもう来年はできない旅かもしれません。
その余韻を噛みしめながら、昨日から浮世に戻り、まずは、昨日は地元の仲間たちと始めた「《月1(つきいち)原発映画祭+交流カフェ》3.12を忘れない~映画で見る・知る・感じる原発~」(@谷中の家)の日でしたので、それに参加しました。
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なに気なきいのちかなしもあの日より③―ミズカンナの花

2012-07-25 00:11:38 | 日々写す

なに気なきいのちかなしもあの日より列島汚す核の魔物で


                            7月10日 ミズ(水)カンナの花、小石川植物園にて


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なに気なきいのちかなしもあの日より②―ムクゲ

2012-07-25 00:07:07 | 日々写す

なに気なきいのちかなしもあの日より列島汚す核の魔物で


                         7月10日 ムクゲ(木槿、槿、無窮華)、小石川植物園にて


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なに気なきいのちかなしもあの日より①―ヒロハカツラ

2012-07-25 00:05:52 | 日々写す

なに気なきいのちかなしもあの日より列島汚す核の魔物で


                                    7月10日 ヒロハカツラ(広葉桂)、小石川植物園にて


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120724 日々歌ふ

2012-07-24 23:57:33 | 日々歌ふ

残酷な時代区分の列島に生れしを思ふ三一一で

なに気なきいのちかなしもあの日より列島汚す核の魔物で


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