PEKOのTea Time

PEKOこと山崎浩子のブログです。
新体操の選手と同姓同名ですが、全くの別人です。

ホテル・ルワンダ!

2008-07-16 13:50:02 | Weblog
月曜日にNHK-BSで、
「ホテル・ルワンダ」の
映画が放映されていた。
前から見たいと思ってたけれど、
見る機会がなかった・・。
仕事から帰り、途中からだったが、
見ることができた。
’94年に起こった、ツチ族とフツ族の民族対立による武力衝突で、
フツ族がツチ族を約80万人から100万人が虐殺したというもの。
その当時ホテルで働いていたP.ルセサバギナという、
人物の、実話を基に製作された映画。
彼は1200人の命を救ったそうだ。
映画を見て、かなりショックを受けた。

私たちには、民族対立、武力衝突、虐殺というテーマは、
周辺に起きることもないので、おそらく全く理解はできない。
それはヨーロッパ、米国などの人たちも同じではないかと思う。
だから、映画の中でのセリフで印象的だったのは、
「世界中の人々は虐殺の映像をみても「怖いね」と言うだけで
ディナーを続けるさ」と言った、白人の報道カメラマンの言葉。
もしかしたら、本当に虐殺をされている場面を見たとしても、
信じられない、本当の映像なのか!?と疑ってしまうかも。
現場で、その場面を目撃しないとわからないのか!?
ものすごく重いテーマに感じた。

現在のルワンダは、すっかりそんなことも払拭され、
ラリーも開催されているほど平和なよう。
昨年、三好さん、市野さんが行った時の様子を、
三好さんのブログで見て、行ってみたいかも・・と思った。
アフリカでは、度々民族対立などが起き、
今も多くの難民がいるよう。
昔、ラリーでケニアに行った時も、ソマリアからの難民が、
かなり入り込んでいる様子だった。
武力衝突のせいで、武器の流通が盛んになり、
アフリカの強盗は、皆、銃を持っているようだ。
銃器が簡単に、安価で手に入る世の中になってしまった・・。
ただ、先進国が介入したところで、武力衝突は簡単には収まらない。
なぜツチ族だから殺されたのかは、死んだ本人もわからない、
根深い問題なのか・・・。
殺した人間にもわからない、一種の狂気なのかも知れない。

今まで多く見たのは、ナチス・ドイツの頃の、
ユダヤ人虐殺などがテーマの映画。
戦争という言葉を超えた、人間の狂気を感じる。
違うように感じるけれど、根底は同じなのかも知れません。
ただ、私たちはアフリカに近い関係にあるので、
よりルワンダの方が共感を感じたのかも。

写真は先日のスバルのイベントのデモ・ランの様子。
赤レンガ倉庫の外で、走りは行なわれたとのこと。
そうか、そのやり方ならスピリッツもできるかも!?





コメント (2)
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