▽血統徒然△

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2歳リーディングサイアー7月はスペシャルウィーク!

2005年08月03日 | 競馬ニュース
ソース サンスポ
2歳でもリーディングサイアーに君臨してきたサンデーサイレンス。しかし、最後の世代となる今年は、“異変”が起きている。出走機会が少ないとはいえ、7月31日の時点でまだ1勝だ。対照的に8勝とトップを快走しているのが、スペシャルウィーク。シーザリオで初のGI馬を生み出したSS後継種牡馬は、父を大きく引き離して躍進中だ。SS産駒ラストサマーにちょっとした異変だ。2歳新馬戦が始まって7週が経過し、今週は世代最初の重賞の函館2歳Sが行われるが、ここまでの2歳リーディングサイアーに輝いているのは、8勝を挙げているスペシャルウィークだ。昨年は12月26日の最終日終了で18勝だったのだから、いかにハイペースで勝ち星を量産しているかが分かる。

今年はラストクロップということで産駒数が少なめなのと、やはり大切に調教しているのかSS産駒のデビューが遅めになっているということもありますが、SS系種牡馬の中では重ための血統を持っているのにもかかわらず仕上がりも早いと言うことですね。

スペシャル産駒躍進の背景には3世代目を迎えて産駒の特徴が分かり始めてきたことにありそうだ。北海道・早来の社台スタリオンステーション事務局の徳武英介さんは「スペシャルは母系が日本の血統で脚元が丈夫ということがあると思います。それと、これはニジンスキー(母の祖父)の血が入った馬の特徴ですが、調教を積んだり競馬を使うことで強くなっていく傾向がある。だから、ある程度負荷をかけてレースに臨んでいるんじゃないですか」と分析する。

調教の最適化が躍進の理由みたいです。それにしても、しつこいようですけど「ファーストクロップの悲惨さはなんだったのかと」やはり問い詰めたいです。初年度は1勝目がなかなかあげられなくてヤキモキしたファンも多かったと思うのですが。一般的にサードクロップは肌馬の質が一番低くなるのですが、一体全体・・謎だらけです。

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