百姓魔女のセルフケア研究会

心・身体・スピリット、自然界や人々とのつながりを大切に
ホリスティックに人間らしく生きるための自分のケアと暮らし方

錬金術と薬草酒とバラ科たち

2009-05-25 | @相模湖2009講座報告
なんだかんだ言って、また晴れました!
今回は、午前中に受講生のKさんがお外ヨガを企画してくれて、
相模湖公園で、五月晴れ?の中、ヨガをやりました。
通りすがりの人から注目を集めつつ。

相模湖の場と波長を合わせるのには、とても良い企画ですね。
K子さん、本当にありがとう!!
この時に、みんなでやったポーズ、五点星☆(漢字これで良い?)は、
今日、お話しようと思っていたバラ科の植物とつながって来ます。
(やっぱ、1日の出来事は全部つながっていくのですね)。

というわけで、午後は、「錬金術と薬草酒」の話から。
錬金術というのは、不完全なるモノを完全なものにする術のこと。
石ころから金をつくりだす…とか、
不完全な人間の魂を完全なるモノにする…とか。

この講座、一部では魔女講座と呼ばれているのですが、
魔女的には錬金術のことや四大元素のことなども
必要かなと思って。

それより、メインはアルコールの話。
アルコールは水溶性成分も脂溶性成分も溶かすので、
結構媒体としては、優れものです、保存性も高い。
自分ではよくアルコール漬けをつくります。
いわゆるチンキとか薬草酒のこと。

とうわけで、伝統的なヨーロッパのリキュールもご紹介。

最も名高いシャルトリューズ、ベネディクティン、アブサンあたりを紹介しました。
シャルトリューズなどは、70度というスペシャルな
その名も「エリクサー ヴェジタル」(植物の霊薬)というのを入手。
火、吹きます。

お酒関係、受講生のまいつきさんのレポートが詳しいのでどうぞ!

お酒の話って、なぜかテンションあがるのよね。

今日はまず、ヘビイチゴの焼酎付け(かゆみ止め用)をつくります。
そして、宿題はオリジナル薬草酒。
次回は、グループで薬草酒デザインをしてみたいともくろんでいます。
それは、最後の打ち上げでみんなで飲むのが目標。
秘伝の妙薬ができますかね。

外ではヘビイチゴの採取。クサイチゴを間違え易いので、
よく見分けながら集めていきます。
クサイチゴは美味しいので、見つけたらおやつに食べつつ。

両方ともバラ科なので、バラ科の植物の特徴をお話する。
なぜか、バラ科には実が美味しいもの、
花が美しいもの、香りがいいものが多い。
ヘビイチゴは…。
バラ科の形状からは、地面にしっかり根っこを張って、
上に向かって地上に生まれた喜びを表すといわれています。
そして、美、愛情、豊かさの象徴ヴィーナス(金星)と関連のある植物。

しかし、バラ科も実はいろいろ。
グリーンローズとかハゴロモソウ(レディズマントル)とか、
花が緑のものもあります。ワレモウコウとか目立たないやつもね。
あとは、フラワーエッセンスになっているセイヨウキンミズヒキ
(アグリモニー)とかもバラ科です。

緑の花たちは、地球防衛軍です。

ヘビイチゴなんかは、地面にはいつくばって、
香りのない黄色い花と味の無い実をつけるけど、
どういうつもりなんでしょうね。
ああやって地面を覆っている様は、
これも地球防衛軍的な感じがします。
地球を守るためにがんばっているのかも。

花が咲いていると、ピカっと目立つのですが、
終わって実をつけつつあるときは全く目立たない。
そして再び赤い実が出来始めると目立つようになります。
なんか、魂の変容と関連がある感じですね。
あとは、ヨモギやヤブジラミなどがボーボーしているところの
下のほうをかき分けると、たくさん見つかったりします。
奥ゆかしいのか?

陽に当たりすぎると、葉っぱが黄色くなってきてしまいます。
じめっとしたところが好き。

そんなヘビイチゴ、お酒につけると、とてもかわいい。



1ヶ月もしたら、かゆみ止めとして使えます。
ちょうど夏で必要な時ですね!

by あんじゅ

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