百姓魔女のセルフケア研究会

心・身体・スピリット、自然界や人々とのつながりを大切に
ホリスティックに人間らしく生きるための自分のケアと暮らし方

第4回 魔女研 いっちゃんおばぁちゃんお話会

2010-06-30 | @藤野2010研究会報告
6月27日 第4回 百姓魔女研究会@PCCJが開催されました
今回は私の大師匠いっちゃんおばぁちゃんを招き、お話しをして頂きました。

4年前、私がパーマカルチャー塾生の時に
いっちゃんおばぁちゃんが地元に伝わる薬草のお話しをしてくれました。

『身の周りにある薬草でこんなに色々なものが作れるのか!』と私が薬草に興味を持つ
キッカケを作ってくださった方であり、今こうして百姓魔女研究会が出来るのも
いっちゃんおばぁちゃんとの出会いがあったからです。

いっちゃんおばぁちゃんが、そのまたおばぁちゃんから受け継いだ薬草や自然界のお話し。
それは、まさに魔女になるためには欠かせない貴重なエッセンスがたくさん盛り込まれています。

いっちゃんおばぁちゃんの、そのまたおばぁちゃんが生きた時代=明治時代。
教えてくれたのは、明治時代から伝わる藤野町の医薬品です。

まずは、『万能薬』
これでいっちゃんおばぁちゃんは腰痛を治し、白髪を黒くしました。
他にもあせもアトピー、たんこぶ、ハゲ、切り傷、かぶれ 皮膚病全般 ねんざにも効くそうです。
作り方は7月9月の研究会で紹介いたします。単発参加受付中

『ヘビイチゴの焼酎漬け』
あせもやアトピー、万能薬と調合して髪の毛フサフサに。

『足をあっためると3つの病が治る』

『木の芽どき、木の葉が落ちるときには特に足をあたためる』

『手当て』
風邪は肩から入る。子供が風邪を引いた時はお母さんの手を肩に当てる。
これが、手当ての始まり。

『ハチの巣の焼酎漬け』
ハチの唾と木の破片で作られた巣は自然界のエキスが濃縮されたもの
人間にとって万能薬になります。特に万能薬と調合するとハゲに良い。

『薬草ベッド』
暖房器具のない時代、生の薬草を重ねて置いておくと発酵して熱を出すので
これを利用して、その上に病人を寝かし身体を癒したそうな。

などなど。。。


おばぁちゃんが、毎回言うことがあって
『1回くらい聞いたって覚えりゃしない、実際に薬草を摘んで作って試してごらん。人助けになるよ』

この言葉に込められている意味の深さにようやく気付きました。

薬草の力は偉大ですが
ただ知っているだけでは何の働きもしません

薬草を摘み、洗って、干して、煎じたり、漬けたりする
この作業のひとつひとつに。
薬草を生活に取り入れるということの中に。
本当の力があると思うのです。
















 





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