![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/71/867d3b7549f2fe8acc5d45e22d2b18cf.jpg)
12月19日の第10回目で、今年のパーマカルチャー・ハーバリスト講座は終了しました。
3月にスタートしてから1年間、いろいろなことをやってきました。
講座にとかくありがちなことは、学んだことで満足してしまい、
終わると実際の実践が日々の忙しさでできなくて忘れ去れて行くということです。
前回のワールドカフェでは
「なぜ、身近な薬草でケアすることが必要なのか?」
そして、「それを生活の一部にするには何をしたらいいのか」
というテーマで話をしてもらいました。
すこし、出てきた意見を書き出してみます。
--------------------------------
「身近な薬草でセルフケアすることは、なぜ必要なのか?」
薬草
・自然を守る、雑草も使えることを知る
・自然を大切にしたいという意識が生まれる
・自然を自分で感じるきっかけになる
・消費するのがいや、買わなくていいという喜び
・安全、楽しみ
・自然とつながっている感じを持ちたい
・知恵を手に入れるうれしさ→伝統的な知恵を絶やしたくない
セルフケア
・薬を飲むのは楽しくないが、薬草はプロセスが楽しめる
・自分と薬草の間が直接的、自分で取ってこれる、シンプル
・薬草を使うことは能動的、病院や医者に頼るのは受動的。人任せ。
・気づきがうまれて、根本的に解決できる
・発見が楽しい。見過ごしていたものが大事なものに見える
・保険制度の影響を受けない
・ピークオイルなど社会的、世界的問題の影響を受けない
・観察、視野の広がり
・包括するすべてのプロセスを必要としている(原始性、手作業、時間をかける(ゆとり)
・循環を意識するようになる→対象が広がってくる(口に入るものだけではなく着るものなど)
・もともと人間は自然からスタートしている。だから戻りたい、心地よい
---------------------------------
「それを生活の一部にするには私達は何をしたら良いか?」
・薬草カレンダーを作る
・地域の薬草マップをつくる
・散歩をする(時間に追われているとできない。お金稼ぎに忙しい)
お金は歩けど時間がない⇔時間はあるけどお金がない
・時間を作ろう
・誰かと一緒にやる…楽しいとわかっているのに1人でやらない
・気づく時間
・目に付くところにおくと良い…簡単に活用できる保存の仕方
・使い方の例、情報共有、実際の効能
・自分で育てる(場所の確保、共有)
・やりやすいところから始める
・生活のあり方自体を見直し、生活に取り入れる余裕を作る
-------------------------------
以上が前回の振り返り。
実践に落とし込んでいく上でやはり、
「時間がない」という意見もあり、作ったり自分への気づきを深める時間を
つくることの重要性が浮き上がってきました。
「ゆとりを持つなどの、ライフスタイルからの見直しが必要」とは口では言えるのですが、
変えようとするときに重要なのは、周囲や仲間からのサポートなのだと思います。
なので、この講座でできたつながりをうまく生かしていけたらと思うのです。
そこで、今回は、具体的に、薬草マップ、薬草カレンダーを作りたい、
みんなでやる時間を作りたいなどの具体的な意見が出ていたので、
今回は、もう少し具体化する方法を考えました。
みんなで再び対話をした中で出てきたのが、
「先人の知恵を研究したい」
「実際にみんなで集まる場づくり(復習もかねて)」
の2つが大きなテーマになってきたので、
2つのグループにわかれて、それぞれ話し合いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/d2/fabc8731e26ed2895bc900ff7a09f7a4.jpg)
本には書いていない情報が知りたい、おじいちゃんやおばあちゃんの知恵を知りたい
という意見が多く出ました。
昔は、知恵のあるお年寄りが長老として敬われていたのに、
便利なものがいろいろ現れる中、古いものが不便なもの、劣ったものとみなされ、
長老の知恵も重要視されなくなって久しいと思います。
それが、お年寄りの居場所を奪う結果にもなっているのかもしれません。
だから、彼らも、自分たちが知っていることなど、たいしたものではないと
思っているので、世代間に伝統の知恵が伝わりにくいというのも大きいと思います。
まずは、私たちがそういう知恵を知りたいと思っていることをアピールして、
出会う場を作り、話す機会を作れたいいねという意見が出ました。
・近所にいる長老リストを作ろう
・学んで実践して、また現代に会うように消化して、さらに皆に伝えよう
・オープンに話せる人からつながりをつくろう
などいろいろな話が出ましたが、来年の目標として
「ステキなおじいちゃん、おばあちゃん探し!」ということで、
まずは、みんなで「こんなこと知ってる人がいるよ」というリスト作りを
することになりました。
そして、もうひとつのテーマ。
「実際にみんなで集まる場をどう作るか?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/6a/b502afbfb41fdfe17ac937240f3f539e.jpg)
講座半ばから、問題意識としてあったのは、
なかなか都心部では、薬草採取可能な場所がないということ。
それが、再びトピックスとして出ましたが、
まずは、自分の身近なところに何があるかを発見したら、
みんなで報告しあおう!、そういった場探しからしよう、
場ができれば、そこに皆が集まれるし、次への発展が生まれるだろうということが話し合われました。
まずは周囲をstep1「観察する(さがす)」→step2「使う」→step3「育てる」
来年はstep1からやってみようということになりました。
薬草カレンダーやマップ、そしておじいちゃんおばあちゃんリストなどの
共有は、MLやウェブ上のツールを使って行うことになりました。
講座はこれで終了ですが、実践につなげるための
つながりの土台を作れたようなきがします。
今、せっせと、来年に向けての共有ツールを準備しています。
受講生の皆さん、お疲れ様でした。
私もたくさんの学びがありました。
これからもよろしくお願いします!
(あんじゅ)
3月にスタートしてから1年間、いろいろなことをやってきました。
講座にとかくありがちなことは、学んだことで満足してしまい、
終わると実際の実践が日々の忙しさでできなくて忘れ去れて行くということです。
前回のワールドカフェでは
「なぜ、身近な薬草でケアすることが必要なのか?」
そして、「それを生活の一部にするには何をしたらいいのか」
というテーマで話をしてもらいました。
すこし、出てきた意見を書き出してみます。
--------------------------------
「身近な薬草でセルフケアすることは、なぜ必要なのか?」
薬草
・自然を守る、雑草も使えることを知る
・自然を大切にしたいという意識が生まれる
・自然を自分で感じるきっかけになる
・消費するのがいや、買わなくていいという喜び
・安全、楽しみ
・自然とつながっている感じを持ちたい
・知恵を手に入れるうれしさ→伝統的な知恵を絶やしたくない
セルフケア
・薬を飲むのは楽しくないが、薬草はプロセスが楽しめる
・自分と薬草の間が直接的、自分で取ってこれる、シンプル
・薬草を使うことは能動的、病院や医者に頼るのは受動的。人任せ。
・気づきがうまれて、根本的に解決できる
・発見が楽しい。見過ごしていたものが大事なものに見える
・保険制度の影響を受けない
・ピークオイルなど社会的、世界的問題の影響を受けない
・観察、視野の広がり
・包括するすべてのプロセスを必要としている(原始性、手作業、時間をかける(ゆとり)
・循環を意識するようになる→対象が広がってくる(口に入るものだけではなく着るものなど)
・もともと人間は自然からスタートしている。だから戻りたい、心地よい
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「それを生活の一部にするには私達は何をしたら良いか?」
・薬草カレンダーを作る
・地域の薬草マップをつくる
・散歩をする(時間に追われているとできない。お金稼ぎに忙しい)
お金は歩けど時間がない⇔時間はあるけどお金がない
・時間を作ろう
・誰かと一緒にやる…楽しいとわかっているのに1人でやらない
・気づく時間
・目に付くところにおくと良い…簡単に活用できる保存の仕方
・使い方の例、情報共有、実際の効能
・自分で育てる(場所の確保、共有)
・やりやすいところから始める
・生活のあり方自体を見直し、生活に取り入れる余裕を作る
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以上が前回の振り返り。
実践に落とし込んでいく上でやはり、
「時間がない」という意見もあり、作ったり自分への気づきを深める時間を
つくることの重要性が浮き上がってきました。
「ゆとりを持つなどの、ライフスタイルからの見直しが必要」とは口では言えるのですが、
変えようとするときに重要なのは、周囲や仲間からのサポートなのだと思います。
なので、この講座でできたつながりをうまく生かしていけたらと思うのです。
そこで、今回は、具体的に、薬草マップ、薬草カレンダーを作りたい、
みんなでやる時間を作りたいなどの具体的な意見が出ていたので、
今回は、もう少し具体化する方法を考えました。
みんなで再び対話をした中で出てきたのが、
「先人の知恵を研究したい」
「実際にみんなで集まる場づくり(復習もかねて)」
の2つが大きなテーマになってきたので、
2つのグループにわかれて、それぞれ話し合いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/d2/fabc8731e26ed2895bc900ff7a09f7a4.jpg)
本には書いていない情報が知りたい、おじいちゃんやおばあちゃんの知恵を知りたい
という意見が多く出ました。
昔は、知恵のあるお年寄りが長老として敬われていたのに、
便利なものがいろいろ現れる中、古いものが不便なもの、劣ったものとみなされ、
長老の知恵も重要視されなくなって久しいと思います。
それが、お年寄りの居場所を奪う結果にもなっているのかもしれません。
だから、彼らも、自分たちが知っていることなど、たいしたものではないと
思っているので、世代間に伝統の知恵が伝わりにくいというのも大きいと思います。
まずは、私たちがそういう知恵を知りたいと思っていることをアピールして、
出会う場を作り、話す機会を作れたいいねという意見が出ました。
・近所にいる長老リストを作ろう
・学んで実践して、また現代に会うように消化して、さらに皆に伝えよう
・オープンに話せる人からつながりをつくろう
などいろいろな話が出ましたが、来年の目標として
「ステキなおじいちゃん、おばあちゃん探し!」ということで、
まずは、みんなで「こんなこと知ってる人がいるよ」というリスト作りを
することになりました。
そして、もうひとつのテーマ。
「実際にみんなで集まる場をどう作るか?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/6a/b502afbfb41fdfe17ac937240f3f539e.jpg)
講座半ばから、問題意識としてあったのは、
なかなか都心部では、薬草採取可能な場所がないということ。
それが、再びトピックスとして出ましたが、
まずは、自分の身近なところに何があるかを発見したら、
みんなで報告しあおう!、そういった場探しからしよう、
場ができれば、そこに皆が集まれるし、次への発展が生まれるだろうということが話し合われました。
まずは周囲をstep1「観察する(さがす)」→step2「使う」→step3「育てる」
来年はstep1からやってみようということになりました。
薬草カレンダーやマップ、そしておじいちゃんおばあちゃんリストなどの
共有は、MLやウェブ上のツールを使って行うことになりました。
講座はこれで終了ですが、実践につなげるための
つながりの土台を作れたようなきがします。
今、せっせと、来年に向けての共有ツールを準備しています。
受講生の皆さん、お疲れ様でした。
私もたくさんの学びがありました。
これからもよろしくお願いします!
(あんじゅ)
10ヶ月間ありがとうございました。
不慣れながらも、あんじゅさん・みなさんに助けられながら無事に終えることができました。
本当にたくさんの学びがあり、来年への活力にもなる講座でした。
今年はあんじゅさんに頼りっきりの私でしたが来年は皆さんと共に楽しく頼もしく百姓魔女の道を突き進もうと思います!!!
これからもヨロシク♪
sommeliere taeф
毎回、楽しい打ち合わせの時間ありがとう。
また、何かやりましょね。
百姓魔女の活躍も楽しみにしています!