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パタピッマガジン

自動製図ソフトパタピッで
おしゃれを遊ぼう!

製図 ワンピース

2007-02-09 08:14:19 | ワンピース
大切な製図は 自動製図ソフトパタピッ で引こう !! 

最先端のコンピューターソフトの出現!  あなたサイズのおしゃれが実現するよ
誰でも使える簡単ソフト。 アッと言う間のパターン作成  自宅のパソコンで実物大型紙 Get !!


●既製服感覚の製図が引けるよ・・・パタピッ 入門ソフトから始めてみませんか?
                          詳細は
●作り方も覚えたい!・・・既製服の様におしゃれに作りたいですね。
                          ソーイング講座の詳細は
●製図のプロになりたい!・・・既製服の製図やオーダー製図は、短期で身に付くスーパーパタピッ がお勧め。 最高級のおしゃれを実現します。 スーパーパタピッ は正に有能なパタンナー。高速処理でコストも削減。
     スーパーパタピッ ソフトの詳細は  事業活用方法は








パタピッ ユーザーは、下の解説に従って製図を作成しましょう。


ワンピース

ルーズフィット


ウエストダーツを消す・・・こんな簡単な操作でも可愛いワンピースができ上がります。




パタピッ ユーザーは下記のソフトを使って、以下の操作方法に従い製図を作成しましょう。 my パターン ができ上がります!




印は「スーパーパタピッ セット」に含まれるソフトです。)











 「ノーマル」を使用

部屋着としてゆったり着用したい場合は、「ワイド」を使用して下表と同じ入力をしてください。 



実行ボタンを押すと下左の製図が画面に現れます。
ウエストダーツを消して仕上げます。(右製図)

     





前後身頃のアームホールを計測し袖ソフトを呼び出して入力します。
アームホールの計測は、アームホールの線上を右クリックすると画面に計測数値が表示されますので、その数値を下表の「前AH」「後AH」に入力すると、身頃にぴったりの袖ができ上がります。




ちょっと変わった操作をしてみましょう。

このデザインは、袖丈を極力短くし、袖口に細いゴムを入れます。
ゴムを通す為に1cmの袖下を確保したいと思います。

その為、「袖丈」「袖山寸法+1cm」となりますので、「袖山」の数値を上表の計算で決めてから「袖丈」を入力してください。
(例えば、袖山の計算「後AHの高さ(20)×0.5=10」ならば、袖丈は「11」と入力します。)

袖下がわずか1cmですから、「袖口寸法」袖幅と同寸にしたいと思います。

袖幅は、実行ボタンを押した後に分かりますから、「袖口寸法」は初回はひとまず任意の数値を入れて実行し、画面の袖幅を計ってから入れ直して再度実行をかけます。この様に2度の実行操作で、袖幅と袖口の寸法を同寸にすることができます。

袖口にゴムを通して仕上げましょう。


以上で製図はでき上がりです!


製図 ワンピース

2007-02-06 08:25:04 | ワンピース
大切な製図は 自動製図ソフトパタピッ で引こう !! 

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●既製服感覚の製図が引けるよ・・・パタピッ 入門ソフトから始めてみませんか?
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     スーパーパタピッ ソフトの詳細は  事業活用方法は








パタピッ ユーザーは、下の解説に従って製図を作成しましょう。


ワンピース

ノースリーブの基本について説明します




シンプルなノースリーブワンピースは、操作が簡単な上に、初心者の数値操作でもシルエットがとてもきれいな為、普段着やフォーマルドレスなど多方面で利用され、パタピッ ユーザー達の創作意欲を高めています。

マニュアルでもノースリーブの基本操作は解説していますが、今一度、ステキなワンピースを楽しんでいただくために詳しく解説します。復習の意味でご覧ください。

ワンピースに限らず、他のパタピッ 身頃のノースリーブ操作と共通ですから、他のソフトでもお役立てください。



パタピッ ユーザーは下記のソフトを使って、以下の操作方法に従い製図を作成しましょう。 my パターン ができ上がります!



印は「スーパーパタピッ セット」に含まれるソフトです。)











 「スリム」を使用

パタピッ ワンピースソフトは、「スリム」 「ノーマル」 「ワイド」の3ソフトがセットになっています。ここでは「スリム」を使用します。 


ノースリーブ操作の大切な基本を4つ説明します。



その4つの操作で 「ステキね。どこで買ったの?」と、見た人が既製服と見間違える服に仕上がりますよ。
「素人」「プロ」の製図の違いがここに集約されています。
パタピッ ソフトを道具に誰でも叶うことですから、是非お試しください。




● ノースリーブデザインで「スリム」を使用する理由
パタピッ ソフトは、基本的には袖付き用の身頃として動きます。
袖が付くデザインは、袖が付いても動きやすい運動量が必要なので、バストには十分なゆとりが必要です。

ノースリーブの製図では、逆にゆとりが多いとアームホールに隙間ができ、胸が覗けてしまいますのでバストのゆとりは少ない方が良いのです。
袖が無いので、ゆとりが少なくても窮屈さは感じられません。
その理由で、ノースリーブの操作では、バスト入力をマイナス操作して適度なゆとりに調節する必要があります。

このバストの増減はできれば微量で操作して欲しいものです。理由は、パタピッ ソフトは、バストの入力数値で体型を認識し、製図のバランスを整えるように動きますので、バスト数値を大幅に減少すると数値によっては「子供体型」と判断し、凹凸の無い平面的な製図になることがあるからです。

ノースリーブの製図では「スリム」を使用するとバストの増減は少なく済み、バランスを崩しませんので「スリム」を使用しましょう。

● ノースリーブデザインでは、基本的に「背肩幅」を狭くする
肩が露出することを好まない場合は、採寸寸法のままでも構いません。
一般的にはノースリーブの背肩幅は狭くします。その分量はデザインや好みにより様々です。

背肩幅は自分では採寸し難いものです。手元に丁度良いノースリーブの服があれば、その服の背肩幅を計って入力しましょう。

● ノースリーブデザインでは、「微調節AH」の数値操作でアームホールを小さくする
一番目の理由と似ています。
袖付き用のアームホールは運動量が必要なので、バストのゆとりとアームホールの縦方向の高さでアームホールを大きくします。
ノースリーブの製図では、逆にアームホールが大きいと、胸が覗けてしまいます。ノースリーブの操作では、縦方向の高さを縮める為に、脇の点を上に上げてアームホールを小さくする必要があります。体型やデザインにもよりますが、「2~3cm」が適寸でしょう。

● ノースリーブデザインでは、「AH移動」の数値操作でアームホールのカーブを修正する
袖付き用のアームホールの凹形状は、ノースリーブでは緩める必要があります。胸の皮膚の露出を少なくする為です。
上図の「袖付き用のAHの形状」のままノースリーブを作った場合を想像してください。胸が見えてしまいますね。「1」入力でカーブの形状が外方向に1cm移動し、程よい形状になります。




「スリム」を使用すると「ウエスト」「ヒップ」もピタッとフィットしたワンピースに仕上がります。

このデザインはノーマルなフィット具合ですから、「2」cm程プラスして操作しましょう。(上表参照)
 ゆとりについては、マニュアルにゆとり表がありますので、そちらをご覧ください。

この「バスト」「ウエスト」「ヒップ」の数値操作で自由なフィット具合を作り出すことができます。
操作に慣れるに従い思い描いたシルエットを作り出す技術が身に付くでしょう。
数値の打ち込みが終わり、実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。

下左の製図が「後身頃」です。
「前身頃」は画面に2つ現れます。中央の製図が通常使用する「前身頃」ですが、バストの大きな方はバストダーツをアームホールに移動した「前身頃」(下右製図)をお勧めします。
特にノースリーブのデザインでは、アームホールが胸にフィットし胸が覗けず安心です。

袖付きのデザインでも、バストの大きな方の場合は、通常の前身頃ではアームホールの周りにつっぱりじわができ易く、下右製図を使用するとしわが出にくくなります。きれいなワンピースに仕上がりますので、袖付き用の前身頃でもそちらをご使用ください。




この丈のワンピースでしたら、スリットは不要でしょう。
丈が長くなれば、足さばきの為のスリットやプリーツなどが必要になります。後中心でも脇でも、前でも構いません。デザインの効果を考えて工夫してください。

見返しについては、裏地が付くか付かないか、生地が透けるか透けないかなど、状況により見返しの付け方は異なります。マニュアルで詳しく説明しましたのでそちらをご覧ください。

以上で製図はでき上がりです!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

基本をしっかり覚えると、どんなデザインに直面しても迷いが少なく、でき上がった服に対しての満足度も高くなるでしょう。

製図の原理を理解すると、基本から様々な応用デザインを正確に生み出すことができます。
デザインの幅が広がっていきます。
次第に自由なデザインの創造が可能になります。

どうぞ基本を覚えて製図の力を身に付け 楽しんでいただけたらと思います。


カシュクールワンピース ハイウエスト切り替え

2006-08-29 15:38:12 | ワンピース









カシュクール  ワンピース ウエスト切り替え

カシュクールデザインをワンピースソフトで製図してみましょう。


こちらも前回同様半袖ノースリーブキャップスリーブなどでもお楽しみください。





印は「スーパーパタピッセット」に含まれるソフトです。)

裾をAラインに広げたデザインは「Aラインワンピースソフト」、ストレートラインのワンピースは、「タイトワンピースソフト」を使用します。「パタピッ セット」に含まれるを使用して製図する方法は、7月13日のブログをご覧ください。





布帛(伸びない生地)で作るなら、シルエットとしては「スリム」を使用するのが適当でしょう。このデザインはやはりジャストフィットでしょう。「ノーマル」「ワイド]」も適当ではありません。


下表を参考にパタピッ に数値を打ち込むと身頃製図ができ上がります。
下表の「あなたのサイズ」を参考にあなたの数値を打ち込みましょう。
S,M,Lは参考数値としてご利用ください。


体型的に癖のある人は、マニュアルの「補正解説」を参考に操作しましょう。

操作はとても簡単。パタピッご購入時に分かり易い操作マニュアルが付きます。
「入力項目」の名称の意味や採寸箇所等はマニュアルが詳しく解説しています。



基本のカシュクールワンピースと異なる入力項目をピンク文字で区別しました。
● バスト・・・さらにフィットさせるために1~2cmマイナスして打ち込みます。
● 背丈・・・少しハイウエスト気味にしてみました。これは好みで決めていただいて構いません。
● ウエスト・・・ウエスト部分の帯状の切り替えパーツは、ぴたっとフィットさせますので、ヌード寸法から2~3cm引いて入力しましょう。


に数値を打ち込んで数秒待つと、下の製図が画面に現れます。裾が広がったワンピース製図は、を使用しましょう。


パネルライン(プリンセスライン)をウエストダーツにする方法は、7月13日のブログをご覧ください。


前後身頃のウエスト部分に帯状の切り替え線を引きます。(右)
目安としては、バストポイントとウエストの中間辺りが帯の上部切り替え線、ウエストラインが下部の切り替え線がバランスが良いでしょう。この時、帯の部分が太すぎても細すぎてもいけません。5~8cmの範囲でしょうか。
バランスを取るために、切り替えの位置は多少上下しても構いません。



各パーツを切り離します。


※ このデザインでは、帯部分の上部が丁度アンダーバストになりますが、ここが着用者のアンダーバストにぴたっとフィットしているとシルエットがきれいです。着用者のアンダーバストの採寸寸法とこの製図のでき上がり寸法との差(ゆとり)が3~4cmが理想です。上の帯部分の上部線を測って確認しましょう。理想に近付けるために、前身頃のダーツを広げたり狭めたりします。下図の様にダーツを広げるとバストが強調され、仕上がりがきれいです。



帯部分はダーツをたたみます。カーブが角ばるので なだらかな線に書き直して仕上げます。(下図手順)




きもの合わせにします。
先の入力で前ネックの開き寸法を指示しましたので、その点を通る様にカーブ線を描きます。
前ネックの開き位置が高いか低いかでこの重なり幅も変わります。ここは自由で構いません。
カーブを深くしたり浅くしたりするとネックの開き点との調整ができます。(8月21日のブログカシュクールブラウスを参照ください。)



 「前ネックポイント移動」の決定は、鏡の前で前ネックポイント(首の付け根)から何センチ下まで胸が開いても構わないか、メジャーを当てて考えます。




余分なネックラインを消して仕上げます。
このワンピースは、後ろファスナーか脇ファスナーで脱ぎ着しましょう。



・・・袖の操作は、前回のファイルをご覧ください。


以上で製図はでき上がりです!




パタピッ 製図で ステキなファッションの創造を楽しみましょう。


詳細は



カシュクールワンピース タック入り

2006-08-28 13:01:37 | ワンピース









カシュクール  ワンピース タック入り

カシュクールデザインをワンピースソフトで製図してみましょう。


ワンピースは、7月にハイウエスト切り替えの製図解説で、半袖ノースリーブキャップスリーブなど、様々な引き方を解説しました。ここでは七分袖の入力数値を表にしましたが、7月の入力表を参考に、半袖ノースリーブキャップスリーブなどもお楽しみください。





印は「スーパーパタピッセット」に含まれるソフトです。)

裾をAラインに広げたデザインは「Aラインワンピースソフト」、ストレートラインのワンピースは、「タイトワンピースソフト」を使用します。「パタピッ セット」に含まれるを使用して製図する方法は、7月13日のブログをご覧ください。





布帛(伸びない生地)で作るなら、シルエットとしては「スリム」を使用するのが適当でしょう。少しゆったり着たい人は「ノーマル」が良いかも知れません。

ニット素材で作るなら、「スリム」を使用して、バスト、ウエスト、ヒップ入力を下表からさらに「2~4cm」マイナスすると良いでしょう。マイナス数値の決定は、ニットの伸び具合で異なりますが、分かる範囲で入力し、製図を作り上げてから、縫製過程で補正しても良いでしょう。パタピッ 自体は正確な製図を引きますから、補正も僅かで済みます。
(ワンピースソフトには
「超スリム」が無い為、「スリム」を利用してニット製図を引きます。)

 「ワイド」を使用するとゆったりした部屋着になります。
   ご年配の方には、着易くて動きやすいので、喜ばれるでしょう。


下表を参考にパタピッ に数値を打ち込むと身頃製図ができ上がります。
下表の「あなたのサイズ」を参考にあなたの数値を打ち込みましょう。
S,M,Lは参考数値としてご利用ください。


体型的に癖のある人は、マニュアルの「補正解説」を参考に操作しましょう。

操作はとても簡単。パタピッご購入時に分かり易い操作マニュアルが付きます。
「入力項目」の名称の意味や採寸箇所等はマニュアルが詳しく解説しています。



前項のタックなしカシュクールと異なる入力項目をピンク文字で区別しました。
● ウエスト
・・・前身頃のウエストダーツは、タックの流れの邪魔をしますので、このデザインでは削除します。その為、ダーツをつままない分量だけウエストが太くなりますので、入力の時点で数センチ少なく打ち込むのです。


に数値を打ち込んで数秒待つと、下の製図が画面に現れます。裾が広がったワンピース製図は、を使用しましょう。


パネルライン(プリンセスライン)をウエストダーツにする方法は、7月13日のブログをご覧ください。



きもの合わせにします。
先の入力で前ネックの開き寸法を指示しましたので、その点を通る様にカーブ線を描きます。
前ネックの開き位置が高いか低いかでこの重なり幅も変わります。ここは自由で構いません。
カーブを深くしたり浅くしたりするとネックの開き点との調整ができます。(8月21日のブログカシュクールブラウスを参照ください。)



 「前ネックポイント移動」の決定は、鏡の前で前ネックポイント(首の付け根)から何センチ下まで胸が開いても構わないか、メジャーを当てて考えます。




前身頃のウエストダーツは消しましょう。ダーツを縫った硬さがタックの流れを邪魔するからです。
それによりウエストの上がり寸法が幾分太くなります。それを想定して、ウエスト入力を実際のウエスト採寸寸法より2~4cmマイナスして打ち込みます。
もっとウエストを細く絞りたい場合は、脇の点を内側に少し移動しても構いません。(CAD操作では
「点移動」機能を使用します。)
上の製図の余分なネックラインを消して仕上げます。これは下前の左前身頃の型紙として使用します。

 この左身頃は、実際には左右反転して仕上げます。CAD機能の「ミラー複写(移動)」を使用すると簡単に反転します。


右身頃を展開してタックを施しましょう。切り開き線を入れます。(下図青色線)
左脇は1cm間隔とします。ワンピースの場合、この間隔を広くするとタック位置が下に降りて、胴長に見えてしまうというマイナス面があります。初めからこの位置を幾分ハイウエスト気味にすると良いかも知れません。
右脇は、一本目はバストダーツの点につなげ、三本目はウエスト位置、中間の二本目は下図の様に一本目と三本目の中間あたりにしましょう。



下図の様に各切り開き線を開きます。一本目はバストダーツをたたんだ反動で開き、二本目と三本目は、これも好みですが、5~8cmくらい開いてみましょう。CADで操作する場合は、「回転機能」を使います。紙面で行う場合は、切り開き線(青色線)にハサミを入れて開きましょう。



上身頃の前後アームホールを計測し袖ソフトを呼び出して入力します。
アームホールの計測は、アームホールの線上をクリックすると画面に計測数値が表示されます。簡単です!






三種類の袖が同時に画面に現れますが、このデザインでは、布帛を使用する場合は「ダーツ付き普通袖」(上左製図)「細袖用普通袖」(上右製図)を使用しましょう。
ニット素材を使用する場合はを使用し、
「袖口寸法」は2~3cm細くしましょう。


ここでは七分袖を例に解説しますが、「長袖」「半袖」「五分袖」などデザインは自由です。


画面に現れた製図はそのまま印刷して使用します。


以上で製図はでき上がりです!



カシュクールワンピース

2006-08-27 09:00:55 | ワンピース









カシュクール  ワンピース

カシュクールデザインをワンピースソフトで製図してみましょう。


ワンピースは、7月にハイウエスト切り替えの製図解説で、半袖ノースリーブキャップスリーブなど、様々な引き方を解説しました。ここでは七分袖の入力数値を表にしましたが、7月の入力表を参考に、半袖ノースリーブキャップスリーブなどもお楽しみください。





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布帛(伸びない生地)で作るなら、シルエットとしては「スリム」を使用するのが適当でしょう。少しゆったり着たい人は「ノーマル」が良いかも知れません。

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下表を参考にパタピッ に数値を打ち込むと身頃製図ができ上がります。
下表の「あなたのサイズ」を参考にあなたの数値を打ち込みましょう。
S,M,Lは参考数値としてご利用ください。


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「入力項目」の名称の意味や採寸箇所等はマニュアルが詳しく解説しています。



に数値を打ち込んで数秒待つと、下の製図が画面に現れます。裾が広がったワンピース製図は、を使用しましょう。


パネルライン(プリンセスライン)をウエストダーツにする方法は、7月13日のブログをご覧ください。



きもの合わせにします。
先の入力で前ネックの開き寸法を指示しましたので、その点を通る様にカーブ線を描きます。
前ネックの開き位置が高いか低いかでこの重なり幅も変わります。ここは自由で構いません。
カーブを深くしたり浅くしたりするとネックの開き点との調整ができます。(8月21日のブログカシュクールブラウスを参照ください。)



 「前ネックポイント移動」の決定は、鏡の前で前ネックポイント(首の付け根)から何センチ下まで胸が開いても構わないか、メジャーを当てて考えます。




前身頃のウエストダーツは、カシュクールブラウスでは消しましたが、ワンピースの場合は消さない方が良いでしょう。ワンピースはウエストを細くをシャープに表現しましょう。
余分なネックラインを消して仕上げます。



上身頃の前後アームホールを計測し袖ソフトを呼び出して入力します。
アームホールの計測は、アームホールの線上をクリックすると画面に計測数値が表示されます。簡単です!






三種類の袖が同時に画面に現れますが、このデザインでは、布帛を使用する場合は「ダーツ付き普通袖」(上左製図)「細袖用普通袖」(上右製図)を使用しましょう。
ニット素材を使用する場合はを使用し、
「袖口寸法」は2~3cm細くしましょう。


ここでは七分袖を例に解説しますが、「長袖」「半袖」「五分袖」などデザインは自由です。


画面に現れた製図はそのまま印刷して使用します。


以上で製図はでき上がりです!




パタピッ 製図で ステキなファッションの創造を楽しみましょう。


詳細は



ハイウエスト切替ワンピー(応用)ギャザー3

2006-07-28 11:01:56 | ワンピース





バスト下の身頃にギャザーを入れてみましょう。


近頃流行のデザインですが、マタニティードレスにもなりますよ!


ハイウエスト切り替えワンピーの「半袖付き」「キャップスリーブ付き」「ノースリーブ」「キャミ風」などの基本的な操作方法、展開方法を解説してきましたが、それを基本にさらに展開して、バスト下の身頃にギャザーを施してみましょう。
4デザインのどれにギャザーを入れるか、基本の4製図をベースに、下に解説する方法で製図を仕上げてください。


「キャミ風」を右写真の様に応用してみました。


バスト下の切り替えラインは、今までと同様 バストポイントとウエストラインの三分の一あたりとします。今までと異なる点は、切り替えラインはカーブではなく直線(水平線)です。


胸の部分の製図は、下図を参考に引きましょう。

















スカート部分のギャザーは左図の様に引きましょう。

















不要な線を消して仕上げます。


後身頃は、背中の部分をカットして肩ひもで前身頃とつなげたデザインです。後身頃はゴムを通して身体にフィットさせましょう。


胸のVカットが深く、背中も露出します。チューブトップなどを着た上に着用しましょう。












上は「キャミ風」の応用ですが、他「半袖付き」「キャップスリーブ付き」「ノースリーブ」などの基本製図を元に、バスト下の身頃をギャザーにする方法も、基本的には同じです。いろいろなデザインを楽しんでください。




不要な線を消して仕上げます。



以上で製図はでき上がりです!




パタピッ 製図で ステキなファッションの創造を楽しみましょう。


詳細は



ハイウエスト切替ワンピー(応用)ギャザー2

2006-07-27 21:19:54 | ワンピース





バストとバストの間にギャザーを入れてみましょう。



ハイウエスト切り替えワンピーの「半袖付き」「キャップスリーブ付き」「ノースリーブ」「キャミ風」などの基本的な操作方法、展開方法を解説してきましたが、それを基本にさらに展開して、ギャザーを施してみましょう。
4デザインのどれにギャザーを入れるか、前項までの4製図をベースに、下に解説する方法で製図を仕上げてください。


「半袖付き」「キャップスリーブ付き」「ノースリーブ」
切替ラインから上の前身頃製図を、下左図の様に展開し、不要な線を消して仕上げます。(右図)



「キャミ風」
切替ラインから上の前身頃製図を、下左図の様に展開し、不要な線を消して仕上げます。(右図)



以上で製図はでき上がりです!


 上の図形の展開は、CADを持たないユーザーは、基本製図を印刷してから紙面の上で
   行ってください。
   CADユーザーは、線の回転は「回転機能」
   線の端点を移動する場合は「点移動機能」を使用します。
   「点移動機能」
HILKY CAD追加Ver.1」
   「回転機能」HILKY CAD追加Ver.2」がサポートしています。




パタピッ 製図で ステキなファッションの創造を楽しみましょう。


詳細は



ハイウエスト切替ワンピー(応用)ギャザー1

2006-07-26 16:49:03 | ワンピース





バストの下にギャザーを入れてみましょう。


このデザインに限らず、ギャザーやタックが、服の重要なポイントとなるデザインが流行しています。製図展開の方法を学んでください。



ハイウエスト切り替えワンピーの「半袖付き」「キャップスリーブ付き」「ノースリーブ」「キャミ風」などの基本的な操作方法、展開方法を解説してきましたが、それを基本にさらに展開して、ギャザーを施してみましょう。
4デザインのどれにギャザーを入れるか、前項までの4製図をベースに、下に解説する方法で製図を仕上げてください。


「半袖付き」「キャップスリーブ付き」「ノースリーブ」
切替ラインから上の前身頃製図を、下左図の様に展開し、不要な線を消して仕上げます。(右図)



「キャミ風」
切替ラインから上の前身頃製図を、下左図の様に展開し、不要な線を消して仕上げます。(右図)



以上で製図はでき上がりです!


 上の図形の展開は、CADを持たないユーザーは、基本製図を印刷してから紙面の上で
   行ってください。
   CADユーザーは、線の回転は「回転機能」
   線の端点を移動する場合は「点移動機能」を使用します。
   「点移動機能」
HILKY CAD追加Ver.1」
   「回転機能」HILKY CAD追加Ver.2」がサポートしています。




パタピッ 製図で ステキなファッションの創造を楽しみましょう。


詳細は



ハイウエスト切替ワンピー(応用)キャミソール風

2006-07-21 16:59:13 | ワンピース





7月13日の<ノースリーブ ワンピーのデザインを一部替えて


キャミソール風ワンピーの引き方を覚えましょう。


肩ひもを付けたデザインは、基本的にはノースリーブを応用するとでき上がります。


イラストはハート型のVゾーンですが、Vカットを浅くしたり、あるいはもっと深くしたり・・・、または、胸を隠す為に水平ラインにしたりと、胸のカットの表現は自由です。


下表より、バストやウエストのゆとりを更に数センチカットして入力すると、ウエディングドレスの身頃製図になります。丈は床までの長さを入力しましょう。裾の開き分量も増やします。裾の分量については、「Aライン」ソフトでは限界があります。ボリュームを控えたシンプルなドレスでしたら構いませんが、フレアをたっぷり入れるのなら、を使用しましょう。裾開き数値を20~30に入力すると、フレアがたっぷりのドレスができ上がります。


 身頃は前項と同じソフトを使用します。


印は「スーパーパタピッ セット」に含まれるソフトです。)


セット以外のスーパーパタピッ ソフトの中で最も適合するソフトは、です。組み合わせの面倒なくでき上がりますので、単品でご購入のユーザーは、最も適合するこのソフトをご使用ください。






このデザインは、身体にぴたっとフィットしたシルエットです。「スリム」を使用しましょう。
ご年配の方は、着易い「ノーマル」をお勧めします。


下表を参考にパタピッ に数値を打ち込むと身頃製図ができ上がります。
下表の「あなたのサイズ」を参考にあなたの数値を打ち込みましょう。
S,M,Lは参考数値としてご利用ください。


体型的に癖のある人は、マニュアルの「補正解説」を参考に操作しましょう。



下表はノースリーブ製図で紹介した表です。自動製図後に肩の辺りをカットしますので、「背肩幅」や「AH移動」の数値は無関係となりますが、適度な数値を打ち込まないとパタピッは正常に動きませんので、ひとまずノースリーブの製図を引いてから、展開して仕上げましょう。




上の入力ででき上がった製図に切り替えラインを引いて、製図を分離する方法は前項(7月13日掲載)と同じです。
前項の解説をご覧ください。


切り替えが済んだ製図に、下図の様にラインを追加します。



不要な線を消して仕上げます。(下図)



以上で製図はでき上がりです!




パタピッ 製図で ステキなファッションの創造を楽しみましょう。


詳細は



ハイウエスト切替ワンピー(応用)ノースリーブ

2006-07-19 15:25:43 | ワンピース





7月13日の<半袖 基本 ワンピー>のデザインを一部替えて


ノースリーブ の引き方を覚えましょう。


ノースリーブは文字通り袖の無い服のことです。
「袖付きの製図の身頃だけ使って作ればいいんだ!」・・・と思っている人がいますか?それは、あまりに安易な方法です。


パタピッ マガジンでは、満足度の高い最高のおしゃれを楽しんでいただくために、少し繊細に製図を取り上げていこうと思います。決して難しくありません。パタピッ が自動でベースを引きますから、少し数値を変えたり、ラインを修正したりするだけです。その「少し・・・」が、最高のシルエットを作り上げます。



 服のシルエットを決めるのも、着心地の良し悪しも、服の設計図である「製図」が一番大切です。服地の選択や体型的な側面もありますが、「製図」が占める役割がとても大きなことを、パタピッ で製作する服を通して是非学んでいただきたいと思います。



 身頃は前項と同じソフトを使用します。


印は「スーパーパタピッ セット」に含まれるソフトです。)


セット以外のスーパーパタピッ ソフトの中で最も適合するソフトは、です。組み合わせの面倒なくでき上がりますので、単品でご購入のユーザーは、最も適合するこのソフトをご使用ください。






このデザインは、身体にぴたっとフィットしたシルエットです。「スリム」を使用しましょう。
ご年配の方は、着易い「ノーマル」をお勧めします。


下表を参考にパタピッ に数値を打ち込むと身頃製図ができ上がります。
下表の「あなたのサイズ」を参考にあなたの数値を打ち込みましょう。
S,M,Lは参考数値としてご利用ください。


体型的に癖のある人は、マニュアルの「補正解説」を参考に操作しましょう。



前項の半袖デザインと異なる入力項目をピンク文字で区別しました。
● バスト入力の「-3」の意味・・・ソフトは袖付き身頃を前提にプログラムされています。袖付きとノースリーブとではバストのゆとりが異なります。数値を減らすことでゆとり調節ができ、脇がぶかつかないきれいなアームホールができ上がります。これは、ノースリーブの基本の入力方法です。
● 背肩幅入力の「-3」の意味・・・ノースリーブデザインは、基本的には肩幅を狭くします。このマイナス数値は好みで決めても構いません。手元に気に入ったノースリーブの服があれば、その背肩幅を測って入力するのも良いでしょう。
● 微調節AH・・・これも上と同じ理由ですが、アームホールの脇位置を上に上げることで、アームホールから胸が覗けず安心です。(この微調節AHの増減操作は、基本マニュアルが詳しく説明しています。)
 腕が太い人は、AHの微調節は下記数値と異なる場合があります。
   仮縫いを通して数値の増減を行ってください。

● AH移動・・・これも上と同じ理由で、アームホールのくり(カーブ)を浅くすることで、胸が覗けないようにします。(AH移動の操作についても、基本マニュアルをご覧ください。)


上の操作を怠ると、バスト周りが大き過ぎてぶかつき、サイドからブラが見えたりと 危険な服になり兼ねません。ちゃんと操作して、安心して外出できる服にしましょう。




上の入力ででき上がった製図に切り替えラインを引いて、製図を分離する方法は前項(7月13日掲載)と同じです。
前項の解説をご覧ください。


以上で製図はでき上がりです!




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