京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「忘れ物の時間」

2024-09-03 16:25:17 | 時計修理

コタロの忘れ物を届けに行きます。先月夜久野にきたおりきたおりにネコ砂とお茶碗を忘れていました。

時計修理が終わって組み立てた後に忘れ物に気がつく。防水パッキンです。修理前に取り出したパッキンを保存容器にいれたまま忘れてしまうので裏ぶたの洗浄が終わり次第取り付けるようになりました。

 

また、修理が終わると裏ぶたに修理内容を記入します、これを忘れると次回来た時に困ります。まずネジ、部品を組忘れることはありません、部品の一つでも無くなると時計は動かないのでご安心下さい。ただしヨーロッパから戻った修理品は開けて確認をします。中にはとんでもなく汚れていることもあるので写真を撮る。

一度お客様の住所を書いた送り状を失くして慌てました。修理が終わり発送する直前送り状がない。家じゅう探しまわったあげくあずきのお腹にペッタリ貼り付いていました。犯人はワンコ~。私の仕事場には入れないワンコ。出てきた時は横で飛びはねています、送り状の上に座った表紙に貼り付いたのでしょう。

9月は忘れ物の季節です。小学生のころランドセル🎒を忘れて学校へ、大人になってチェロ弓を忘れてステージに上がってしまう。皆さんきをつけましょう。偉そうなことは言んことです?

 

 

 

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