京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京の忘れ物」

2018-01-11 11:43:00 | 時計修理

1月11日木曜日。鏡開きの日。
上賀茂神社では初卯神事。ぴょんぴょん浮かれて飛ぶ日。
木曜日は朝から忙しい。
そんな時に自分で警告しながらミスをやらかした。
シチズンのサイズ調整でのミス。
松の葉のような形状のピンなので松葉ピン。これは普及品に採用されることが多い。
最近は中国製が主流なので以前よりなぜか松葉の長さが短い。
埋め込んだ後でさらにカナズチで再度奥まで叩き込む作業が追加されます。これを忘れていた。サイズ調整後、お渡ししたお客さんからはずれそうになった常態でベルトが戻ってきた。
しっかり謝って入れなおす。
京都のお客さんにとってシチズンの時計は絶対的な信頼がある。
昭和時代にヘリで京都市役所の上から時計を落とすパラショッの実パフォーマンス以来その信頼が大きい。これをを無くしたくない。

最近沖縄ではヘリがやたらと落ちる。時計もヘリも不良品が増えた時代なのだ。
もしかしてヘリも中国製か?高度な注意力が修理技術者に必要になったのでしょう。

とっとと仕事を続けますね~。
今週13日土曜日はお休みです。その分毎日が忙しい。14日は皇后杯駅伝大会なので北区は陸の孤島状態になる。市内からの北上は困難になるのでお早目にお越しくだされ~。



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