第2戦も、実に奇妙な戦いじゃったのう。
序盤の形を見て、解説の高尾が「白(イ・セドル)は絶対に負けない。大差がつく」と言っておったが、そりゃそうじゃろ。
わしのような素人が見ても、白は盤石の構え。対する黒は、どうも危なっかしい形。
白はきれいである。隅と辺にしっかり無駄なく石が配置されており、発展の余地も大きい。
黒は、上辺にべたべた石を並べて囲っているが万全というには程遠い。
白にしてみれば、上辺に打ち込んで黒の地を削り取り、左辺に展開した石を伸ばして左下隅の黒の地を最小限にし、さらに下辺で黒の下に深く潜り込めば、負けることなどありえない。
実際に、イ・セドルは、その通りに実行した。
その結果、逆に大差で負けたのはイ・セドルの方である。
解説の高尾九段が言う通り、「この展開で負けるなんて、納得できない」。
素人のわしでさえ呆然としたのだから、プロが首をひねるのも当然じゃろう。
わしは、この対戦を観ながら、二人の男をイメージした。
白は、都会の裕福な家に生まれたお坊ちゃまである。
有名校から一流大学へ進み、海外に留学し、大企業に就職した後、家業の会社に副社長として呼び戻される。
社長の座を約束されたプリンス。
高学歴のエリート。
背が高く、美男子でモテモテ。
一方の黒は、田んぼの横にあるボロ家に生まれた次男坊。中卒で都会の料亭に就職したものの、風采が悪く、田舎の言葉とガニ股が治らないので生活になじめず、故郷に戻って米屋かなんかに就職するパターン。
プロレタリアート。
そう考えると、ド田舎の極貧の家に生まれたわしとしては、なんとなく黒を応援したくなる。
まあ、それはともかく、このようにスタートが違っていたら、人生に大逆転があるなんて信じられないじゃろう。
ところが、それが実現する。
(続く)
序盤の形を見て、解説の高尾が「白(イ・セドル)は絶対に負けない。大差がつく」と言っておったが、そりゃそうじゃろ。
わしのような素人が見ても、白は盤石の構え。対する黒は、どうも危なっかしい形。
白はきれいである。隅と辺にしっかり無駄なく石が配置されており、発展の余地も大きい。
黒は、上辺にべたべた石を並べて囲っているが万全というには程遠い。
白にしてみれば、上辺に打ち込んで黒の地を削り取り、左辺に展開した石を伸ばして左下隅の黒の地を最小限にし、さらに下辺で黒の下に深く潜り込めば、負けることなどありえない。
実際に、イ・セドルは、その通りに実行した。
その結果、逆に大差で負けたのはイ・セドルの方である。
解説の高尾九段が言う通り、「この展開で負けるなんて、納得できない」。
素人のわしでさえ呆然としたのだから、プロが首をひねるのも当然じゃろう。
わしは、この対戦を観ながら、二人の男をイメージした。
白は、都会の裕福な家に生まれたお坊ちゃまである。
有名校から一流大学へ進み、海外に留学し、大企業に就職した後、家業の会社に副社長として呼び戻される。
社長の座を約束されたプリンス。
高学歴のエリート。
背が高く、美男子でモテモテ。
一方の黒は、田んぼの横にあるボロ家に生まれた次男坊。中卒で都会の料亭に就職したものの、風采が悪く、田舎の言葉とガニ股が治らないので生活になじめず、故郷に戻って米屋かなんかに就職するパターン。
プロレタリアート。
そう考えると、ド田舎の極貧の家に生まれたわしとしては、なんとなく黒を応援したくなる。
まあ、それはともかく、このようにスタートが違っていたら、人生に大逆転があるなんて信じられないじゃろう。
ところが、それが実現する。
(続く)
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