パンチの記録と記憶

スキーやボウリングをメインとした
自分の気付いた点などを
まとめて書いてます。

One for All,All for One

2007-03-07 19:15:00 | その他
とても好きな言葉だ。

「一人はみんなのために、みんなは一人のために」

なにが語源かはわからないけど
昔好きだったラグビーのドラマで
使われていた言葉で非常に心に残っていた。

意味は読んだまま。
ラグビーやアメフトなどの団体競技で頻繁に使われているが
これはどんな事柄にも当てはまるのではないだろうか。

会社に例えることも出来るだろう。
一社員は会社の利益のために、会社は一人の社員の生活のために
どちらかが一方通行でもいい関係とは言い難いだろう。

最近の日本にものすごく欠如していることだと思う。
学校なんかもそうだろう。
自分の子供さえよければ・・・うちの子は勉強が出来るから・・・
自分が優秀なら何をしてもいいのか?
他人がどうなってもいいのか?
皆でよってたかって一人をいじめていいのか?
みんなでひとつの「何か」を達成する喜びを味わってもいいんではないか?

自分も忘れていた・・・
しかし今回のグアム旅行でこの言葉の大切さを思い出した。
旅行日記にも記録しておいたが
今回の旅行、初海外にもかかわらず結構一人での行動が多かった。
単純に自分を試す意味で一人で動いてみたかったというのもある。
それと同時に5人で行ったにも関わらず
5人の輪に入りきれなかったというのもある。
なぜなら自分の中の適応力のなさがその輪に入りきれなかったのだ。

自分は決して喋り上手ではない。
ネタを見つけて喋ることがすごい苦手だ。
昔から聞き上手とは言われるが喋り上手と言われた事は一度もない。
喋れないから輪に入れない?答えはノー。
輪の中に聞き役がいたっていいじゃないか。
だから初めて会う人とは笑顔で聞き役に回ることが多い。
そうしてみんなの輪に入り仲良くなっていくパターンだ。

5人の中でどちらかというと自分は普段から
マメに連絡を取り合ってるわけではない。
でも他の4人は普段から遊んだりしていて仲がいい。
じゃぁ自分は仲が悪いのか?これも答えはノー。
みんな大切な仲間だと少なくとも自分は思っている。
今回も旅行中はイライラしていたが嫌いになったわけではない。
でも仲良し度合いやネタという点では遅れをとっていた。
4人で会話が盛り上がり始める。
その輪にすぐ入れればよかったのだろうが
4人+1人という感じになってしまった。
最初はそれでもなんとか会話に加わろうとした。
でも会話の内容が聞こえなかったりしているうちに
頑張ってる自分を惨めに思ってしまった。
それでも輪に入る努力をすべきだった?答えはイエス?
ここでノーを選択してしまった自分がいた。
旅行に来てまでイライラしながら頑張ってどうするんだ?
とフッと思ってしまったのだ。。。
これが自分の悪いところだ・・・
すぐそうやって悪い方に考え自らを孤立させてしまう。

One for All 
実行できなかった。
一人で少し離れたところに行ってしまったり。
そうこうしているうちに4人はどんどん盛り上がる。
頑固な性格ゆえこうなってしまうとなかなか気分を戻せない。
結果として旅行日記にあるような単独行動になってしまった。
自分でわかっていながら直らない性格。
生まれもった性格だからしょうがないと言えばそれまでだが
損な性格であることには変わりない。
環境の変化で性格は変わることもある。
が、今回はダメだった。
みんながドライブ行ってるのにホテルに残ったり
ショッピングで外国のものを見てアーダコーダ言えなかったり。
自分のせいで旅行の楽しさを10%でも20%でも
減らしてしまうようでは意味がない。

地元の中学の友達にも普段から5~6人で集まる仲間がいる。
よくスキー旅行なんかも一緒にいった。
今回は自分が輪に入りきれなかった部類だが
果たしてこの仲間の時いつも輪になっているか?
このメンツは似たり寄ったりなタイプだし
全員男ということもあって
自然と適当な輪になってみんな楽しんでいたと自分自身では思っている。
でももしかしたら自分の知らないところで
誰か一人テンションが下がってる人がいたかもしれない。
自分が話し役になりテンションが上がった時でも
ふと冷静に周りを見つめてはぐれている人がいないか気にしよう。
テンションが上がると周りが見えなくなりがちだが、
せっかく皆で行く旅行でこういう仲間が出ないようにする。
これも「All for One」の精神だ。

今回の旅行で自分に必要だった「One for All」
話し役や幹事になりがちな仲間では「All for One」
どちらがかけてもダメだ。

今ではあまり集まることはなくなってしまったが
きっとこれからも誰かの呼びかけで皆が集まることはあるだろう。
そんな時、心のどこかにこの言葉を意識しておこう。

「One for All,All for One」