パンチの記録と記憶

スキーやボウリングをメインとした
自分の気付いた点などを
まとめて書いてます。

感動

2006-08-24 19:48:13 | その他
今年の夏の甲子園は本当に盛り上がってた。
まだ次の仕事が決まってないので
時間に余裕もあったこともあり1回戦から
TVを見ていたけど
本当に高校野球らしく1球に対する
選手やスタンドの思いがよく伝わってくる
いい試合が続いていたと思う。

たった一つの白球を全ての人間が一生懸命に
追いかけ打って祈りをこめて見つめる・・・
まさに高校野球の真髄だ。

今大会注目はやはり駒大苫小牧の田中+3連覇と
センバツの覇者横浜の春夏連覇が見所だと思ってたけど
横浜が1回戦で敗退・・・
その相手の大阪桐蔭の中田のホームラン。。。
ありゃ度肝抜かれた
あれでまだ2年生というのだから来年また甲子園に戻ってきて欲しいな。

早実の斎藤は1回戦からそのすごさは際立っていた!
140キロを超すストレートを投げながら
プロ顔負けの外角のコントロールの絶妙さ。
カープファンの自分としては正直黒田に匹敵するとさえ思えた。
全ての試合を見たわけじゃないけど1回戦を見ただけなら
間違いなくナンバー1だろうと・・・
このピッチャーを打てるチームはないだろうと・・・

しかも早実は療養中の王監督の母校とか、、、
ドキュメントで数年前まではグラウンドすらなく
公営のグラウンドを借りて練習をしていたとか・・・
なんか全てにドラマさを感じてなんとなく応援するようになっていた

他にも鹿児島工の代打の方の今吉君!
1回戦では解説のムードメーカーなんですよっていうのを聞いて
ふ~んそうなんだ~ぐらいに見ていたけど
本当にヒット打っちゃって雄叫びあげてるのを見て
こちらも注目選手として頭に残った。

八重山商工の選手も小さい頃から一緒にやってきた仲間との
集大成という感じでハツラツとしていたし
野球を楽しんでいる感じも伝わってきて感動的だった。


夏の甲子園は組み合わせがその都度抽選になるから
どういう対戦になるのか予想するだけで楽しめる。
決勝は注目していた早実と3連覇狙う苫小牧。
こりゃまた目が離せない対戦に

個人的には駒大苫小牧の野球は好きじゃなかった。
王者ゆえなのか選手たちの動きに高慢なプレーが随所にあった。
なんでもない内野ゴロを余裕見せてプレーして
内野安打にしたりと高校野球らしさがなくなんとなく嫌っていた。

けどあの決勝戦を見たら・・・
そんな気持ちは吹っ飛んじゃう
決勝1戦目、本当に手に汗握る投手戦でTVの前に
釘付けになってしまった。
ボウリング行く時間だったけど、
夕方の大会はあまり出る気もなかったし
そのまま高校野球を観戦。
飲み物も飲まずトイレにも行かずひたすら観戦。

まさかこんなすごいゲームになるとは予想もしてなかったし
こんなに真剣に野球を見たのは久しぶりだったかもしれない。
もうこの時点で駒大野球が嫌とかそんな気持ちは消えていた。
どちらの選手も最後までただ1球を見つめて悔いのないように
戦って欲しいと願った。

再試合は早実ペースでこのままいっちゃうのかと思ったけど
やはり今年の甲子園はドラマなしには終わらなかった!
9回2ランHRで1点差。
そんでもって最後の打者が田中だったことがまた試合をドラマチックに
演出したと思う。

思わず感動の涙が流れた。
試合後の斎藤投手の涙を見てまた泣いた。

野球を見て泣いたのなんていつ以来だろう・・・
おそらく99年のカープが神宮での連敗を止めた時以来かな。

こんな素晴らしい試合を見せてくれた高校球児たちに
ありがとうとお疲れ様と言いたい。

高校野球が終わるとなんとなく夏が終わった感じになり
スキー気分がチラホラ出てきている(笑)
スキーシーズンに向けて筋トレ開始した!
今年の冬の天候はどうなるかな~