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沈黙の春

本ブログの避難用ブログです。

桑の葉パウダー」基準値超え 福島、自主回収を要請

2012-06-03 10:44:45 | 食品の安全

http://sankei.jp.msn.com/life/news/120602/trd12060200450000-n1.htm

2012.6.2

 福島県は1日、二本松市産の桑の葉を粉末にした食品「桑の葉パウダー」から国の新基準値
(1キログラム当たり100ベクレル)を超える390ベクレルの放射性セシウムが検出された
と発表した。

 既に約千袋が出荷されており、県は、製造した二本松市のNPO法人に自主回収を要請した。

都内に流通している商品を国が検査し判明、県に連絡があった。


 県によると、桑の葉は昨年夏以降に収穫、乾燥させた。自主検査では当時の国の基準値、
同500ベクレルを下回っていた。

 3月末までに袋詰めしたものは旧基準値をクリアしていたが、同じ材料で4月以降に袋詰め された商品は新基準が適用され、自主回収の対象となった。NPO法人は「昨年収穫して乾燥 させたものなので、昨年の基準値が適用されると思っていた」と説明しているという。

 

 


水耕栽培は安全か

2012-06-02 09:46:30 | 食品の安全

5月30日に福島民報が報じています。

イスラエルから水耕栽培システムを贈られ桃太郎の苗(これは日本だと)

の植え付けが南相馬市鹿島区のKAYANOKI FARMで行われたようです。

只野さんは「少ない投資で簡単に栽培できるので普及を進めたい。

放射能汚染もないので、将来は給食に使ってほしい」と話している。

今後、水耕キュウリを植え同じ鹿島区山下の武田さんもハウス約4アールにトマトを植え付ける

予定だそうです。

水耕栽培然今後農業の道はないのかもしれませんが、水はどこから?

安全なのかと。

以前事故直後の5月にもhttp://gendai.ismedia.jp/articles/print/4149によると

南相馬の鈴木さんという方が、国道を少し外れた田んぼの中のハウスで風評被害に負けないと

作ったました。避難地域にあたってるようですが

「避難の前に、ハウス内への放射線の影響、地下水の安全性もきちんと調べてほしい。データモ、先の見通しも補償も示されないあいまいな対応は、いたずらに風評被害を広げる人災に等しいと思う」と。

小ネギが2・3ヘクタール、トマトが70アールで、いずれも最先端の設備による通年の水耕栽培です。

 放射能が外で検出されたとしても、頑丈に守られたハウスの中は安全と思われ、仮に土壌汚染への懸念を示された場合でも、地下200メートルの水に問題はないと語ってます。

放棄すると年に1億8000万円の小ネギ、同じく5000万円のトマトの収入も消えてしまうのです。

これは東電は補償してくれるでしょうか。

今どうなってるか・・・頑張られてる農家の方の努力まさに水に流してしまう。

水耕栽培だと、汚染されるのかきちんと調査すべきです。

 


トマトの全遺伝子、世界初解読=高品種開発に期待―かずさDNA研

2012-05-31 09:58:30 | 食品の安全

時事通信 5月31日(木)2時3分配信

 かずさDNA研究所(千葉県木更津市)は30日、トマトの全遺伝情報(ゲノム)の解読に世界で初めて成功したと発表した。遺伝子の配列などが判明し、病害虫に強い品種や高栄養種の開発などが期待できるという。研究成果は31日付の米科学誌ネイチャーに掲載される。 

最終更新:5月31日(木)8時45分


ダノンが福島の酪農家を支援

2012-05-26 20:13:26 | 食品の安全

 原発事故で休業している県内の酪農家のために、ある国の食品メーカーがこんな支援にのりだします。
 県内の酪農家を支援しようというのはフランスの食品メーカーで、牧場を共同で経営します。


 支援するのは、フランスの食品メーカー「ダノン」で、原発事故で休業を余儀なくされた飯舘村の酪農家など5人と、福島市内で「ミネロ牧場」を運営します。

*酪農家・田中一正さんインタビュー
「苦しい状況だが、私たち5人の被災者が酪農にたずさわれるのは喜びで大きな責任」
 牧場は面積4万6千平方メートルで、7月には生乳の生産をスタートし、牛乳や乳製品として県内の店頭に並ぶ予定です。

動画を見る

http://www.fct.co.jp/news/

こちらのニュースでもhttp://news.mynavi.jp/news/2012/05/24/177/

福島農業の復興を手がけるNPO法人FAR-Netは、ダノンの支援をうけ、震災復興と酪農業界活性化を目指し「ミネロ牧場」を福島市にオープンする。23日に丸の内で記者発表が行われた。

「ミネロ牧場」オープンの記者発表会の様子

被災酪農家の雇用を創出する

会見では、FAR-Net理事の岡正宏氏が震災による酪農業界への被害を語った。同氏によると、3.11の震災以降、原発事故などで被災した酪農家は72戸にものぼり、現在再開しているのはわずか11戸であるという。 今回オープンする「ミネロ牧場」は、被災酪農家の雇用を創出し、また、福島酪農の復刻と生産基盤の確保を目的として開設された。現在原発事故により休業を余儀なくされた酪農家5名の雇用が決定しており、今後も参加者を募っていくという。

「ミネロ牧場」堆肥処理施設の外観

また、同牧場の放射線リスク対策については、2011年10月にIRSN(フランス放射線防護原子力安全研究所)の監査をうけ、安全性が確認されている。

飼料に関しては、「牛の口は人の口」と同氏は述べ、安全な生乳を届けるために牛の飼料には主に輸入飼料を用いると語った。

共同型酪農経営モデルの実践を行う

「ミネロ牧場」開設のもう一つの目的は、共同型酪農経営モデルを実践することであるという。

酪農経営は家族によるものが通常であり、そのため経営規模は小さく、新規参入が困難といった問題があった。同牧場はこうした問題を解決すべく、共同経営の形態を採用。土地や整備などの規模を拡大し、後継者不足といった問題にも対応することができる。また、酪農教育プログラムや牧場体験プログラムといった活動を行うことによって、酪農関係者だけではなく、学生や一般の人々にも業界への理解を促進してゆくという。

「ミネロ牧場」は福島市松川町水原にてオープンされる。開始時期は7月を予定しており、48,401平方メートルの広大な敷地で、乳牛150頭を飼育し、2015年までには年間1,700トン生乳を生産していく予定。

会見には福島の酪農家代表として田中一正氏も同席し、「震災復興のために役立ち、社会へ貢献できるような牧場を運営していきたい」と語った。

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放射性セシウムが検出された豚肉について

2012-05-23 20:13:05 | 食品の安全

http://www.city.koriyama.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=BC10AAF4114C72AB1BDA0E5B14104FD6?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=26453

福島県郡山市ウェブサイト より

5月21日(月)に実施した収去検査において、市内の養豚農家から出荷され、と畜処理された食肉から、食品衛生法の基準値を超える放射性セシウムが検出され、その結果は下表のとおりでした。

なお、食品衛生法の基準値を超過する107.2Bq/kgが検出された豚肉4については、5月22日に食品衛生法に基づき流通の差し止めと廃棄を指示しました。また、他の豚肉については生産者が廃棄処分することとしておりますので、これらの豚肉が市場へ流通することはありません。

                                                         単位:Bq/kg

試料の種類

検査結果

セシウム134

セシウム137

合計

豚肉1

19.1

21.7

40.8

豚肉2

21.0

27.7

48.7

豚肉3

検出せず(<1.38)

11.2

11.2

豚肉4

41.8

65.4

107.2

豚肉5

20.2

37.3

57.5

豚肉6

26.9

50.6

77.5

平成24年4月からの放射性セシウムの新基準値

飲料水

牛乳

乳児用食品
(新設)

一般食品

10

50

50

100

関連リンク