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沈黙の春

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福島・郡山産の豚肉からセシウム…出荷自粛

2012-05-22 22:34:31 | 食品の安全

福島・郡山産の豚肉からセシウム…出荷自粛(読売新聞) - goo ニュース

読売新聞2012年5月22日(火)21:39

 福島県郡山市は22日、市内の養豚農家が出荷した豚1頭の肉から、国の規制値(1キロ・グラム当たり100ベクレル)を超える107・2ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

 農水省によると、4月に導入された新規制値を超えるセシウムが豚から検出されるのは初めて。

 同市によると、21日に出荷された6頭を簡易検査したところ、そのうち1頭から50ベクレル超を検出。再検査した結果、新規制値超の放射性セシウムを検出した。市は簡易検査で問題のなかった5頭の出荷自粛を農家に求め、すべて市場に出回っていない。

 市は22日に職員を派遣して農家にヒアリングを行ったが、原因究明には至っていない。今後、豚の餌である配合飼料などを検査して解明を急ぐ。

 

これで安心・安全な食卓は実現する?放射能汚染食品「新基準値」の読み方

2012-05-21 16:45:03 | 食品の安全

これで安心・安全な食卓は実現する?放射能汚染食品「新基準値」の読み方

宮城県南部産のヤーコンという植物を茶にした製品から、1キログラム当たり1万4970から2万0290ベクレルのセシウムが検出された。宮城県が公表したのは4月14日である(4月15日付各紙)。茶葉は乾燥して圧縮されているはずで、相当濃度が高くなっていたわけだが、予想外の高レベルだ。発見されてよかったが、まだ汚染食品は潜んでいるかもしれない。政府・自治体の検査体制の充実を望みたい。

 セシウム137の半減期は30年だから、事故から1年経過したからといって急速に放射性物質が減少しているわけではない。あらためて確認しておきたい。
「暫定規制値」と「新規制値」の違いとは

 4月1日から「食品中の放射性物質」の新規制値(基準値)が決定され、ぐっと厳しくなった。関東各地でシイタケやタケノコなどから新規制値以上のセシウムが検出され、出荷停止が続いている。しかし、何がどれほど厳しくなったのか、わかったようでいてよくわからない。

 福島原発事故によって放出された放射性物質が風に乗り、昨年、静岡県のお茶まで汚染されたことは記憶に新しい。関東平野の野菜、東北・関東の牛肉汚染、12月には粉ミルクからもセシウムが検出されている。

 まだまだ放射能汚染は続く。事故の収束はできていない。現在も放射性物質は大気や海へ出ている。流出の程度が下がってきたとはいえ、本質的な事態はあまり変わっていない。

 1年前の2011年4月5日、厚生労働省は食品中の「暫定規制値」を次のように決め、魚類をここで対象とした。これが今年(2012年)3月末までの規制値である。あらためて見ておこう。

食品衛生法の規定(昭和22年法律第233号)に基づく食品中の放射性物質に関する暫定規制値(ベクレル/kg)

放射性ヨウ素(混合核種の代表核種 ヨウ素131)

飲料水     300
牛乳・乳製品   300(乳児は100)
野菜類(根菜・芋類を除く)   2000
魚介類    2000

放射性セシウム

飲料水     200
牛乳・乳製品     200
野菜類     500
穀類     500
肉・卵・魚・その他     500

ウラン

乳幼児用食品      20
飲料水      20
牛乳・乳製品      20
野菜類     100
穀類     100
肉・卵・魚・その他     100

プルトニウム及び超ウラン元素のアルファ核種(★注)

乳幼児用食品       1
飲料水       1
牛乳・乳製品       1
野菜類      10
穀類      10
肉・卵・魚・その他      10

★注・アルファ核種とは、アルファ線を出して崩壊する物質のこと。ここではプルトニウム238、プルトニウム239、プルトニウム240、プルトニウム242、アメリシウム241、キュリウム242、キュリウム243、キュリウム244の放射能濃度の合計。

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千葉県の5市すべて給水再開、一部で断水続く

2012-05-20 10:21:18 | 食品の安全

千葉県の5市すべて給水再開、一部で断水続く(読売新聞) - goo ニュース

最新にニュースだと給水再開ですね、安全はとも思いますが、一安心だと。

朝刊だとこう出てました。

利根川・化学物質検出:千葉で34万世帯断水 群馬県、発生源特定へ調査

毎日新聞 2012年05月20日 東京朝刊

 利根川・江戸川水系の浄水場の水道水から水質基準値を超えるホルムアルデヒドが検出された問題で19日、浄水場の取水制限は埼玉、千葉、群馬3県の計5カ所に及び、千葉県では午後6時半時点で5市計34万4000世帯が断水した。埼玉県は浄水場の塩素と事業所から排出されたアミン類の化学物質が反応してホルムアルデヒドが生成されたとみており、上流の群馬県は発生源を特定する調査を始めた。(3面に「質問なるほドリ」)

 断水したのは千葉県の柏、流山、野田、八千代、我孫子の5市。流域ではダムからの放水などで数値が徐々に下がり、千葉県などによると、20日朝までに順次復旧する見通し。埼玉、群馬県内の浄水場も19日午前、取水を再開した。

 一方、群馬県は利根川の支流にあたる高崎、藤岡市の4河川(烏(からす)川、井野川、鏑(かぶら)川、鮎(あゆ)川)の計7地点で原水を採取し、塩素を加えホルムアルデヒドを測定する調査を始めた。

 また、井野川沿いの1社がアミン類のヘキサメチレンテトラミンを年間1トン以上取り扱っていると国に届け出ており、この会社から工場排水の提供を受けた。今後原水と工場排水を分析し、発生源の絞り込みを進める。【西浦久雄、西田真季子、塩田彩】

 ◇災害派遣要請で陸自が給水活動

 


ホルムアルデヒド群馬県内の支流に発生元か

2012-05-19 16:32:07 | 食品の安全

群馬県内の支流に発生元か=千葉県内21万世帯で断水―ホルムアルデヒド取水停止(時事通信) - goo ニュース

 

時事通信2012年5月19日(土)13:48

 利根川水系の埼玉、千葉両県の浄水場から国の水質基準値(1リットル当たり0.08ミリグラム)を上回る化学物質ホルムアルデヒドが検出された問題で、群馬県内を流れる支流の烏川で比較的高い値が検出されたことが19日、調査で分かった。同県などは、烏川か、さらにその支流に発生元がある可能性もあるとみて詳しく調査している。

 同日昼現在、北千葉浄水場(千葉県流山市)と上花輪浄水場(同県野田市)、栗山浄水場(同県松戸市)の3カ所で取水を停止しており、同県野田市では同日午前から全体の3分の2に当たる約4万6000世帯で、同県柏市でも正午からほぼ全域の約16万4900世帯で断水している。

 群馬、埼玉両県は、塩素を混ぜるとホルムアルデヒドに変化する物質が、川に流出しているのが原因とみて調査

。約5キロ下流で利根川に合流する群馬県高崎市付近の烏川で比較的高い数値を検出したことから、烏川か、さらにその支流に発生元がある可能性が高いとみて詳しく調査する一方、利根川に流れ込む埼玉県内の複数の河川も調べている。

 行田浄水場(埼玉県行田市)と東部地域水道浄水場(群馬県千代田町)は一時取水を停止したが、数値が下がったことなどから既に再開した。 

 

[時事通信社]

 


水道水・千葉で取水停止続く、柏で全域断水

2012-05-19 13:04:56 | 食品の安全

水道水・千葉で取水停止続く、柏で全域断水(読売新聞) - goo ニュース

水道水・千葉で取水停止続く、柏で全域断水

読売新聞2012年5月19日(土)12:15

 千葉、埼玉県の利根川水系の浄水場3か所で処理済みの水道水から国の基準(1リットルあたり0・08ミリ・グラム)を超える化学物質ホルムアルデヒドが検出された問題で19日、埼玉県の2か所は基準を下回ったが、千葉県の1か所は上回っている。

 千葉、群馬県の別の浄水場では、取水前の原水から基準値を上回るホルムアルデヒドが検出された。取水を停止したのは、解除したところを含め3県の5浄水場になった。

 そのため、千葉県では野田市で19日午前9時35分から約4万6000世帯で断水し、市が給水活動を開始した。柏市でも正午から市内全域で断水し、対象世帯は約15万3000世帯となる見込み。

 国の基準を超え、取水を停止しているのは千葉県の上花輪浄水場(野田市)。埼玉県の行田(行田市)は、利根大堰(行田市)付近の水のホルムアルデヒドの濃度が基準値を下回るなどしたため取水を再開した。庄和(春日部市)は取水を続けている