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「堀北真希と長澤まさみの才能」と宮菜穂子さん「ベガーズ・オペラ」

2008-03-26 18:54:35 | ドラマ・映画
「堀北真希と長澤まさみの才能」

今週ドラマが無いので書くことがない……ということで無理やりネタとして二人を引き合いに出した。というのも、これほど面白い対象がないからだが。

堀北真希はバラエティで見ると番組の内容でキャラクターが違う時がある。大人しいときとはっきりしているときとかなりバラバラのキャラクターになっているときがある。

多分バラエティでも演技していることが多いのだろう、番組内容に合わせて。それ自体は別に悪くはないが、このことからバラエティ番組の司会などもできることが伺える。活躍の場に困ることがないというのは本人にとっては大きな強みでもある。

さて、バラエティで使っているキャラクターは置いておくとして普段は顔立ちはごく普通に見える。

そこからは、ドラマや映画で見せるような際立った美しく見える表情やおどおどした暗い顔は伺えない。

堀北真希の凄さは、目配りとささいな表情で喜怒哀楽と自分の演じているキャラクターを強調できる演技力にある。そのため、美しい女性も暗く大人しい対極の女性も違和感なく演じることができつつあると感じる。

これは頭の良さと感性の鋭さの二つを持っているからかなと個人的には思っている。そのため、今のところ破綻なく成長している。

今後も失敗ドラマに出演することがあるだろうが、立ち直りは早いだろう。将来性に不安のない女優になっている。

さて、もう一方の堀北真希と同様に期待している長澤まさみ。こちらは成長が止まったままだ。女優を育てるツールをいくつも持っている事務所に所属しているだけにこの足踏みは歯がゆい。

唯一期待していたのは「隠し砦の3悪人」での予告編でのセリフ。これは今までの映画にない素晴らしいセリフ回しをしていた。

だが、「プロポーズ大作戦スペシャル」番宣での話し方で悪い癖が治っていない
ことに気付かされかなり残念に思っている。

出来上がった「隠し砦の3悪人」の自分のセリフを長澤まさみは見ていないのだろうか。それとも予告編部分だけがいいセリフ回しなのか……映画を見てみないと判然としなくなってきた。

いずれにしても、長澤まさみの当面の大きな課題は舌足らずな話し方だ。これを何とか直さないと表情の善し悪しを殺してしまう。

舞台を勧める理由は、舌足らずの発声では観客が聞き取りずらいという反応が舞台上で自分で気づけることにある。どうすれば自分が言っているセリフを分かってもらえるか考えて話すようになるために舞台には出てもらいたい。

長澤まさみの才能は堀北真希と遜色ないだけに、この二人のデットヒートを見てみたい。


宮菜穂子さん「ベガーズ・オペラ」

残すところ千秋楽まで後4日。今のところ宮菜穂子さんの演技の変化にコメントは知らせていない。舞台途中で個人的な良い悪いを知らせて演技に少しでも影響が出るのは避けたいと考えているためだが。

とはいえ、本人の性格からそれはありえないので別に差し入れついでにメッセージをつけても問題ないのも分かっている。ようはこちらの気分に過ぎない。

大抵は、千秋楽の花の差し入れにコメントをつけている。
そうそう、知人の女性から大量の花は贈るなとクギをさされているので最近は片手で楽に持てる量にしている。

以前は30本の青いバラを贈っていた(笑)

今回はどんなコメントをつけようか。宮菜穂子さんらしいキレのあるダンスに素晴らしい側転。前方席に入れば他の女優陣より高い声のためマイクを通さない良く聞こえる歌声。

人を惹きつけてやまない演技で相変わらず素晴らしい演技だった。

ただ、今回演出が変わったために最後まで迷いがあったのかなと見ていて感じている。特に乞食の仮面を被った際の幕間での演技は観客との距離を置きかねていたように見えた。

幕間なので大きな影響は無いが、その延長線上でメインキャストのバックでの動作に少しどんなイメージでメインキャストの演技を彩っているか判然としない感じがした。

今回は、こんな感想を贈る予定でいる。もっとも、大阪公演の際はこれ以上に戸惑っている演技に見えたので東京公演では自分の中であるいは何かをイメージしていたかもしれないが、それでもはっきり自分が前面に出る演技以外のシーンではいつもの宮菜穂子さんらしさが少し足りない気がした。

それにしても、これでしばらく宮菜穂子さんの舞台がまた見れなくなるのは残念だ。



挑戦シナリオライター(裏ブログ)
タイトルは「恋すればミステリー」