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宮菜穂子さん「ベガーズ・オペラ」と山下智久・長澤まさみ 「プロポーズ大作戦スペシャル」

2008-03-25 21:38:29 | ドラマ・映画
宮菜穂子さん「ベガーズ・オペラ」

この舞台は今回既に6回見ている。大阪公演含めて。面白いから……といいたい所だが、こと私に関しては宮菜穂子さんの演技が見たいため。

今回の公演に関しては好き嫌いが大きく判れる舞台に感じる。客入りも初演よりやや落ちているだろう。観客を巻き込んだ初演の勢いが今回の舞台にはないように感じる。

演出の変更意図は分かる。初演では主演内野さんたちがあまり活きていなかった。どちらかといえばアンサンブルが活き活きとした舞台だ。その点が本来の舞台のありようから外れた舞台だった。

ということで、二年後くらいの再演では主役が活き活きとし、観客も舞台の出演者の一人となる演出になると予想してこの舞台の最後の感想とする。

ただ、この舞台をまだ見ていない方。ぜひ宮菜穂子さんを見に日生劇場に足を運んで欲しい……と書くと片手落ちなので次回の再演と比較するためにも日生劇場へということで。

そうそう、この舞台の内容は乞食たちに一夜限りに舞台を貸し出し、その舞台でオペラを演じる乞食たちの話しということ。そして、その上演されるオペラが観客を巻き込む面白いオペラ。

初演を観ていなければ、現在の舞台でも面白い……はず。

ということで日生劇場へ。

山下智久・長澤まさみ 「プロポーズ大作戦スペシャル」

ちょっと長くするために肝心の主役二人のストーリーがかすんでしまうサイドストーリーで時間を使ってしまった。大振りの金子茂樹らしいシナリオだ。

そして、主役二人の話が正味30分程度になったのは長澤まさみが次のドラマの撮影と被った可能性も考えられる。

いずれにしても何らかの制約がなければ始めと終わりがこれほどバタバタしないで締めることはできただけにもったいないスペシャルだった。

さて、期待の山下君。こちらもどうすれば以前のような輝きを身に付けるか課題は残したままだった。期待しているが、やはり舞台経験が必要な気がする。

不思議な雰囲気を持った貴重な俳優と感じるだけにこの伸び悩みは痛い。

また同じように長澤まさみ。長いドラマだったため、時折ハッとする表情を見せてくれた。やはりこちらも貴重な才能を秘めているように感じる。そして、やはり見とれるほど美しい。持って生まれた顔立ちにハッとする表情を作れる演技力がつけば堀北真希と並ぶだろう。

山下君で書いた事と同じように舞台経験を積んで発声の矯正をするだけでも、格段に輝いて見えると感じる。こちらは所属事務所が舞台と近いのだから年に二度くらい舞台を入れて育てて欲しい。

挑戦シナリオライター(裏ブログ)
タイトルは「恋すればミステリー」