挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

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堀北真希「東京大空襲」と長澤まさみ「ラストフレンズ」

2008-03-21 08:58:11 | ドラマ・映画
堀北真希「東京大空襲」

もう一度、前後編を見直してみた。史実を伝える意図もあったようで、ドラマとしては少し違和感のあるつくりになっていた。

どちらかといえば、前後編堀北真希主演で史実を踏まえた作りで統一すればもう少し視聴率は取れた気がする。

ただ、面白いことに堀北真希だけ主演扱いに最初から決めていたようだ。藤原君ほど名前が売れていればダブル主演のつくりの選択もあったはずだが、後編は堀北真希の視点でのドラマになっていた。

もっとも、そのおかげで堀北真希の成長が見れた。一年前なら同じ演技はできなかったろう。これほど楽しみな女優に急速に成長するとは予想外だ。

長澤まさみ「ラストフレンズ」


長澤まさみ。こんどの映画で何かを掴んでくれればいいが。
と思っていたが、その前にこのドラマで期待しにくくなった。

最近のドラマはロングストーリーを書かずに作っている……とイントロダクションを読むと感じる。
このドラマも同じで発端とラストを考えているか相当不安なイントロダクションの書き方になっている。

このままだと全11回と書いているがそこまでいくか疑問だ。あるいは、無理にいくかもしれないが。
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タイトルは「恋すればミステリー」


「魔法にかけられて」と宮菜穂子さん「ベガーズ・オペラ」

2008-03-20 13:50:42 | ドラマ・映画
「魔法にかけられて」

よくディズニーが許したなあという最初一時間の冗談。好きな人は相当笑った映画だろう。ただ、残念ながらわたしはこの手のジョークに反応する感覚がないのでディズニーに感心しただけだが。

そして、後半1時間はさすがディズニー。お笑いの後からの締めがうまく最後は少々感動させる終わり方だった。

ということで、わりと安心して他人に勧められる映画だ。

宮菜穂子さん「ベガーズ・オペラ」

やっぱり凄いなぁ、宮菜穂子さんは。特に今日は側転が一回多く5回もやってくれた。また、やはりメインキャストが演技をする中観客から恐らく観られていないにも関わらず自分のポジションの演技をしっかり演じているのもいい。

そして、他のアンサンブルはやや休んでいるときも演じているのは昔と変わずうれしい。

後、半月興味を持った方は日生劇場に足を運んでください。
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タイトルは「恋すればミステリー」


堀北真希「東京大空襲」と堀北真希「「花ざかりの君たちへ~」

2008-03-19 13:25:47 | ドラマ・映画
堀北真希「東京大空襲」

この記念ドラマもCGがうまく画像にはまっていないもののシナリオとしてはいいストーリーになっている。

そして、何より主演堀北真希の演技が秀逸だ。押さえた演技で喜びや哀しみが十分伝わる。ドラマをこなすたびに心が見える演技を増していくのが凄い。

もはや、今回クラスのシナリオのドラマなら人を感動させるのは難しくなくなっているのが驚きの一因になっている。今、将来の大女優の誕生を見ているのかもしれない。

今回のドラマは前編は、堀北真希はあまり前面に出なかったが後半は堀北真希が前面に出てドラマそのものを支えていた。作りとしては、主人公が置き去りにされるドラマだった一面があったが、それを割り引いても感動があるドラマだった。

その感動を作り出したのは、岸谷悟郎他名優たちに囲まれ持ち味を生かした演技をした堀北真希の演技にあるだろう。

大河「篤姫」和宮役がいまから相当楽しみになってきた。

「花ざかりの君たちへ~」

連ドラ出演が大河の影響で無理なためにスペシャルドラマに引っ張りだこなのだろう。個人的には髪をばっさり切った堀北真希よりセミロングの堀北真希のドラマを見てみたいと思っている。

さて、ということでまたばっさり切ったそうだ。ドラマも7話と8話の間の話になるそうなので、それなりに面白いものに…して欲しい。

最終回のような1時間はいらないシーンなど作っては欲しくないものだ。ただ、あれから堀北真希が進化しているのが見逃せない。日テレの「生意気な女」などイケメンで得た感覚をうまく使って演技をしていた。

もっとも、「生意気」を誤解しているようでカッコイイ女にしか見えなかったが、この役をやることで「花ざかりの君たちへ~」の瑞希役へのフィードバックは必ず
何かあるだろう。

ということで、少し瑞希のキャラクターが違って見えるかもしれない。
わたしとしては、宮菜穂子さんに次ぐ今一番気になる女優でもある。

そして、いよいよ登場する安部なつみさん。こちらは北川さんの指導でどう歌が変わっているか楽しみでもある。
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タイトルは「恋すればミステリー」


堀北真希「東京大空襲」と「ハチミツとクローバー」

2008-03-18 07:13:28 | ドラマ・映画
堀北真希「東京大空襲」

始まりとしては良かったが、CGがうまく画像にはまっていなくて戦時中の様子に見えなかったのはいたい。
そして、お笑いの出演者が芝居を壊しているのも気になった。ただし、その辺に目をつぶればストーリーとしてはそれなりに良いドラマに見えた。

主役桜木晴子役の堀北真希。やっぱりいい演技をする。特に感情表現を目配りでするところがいい。舞台経験もなくドラマでこれをやる女優は滅多に見ない。

ところどころ現代風の演技になってしまうところがあるが、これは先の成長にまだ期待できる部分だろう。

そして、どこで覚えたのか相手のリアクションを期待した演技をするのが堀北真希がここまで伸びた原因だろう。そのため、自分の印象を強く残しながら相手の印象も残す高度な演技になりつつある。

そこが、蜷川氏が買っている藤原君の演技との違いだろう。自分を生かすために相手を殺してしまうタイプの藤原君との組合せは本来は良く無いが、相手を生かす堀北真希の演技がまさって組合せがうまくいったドラマに見える。

「ハチミツとクローバー」

結局、何を伝えたいドラマかわからないドラマのまま終わってしまった。まったりドラマの典型で、どこをどう直せば面白くなったとは書きにくいドラマだ。ただ、言えることは成海璃子だけを主役にドラマを構成すれば面白かったのではないだろうか。

そして、最終回を見た感想も成海璃子だけが印象に残った…ただ、それだけなので、この女優の将来性だけは感覚が揺れる。凄い女優になってもおかしくないし、この後伸びなくてもおかしくない。次のドラマで別のキャラクターで堀北真希のように難なくこなしてしまえば凄い女優の仲間いりだろう。

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タイトルは「恋すればミステリー」


竹内結子「薔薇のない花屋」

2008-03-17 21:04:35 | ドラマ・映画
竹内結子「薔薇のない花屋」

無理やりストーリーを8話から広げたために畳むのに苦労しているように見えた回だ。結局、主人公の影がどこから来たか視聴者に分からないだろう。そして、他人の娘を育てながら何を感じていたかもこれでは伝わらない。

他人の犠牲になって生きる……友情でもなく、そして単純な愛情でもない場所で生きる人生を選んだ主人公がこのストーリーでは分けがわからない。

そして、松田翔太の使い方。サブストーリーで都合のいいように登場して主人公に絡んでくるのも面白味を失くす。これもキャラクター作りに失敗した一面に見える。

お金に困っているという設定にするにしても、これだけ主人公に絡むなら視聴者に背景を説明するシーンか、そんな生活に落ちる原因を伝えるべきだろう。

結局、このドラマは主人公を含めてキャラクターが全てもしかしたらいるかもしれない人間に見えないところにある。

そして、物別れのシーンから手術失敗のシーンはあまりにもわかりやすい展開で、さてどうしたらこんなシナリオになるのかシナリオライター志望には理解できない。

何らかの制約がある……と考えられるならいいが、どうもそうは見えないのがこのドラマの問題に思える。

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タイトルは「恋すればミステリー」


宮崎あおい「篤姫」と「某歌手が行う批判に対する批判」

2008-03-16 08:33:31 | ドラマ・映画
宮崎あおい「篤姫」

宮崎あおいの演技に生長が見られない。これは少し困ったなぁという感じがしている。御代所になる決心をつけたあたりからもう少し重みのある演技にしていかないとドラマとしての締まりがでない。

しばらく振りで大河を見ているが何か登場人物の心の交流が足りなく感じる。

「某歌手が行う批判に対する批判」

あまりこの手の芸能ネタに触れたくはないが、度を過ぎる発言をする人間には一言書きたい。

某犯罪で自分に近い人間には極めて甘いコメントや擁護に近い発言をする一方、交流の無い人間には辛らつな表現。

さて、ご自分はどれほど素晴らしい人間なのだろうか? 

自分の知り合いであろうと知り合いでなかろうと平等に批判するなら説得力もあるが、基準が「知っていて気に入っている」と「知らない」で辛らつな表現になるかならないかが違っては、影響力があるだけに物言う資格は無いだろう。

影響力が大きいだけに苦労して努力している人間のあげ足取りまでする発言をするのは許されないだろう。

物事をはっきり言う人間は気持ちいいと感じる反面、すき放題言うという側面も見据えてそろそろこの某歌手に世論としてお灸を据える時期に来ていると思える。

タイトルは「恋すればミステリー」

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宮菜穂子さん「ベガーズ・オペラ」2008年3月公演

2008-03-15 22:18:45 | ドラマ・映画
宮菜穂子さん「ベガーズ・オペラ」2008年3月公演

初演から変えて観客との距離を置いた舞台なっている。そのため、初週は初演を観た観客から不満がかなり漏れていた。私も楽しみにしていたために、この変更は違和感をもっていたが。

さて、本日も観客との距離を置いていたが、ジョン・ケアードは魔術師なのだろう。観客との距離を置きつつ初演に近い楽しさを覚えさせる舞台演出に変更していた。

さすが世界の名演出家だけのことはある。興味のある方はぜひ平日の舞台を見に行くように。いい席はありそうなので。

そして、ぜひ私が応援している宮菜穂子さんという女優を知って欲しい。舞台上ではそれなりに知られる存在の女優さんになっている。

応援し始めたときは小さな劇団で、もぎりなどの手伝いをやっていたのが遠い昔のように感じる。

今は大きな事務所に移籍したため、その分ファンとしての距離ができて寂しい限りだが舞台だけでなく映画、ドラマでも十分主役級の活躍ができる実力はすでにあるのでそちらにも活躍の道が欲しい。

タイトルは「恋すればミステリー」

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「今シーズン」のドラマ

2008-03-14 21:33:52 | ドラマ・映画
「今シーズン」のドラマ

残念ながら面白いと思ったドラマは一つもなかった。「薔薇のない花屋」は出演者の豪華さで視聴率が出てるように見える。

特に、キーマンが8話に出てくるのは見ていて驚いた。しかも、主人公とこのキーマンの心情をどう理解すればいいのか分からない作りになっているのも疑問だ。

最初からこのキーマンのキャラクターを念頭に置いていれば初回に登場させている、私でも普通のシナリオライターでも。なぜなら、その方が面白いからだが。その点で思いつきでドラマを動かしているように見える。

「ハチミツとクローバー」は成海璃子の存在感だけで、これも企画間違いに感じる。なぜ成海璃子だけを主役とした作りにしなかったのか……仮に4人主役の制約があったとしてもそれなら一話完結の2人ペア回しのドラマにすれば話しの展開は作りやすかったのではないだろうか。

「ボンビーメン」は小栗旬君だからこの視聴率で終わったと言える。それほど中味は凄かった。上っ面の面白さだけに目がいったドラマの典型だった。

「斉藤さん」は途中から好みに合わずみなかったが、タイトルと異なり観月ありさとミムラをダブル主役に途中から置き出したのが奏功したドラマかもしれない。ただ、本当の主役がミムラに見えた作りは良かったのかという問題は残ると考える。

「交渉人」は企画・演出に問題があったと感じる。ゴールデンでこれだけ暗い画面は企画時点ではじくべきではないかと思う。深夜枠のドラマなら気にならないが、画面それ自体暗くてはその時点でみたいという気がうせる。

そして、これも面白い人物を初回に登場させながら連続ものの作りにするか、一話完結にするか、サブストーリーをどうするか揺れたドラマだったのが痛かった。

ここまで書いたドラマ全てに共通するが、オオバコが無い状態でドラマを動かした感がある。ドラマにはハコが必要と考えている。結果として当初企画の結末とは違うドラマでもハコがあるドラマと無いドラマでは見終わり感が違う。

有名なシナリオライターやプロデューサーを含めて既存のドラマ関係者は間違ったプロ意識で仕事をしている結果が最近の視聴率の低迷の原因に感じる。

他のドラマは時々見ていたが、かくべき点があまりないので割愛する。

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堀北真希「東京大空襲」

2008-03-13 11:59:37 | ドラマ・映画
堀北真希「東京大空襲」

これは見る前から期待している。堀北真希の演技力が遺憾なく発揮できるストーリーのようだからだ。

「ALWAYS 続・三丁目の夕日」で見せたロクちゃんの演技を少し手直しすれば、時代に合った演技が堀北真希にはできるはずだ……というかおそらくそうしてくるだろう。

堀北真希という女優が天才と思う所以でもある。

いじめられ役から美貌の令嬢までこなせる幅の広さは時折舞い込んでくる変なドラマから吸収しているように見える。
「電車男」で気になる女優に見えたがここまで大化けするとは予想できなかった。

この後に続く女優で堀北真希に近づく女優がでるか、そこも面白く見守っている。

そして、一方10代の若手男優に女優陣ほど勢いのある俳優が見えないのも気になっている。ぜひ、石丸幹二並の俳優に出てきて欲しい。

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「ハチミツとクローバー」と堀北真希「ライブチャット」

2008-03-11 21:43:15 | ドラマ・映画
「ハチミツとクローバー」

唐突に事故を起こしてお約束の展開。だが、そこに中心に置いて展開するかと思えば話しがあっちこっちにいくストーリー。このドラマには軸がないなぁと見ていてそう思う。

成海璃子がいい演技をしているだけにこのシナリオは勿体無い。

さて、成海璃子だがまだ15歳なんだなぁというところをようやく見せてくれて安心した。具体的には神経が復活していないシーンと復活したシーンの区別がつかなかった所。

これは相当難度が高い演技だ。これまでなんなく演じられたら余計大物か何か分からなくなったところだ。

ちなみに、わたしは数時間首から下がまったくマヒしたことがあるのでどんな動きになるかを知っている。感情もだが。

ただ、こんな経験は演技には必要ない。どこまで想像が膨らませられるかその点にかかるだけだろう。その意味で今回の成海璃子の演技は少し想像力足りなかったといえる。

課題が見えただけに成海璃子はまだ成長する女優の大器…の可能性がある。

堀北真希「ライブチャット」

今から2年前の短編ドラマ。この当時は堀北真希というと少し暗い印象の役が多く
このドラマもそんなキャラクターだが、DVDのインタビューを見て感心してしまった。

基本的に頭がいい女優のようだ。しかも、イメージトレーニングでもして役を作っている。本人は意識していないようだが。

このドラマの後に「クロサギ」出演があるが、順番が逆だと少し遠回りしたかもしれない。

運を呼び寄せる思考方法を持っているからこの順番になったのだろう。運は勝手に来るのではなく、プラス思考に呼びよせられるを実現しているようだ。

底が見えない女優なのも魅力的だ。足りないものを今のところ見せながら、それでも視聴者を惹き付ける。しばらく振りにこれほど魅惑的な女優が出てきた。

追いつけるのは長澤まさみだと思っているが、演技力では相当差がついてしまっている。次の映画の予告編の演技が定着すればタイプの違う面白い女優二人ということになる。

この年齢付近で実力と人気に差がない堀北真希。他に誰が追いついてくるか楽しみではある。

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