挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

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堀北真希&山下智久「クロサギ」と座「山椒大夫」

2006-09-28 23:12:36 | ドラマ・映画
堀北真希&山下智久「クロサギ」を昨日から見ている。
オリジナル音声と恐らく再編集でシーンが格段によく
なっている。

「目の表情」と仮にここでは言う。それは、眼球の動
きが心の動きを表していること。

堀北真希の演技に期待する理由は、どこで覚えたのか
その時そのシーンでその役どころの人間が普通どう思
うかを「目の表情」で表現できているからだ。
実はアイドルと思われている安倍なつみさんもこれが
できる。
私が安倍なつみさんをここで度々取り上げるのは「目
の表情」がほぼ自然に出来ているからだ。
アイドルを脱して早く女優として独り立ちして欲しい。
11月に「白蛇伝」があり少し期待したが、ライターが
滅多に舞台をみない人間からも辛口批評される人物で
、かつ、私自身も以前見て椅子から腰が落ちた舞台だ
ったので今から気が重い。

それはさておき、山下君は残念ながらここまではいっ
ていないが、セリフに感情がこめられる数少ない若手
男優だ。

といっても、この「クロサギ」では大半できていない。
何か特徴のあるキャラクターを作ろうとしてセリフの
大切さを忘れている。ここの所の出演ドラマは。

まずは、違和感なくセリフに感情を込められるように
なってからそれ以外のことは考えて欲しい。
二枚目で演技力が付きつつあるという俳優は、今彼し
かいない。
将来のためにも、ここで基礎固めして欲しい。

さて、2002年に私が初めて「宮菜穂子」さんを見て
衝撃を受けた座「山椒大夫」の再演がある。
彼女自身はもうその劇団を卒業しているが。

今日、初日。どうだったろうか。
時間のある方はベニサンピットに足を運んで欲しい。

当時は、あまりの感動に友人がいなければ大泣きし
た舞台だったが。

ストーリーは絶対に泣ける。後は、各々の俳優の呼吸
があって主役安寿と敵役の対峙がぴたりとはまれば感
動の嵐となるのだが…。