沢尻エリカ「タイヨウのうた」オリコン1位とは何を今さら
と思っていたら、発売日にジャニーズ系の新曲が発売されて
いて前週は2位、売れ続けてついに18日付け1位のようだ。
初動で15万枚も売れていて1位になれないのはジャニーズ系
列の発売力を知らなかったせいだろう。
普通の週なら今はぶっちぎりの一位になっている。
それはさておき、これだけ話題になって劇中歌も売れに売れ
内容もそれなりに良いドラマなのに11%弱の視聴率が不思議
だ。
金曜ドラマでなければ、軽く20%は超えるということだろうか。
そして、内田有紀以来約12年振りの女優の歌手デビュー作1位。
頭打ちのCD売上に、突如15万枚も売上げる大型新人が出てきた
ことになる。
着うたなどのダウンロードより利益率の高いCDが売れた方が業
界としても良いわけだから、これは貴重な人材だろう。
今までも柴咲コウが歌える女優として活躍しているが、同じ事
が出来る女優が出たことで音楽業界ではこれから、歌えそうで
視聴者の心を捉えそうな女優探しがはじまるのではないかと思う。
同じことがドラマでも言える。劇中歌形式のドラマが増えると
予想する。
そうなると私の応援している宮菜穂子さんも対象になるか。
というか、ミュージカルで活躍しているうまい舞台女優が根こ
そぎドラマ音楽業界から注目を浴びることになる気がする。
生の演技で鍛えられ、歌もうまくて魅力的な女優はミュージカル界
には多い。音域も広い。ただし、アンサンブルに。
今、ミュージカルのメイン近くを演じているうまい女優、男優はテ
レビや映画のヒロイン、ヒーローをやるには年齢が高い。
選ぶならアンサンブルで埋もれている魅力的な若手女優だろう。
ストーリーを異ならせ、劇中歌と主題歌をヒロインに歌わせれば
今回と同じ現象がかなりの確立で起こるだろう。
視聴率、もしくはDVDは確実に取れるか売れる。
今のミュージカル人気がドラマに飛び火するのだから。
困るのは舞台関係者かもしれない。
ミュージカルに偏ったために育つ俳優と育たない俳優の色分けが
以前より楽にできるようになってしまった。
ここから先は、愚痴になるので書かないが一方歌はうまいが演技が
できない若手のメインも多い。理由は芸能界の構図を知っている人
なら想像できるだろう。
アンサンブルはメインを目指して苦労するため、逆に、メインより
緊張と緩和のうまい演技を覚える。
そのため、つまらないストーリーのミュージカルなど熱心な演劇
ファンの間ではメインよりアンサンブルの誰が良かったなどと話題
になったりする。
今回の沢尻エリカは、その火付け役になる…ような気がする。
今、演劇界はミュージカルを除いて冷え込んでいると聞いている
し、ストレートプレイを見に行くと観客の年齢層の高さと少なさ
に悄然とする。
テーマは重い、演出も重い。これでは観客が来ないということに制作
は気づいていない。
「観客が冷たい」ととある演出家が言っていたが、逆だということに
気づいていない。
この状況でミュージカルも冷え込んだらどうなるか…いい加減気づいて
欲しいものだ。
と演劇論に走ってしまった。
さて、長澤まさみ「セーラー服と機関銃」だが最終回の銃撃シーンを
レンタルで先に見せるそうだ。こちらは完全なプロモーションでやっ
た事の無い試みなので何とも言えない。
シナリオライター的な視点から言うと作りが難しくなったような気が
する。
通常ドラマの何話分か先に書いておいて、視聴率と視聴者の反応で書
き換えながらシナリオを書くはずだからだ。
このやり方だと最後のシーンは変えられない。途中どんなに変えても
必ず最後のシーンに繋げる話にしなければならない。
何人シナリオライター、アンダーで用意するつもりかなどと余計な興味
がわく。
だが、長澤まさみはやはり舞台で1年くらい育てて欲しい。必ず育つ
と思っている。
だが、1年も舞台は危険な賭けかもしれない。そのまま印象を無くされる
のが怖ければ、映画ないしドラマを併用してはどうかと思う。
未完の大器を未完のままでは終わらせたくない。
と思っていたら、発売日にジャニーズ系の新曲が発売されて
いて前週は2位、売れ続けてついに18日付け1位のようだ。
初動で15万枚も売れていて1位になれないのはジャニーズ系
列の発売力を知らなかったせいだろう。
普通の週なら今はぶっちぎりの一位になっている。
それはさておき、これだけ話題になって劇中歌も売れに売れ
内容もそれなりに良いドラマなのに11%弱の視聴率が不思議
だ。
金曜ドラマでなければ、軽く20%は超えるということだろうか。
そして、内田有紀以来約12年振りの女優の歌手デビュー作1位。
頭打ちのCD売上に、突如15万枚も売上げる大型新人が出てきた
ことになる。
着うたなどのダウンロードより利益率の高いCDが売れた方が業
界としても良いわけだから、これは貴重な人材だろう。
今までも柴咲コウが歌える女優として活躍しているが、同じ事
が出来る女優が出たことで音楽業界ではこれから、歌えそうで
視聴者の心を捉えそうな女優探しがはじまるのではないかと思う。
同じことがドラマでも言える。劇中歌形式のドラマが増えると
予想する。
そうなると私の応援している宮菜穂子さんも対象になるか。
というか、ミュージカルで活躍しているうまい舞台女優が根こ
そぎドラマ音楽業界から注目を浴びることになる気がする。
生の演技で鍛えられ、歌もうまくて魅力的な女優はミュージカル界
には多い。音域も広い。ただし、アンサンブルに。
今、ミュージカルのメイン近くを演じているうまい女優、男優はテ
レビや映画のヒロイン、ヒーローをやるには年齢が高い。
選ぶならアンサンブルで埋もれている魅力的な若手女優だろう。
ストーリーを異ならせ、劇中歌と主題歌をヒロインに歌わせれば
今回と同じ現象がかなりの確立で起こるだろう。
視聴率、もしくはDVDは確実に取れるか売れる。
今のミュージカル人気がドラマに飛び火するのだから。
困るのは舞台関係者かもしれない。
ミュージカルに偏ったために育つ俳優と育たない俳優の色分けが
以前より楽にできるようになってしまった。
ここから先は、愚痴になるので書かないが一方歌はうまいが演技が
できない若手のメインも多い。理由は芸能界の構図を知っている人
なら想像できるだろう。
アンサンブルはメインを目指して苦労するため、逆に、メインより
緊張と緩和のうまい演技を覚える。
そのため、つまらないストーリーのミュージカルなど熱心な演劇
ファンの間ではメインよりアンサンブルの誰が良かったなどと話題
になったりする。
今回の沢尻エリカは、その火付け役になる…ような気がする。
今、演劇界はミュージカルを除いて冷え込んでいると聞いている
し、ストレートプレイを見に行くと観客の年齢層の高さと少なさ
に悄然とする。
テーマは重い、演出も重い。これでは観客が来ないということに制作
は気づいていない。
「観客が冷たい」ととある演出家が言っていたが、逆だということに
気づいていない。
この状況でミュージカルも冷え込んだらどうなるか…いい加減気づいて
欲しいものだ。
と演劇論に走ってしまった。
さて、長澤まさみ「セーラー服と機関銃」だが最終回の銃撃シーンを
レンタルで先に見せるそうだ。こちらは完全なプロモーションでやっ
た事の無い試みなので何とも言えない。
シナリオライター的な視点から言うと作りが難しくなったような気が
する。
通常ドラマの何話分か先に書いておいて、視聴率と視聴者の反応で書
き換えながらシナリオを書くはずだからだ。
このやり方だと最後のシーンは変えられない。途中どんなに変えても
必ず最後のシーンに繋げる話にしなければならない。
何人シナリオライター、アンダーで用意するつもりかなどと余計な興味
がわく。
だが、長澤まさみはやはり舞台で1年くらい育てて欲しい。必ず育つ
と思っている。
だが、1年も舞台は危険な賭けかもしれない。そのまま印象を無くされる
のが怖ければ、映画ないしドラマを併用してはどうかと思う。
未完の大器を未完のままでは終わらせたくない。