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挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

「ブラッディ・マンディ」と「ライラの冒険 黄金の羅針盤」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

2008-11-16 00:59:32 | ドラマ・映画
「ブラッディ・マンディ」

このドラマもこの後に及んでも主人公が振り回されるドラマだ。

そして、ドラマで大切な視点がバラバラなドラマでもある。つい最近の「バンテージポイント」の作りに似ているが、あの映画と違って集約しないのがこのドラマの問題でもある。

今週も内容として何か進捗したのか不明なまま終わった。ここまで内容が進まないドラマは新感覚ドラマとして見るしかないような気がしてきた。



「ライラの冒険 黄金の羅針盤」

ダコタ・ブルー・リチャーズという天才少女を発見した。オーデションで選ばれたとはいえ表情の多彩さとセリフの多様さはこの年齢の少女とは思えない。

ファンタジー好きな私の個人的なツボに入ったので、この映画は映画館で5回ほど見てしまった。

ストーリーは人によって好き嫌いがあるが、ダコタ・ブルー・リチャーズの演技を見るだけでも十分おつりがくるといえる。

また、ダコダ演じるライラのダイモンの吹き替えに成海璃子、ライラにこちらもオーデションで選ばれた西内まりや、コールター夫人に山口智子と面白い吹き替えで吹き替えでも楽しめる。

中でも西内まりやは声の表情をダコタ・ブルー・リチャーズと同様つけられるところから将来の女優候補としては極めて高い才能を秘めていると思える。

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堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

「ラスト・フレンズ」のスタッフが作るというキャッチフレーズだったが、視聴率にはほとんど影響がないキャッチフレーズだった。

最終回の円満な終わらせ方が不満なドラマだったためかもしれない。

初回からラスト前までは展開が読めず、かつそれぞれが主体的に動いていたのが、共感を視聴者に与えたドラマだったため平均視聴率は高く出た。

さて、「イノセント・ラヴ」だが北川君に長いセリフは極力避けるようシナリオでできるはずだが。かなり違和感があるという意見がファンからも出ているくらいだが。

そして、5話のストーリー。マスコミに追いかけられる展開はいいが、そろそろ聖花を目覚めさせるべきではないかと思っている。

笑ったり、動いたり、5話では泣いたりするようでは医者と結託して偽装している……という展開にしても誰も驚かないだろう。

主要な人物でカギを握ると番組が始まる前に聖花の役割を書いていたが、このままでは最後にちょっと出て終わりの出方になる。

内田有紀ほどの女優を使ってそれはないだろう……と思っている。また、聖花のキャラクターもそれでは伝言ゲームのような話で終わってしまう。

いずれにしても、先日書いたような某雑誌の印象から少し離れた展開が欲しい。

それは、とにかくヒロインに自分の手で人生を切り開く力強さ、ヒロイン一人でそれが無理なら手助けをする陽性のキャラクターが一人は欲しい。



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「SHINOBI」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

2008-11-15 02:00:55 | ドラマ・映画
<<2008-11-15他の記事>>「流星の絆(第5回)」

「SHINOBI」

これは沢尻エリカが懐かしい映画だ。

ストーリーはかなりシンプルで映画館で見たときは物足りなかったが、テレビで見る分にはさほど違和感はない。

結局、テレビサイズのストーリーだったのかもしれない。


堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

アマゾンの「S 堀北真希・写真集」に下記のようにリンクを張ってみた。(PC用のブラウザを携帯で立ち上げないとリンクは見れない)

というのも、佳音のキャラクターは個人的には堀北真希が写真集で見せた強いイメージで本来作ればこれほど視聴率は落ちなかったと思っているからだ。

ちなみに、この写真集を見ると堀北真希のキャラクターが何故佳音のキャラクターになったか不思議に普通は感じる。

それほど堀北真希の女優としての多様な顔がこの写真集では写されている。よくまあ、これほど変化できるなと感心して見てしまった写真集でもある。

さて、第5話のあらすじがPCでも掲載された。

携帯と変わらない画像だが、このままではいつもと変わらない。また、佳音が泣いているがこれは止めた方がいい。

毎週泣かせていては、何かあると視聴者は先に泣くと予想してしまい感情移入が薄くなる。

泣かない人間が泣くから悲しさが深く感じるということを早く理解して欲しい。

そうそう、ドラマとは関係ないがYUIのアルバムが出ていたのでリンクを張ってみた。個人的に好きなので。



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「小児救命」と「風のガーデン」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

2008-11-14 01:08:25 | ドラマ・映画
「小児救命」

これも企画はよかったが、テーマ通り熱血小児科医と現実のギャップに奮闘する姿がうまく描けなかったドラマに見える。

今週は親側の問題で小児科医が減る原因になっていることを暗示した側面が分かり易く描写されていい部分があった。

これは、別に減る原因に限らないが、電車などの公共の場所で子供が他人に迷惑をかけても子供を適切に叱れない親が最近多すぎることを考えるとすぐ気付ける描写だった。

その延長で子育てに必要な小児科という命に一番近い場所が減っていることと子育てをする親もこのドラマなどで考えて欲しい気もする。

さて、後は理想と現実のギャップを補う手段をどう暗示できるドラマになるかで少し面白いドラマになるかもしれない。



「風のガーデン」

中井貴一と同じ病気の人間をリンクすることで、中井貴一の病気の苦しさをクローズアップさせる手法をとったようにみえる。

そして、寝ているときの声。これは、個人的に経験したことがあるので実は不自然には感じなかった。

そして、不自然な息子との出会いは置いておくとして秘密にして会うストーリーは、それはそれでいい話かもしれない。

娘との出会いは、秘かに息子と会っているところを気付かれる展開。中井貴一の心情は深く書いてあるので分かりやすい。

娘役の黒木メイサの心情は少し分かり難い。父親との関係をどこかで少し入れた方が効果的なシーンでもあった……ように感じる。



堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

出演者総動員でバラエティに出るなりふり構わぬ視聴率作戦。

その他の作戦でも「ザテレビジョン」はこのブログで書いた内容が、漫画で集約されて爆笑する内容だった。

「すちゃらかTV!」がそれだが、ぜひ買って読んで欲しい。

このドラマのプロデューサーとシナリオライターに。

世間的にこのドラマのキャラクターがどんな風に映っているか、再確認すればキャラクターも変える気になるだろう。

幸いなことに漫画で描かれるとこの上なく可笑しい。1話しか見ていない人間でも相当笑える書き方になっているので興味のある方はぜひ買って読んで欲しい。

もしかしたら、再び見る気になるかもしれない。

さて、なんとか褒めようと思いつつ、当初の企画意図とキャラクターと始まったらあまりに違うため軌道修正提案だらけのブログになっている。

そのため、主演堀北真希の演技についてほとんど書いていない。

といっても、どうも理解しにくいシナリオのため堀北真希の演技も精彩を欠いている。「鉄板少女アカネ」と同じような精彩を欠いた演技だ。

一番の原因は妙な行動をするヒロインと、泣くヒロインのキャラクターに対する違和感と思っている。

この点は早々に当初企画通り辛い過去を背負いながら笑顔を保つヒロインに戻すよう毎週感想で送っている。

原則、泣くことがないヒロイン像に多少違和感を持たれても軌道修正する方が好感が持たれると考えている。

現在のヒロインは泣き過ぎ暗く感じる。

第5話以降も困難が降りかかるなら、ヒロインは明るくはねのける姿勢を見せないと救いがない。主体的に行動するヒロインこそ視聴者をひきつける。

視聴率がこれほど下がった原因は映像が常に暗い、主要な登場人物のキャラクターが暗い、ストーリーが暗いと視聴者が救われるシーンがどこにもない事に原因がある。

せめてヒロインが困難に明るく立ち向かう姿勢を見せなければ、ドラマが成り立たないことに制作側も気付いて欲しい……が、第5話の予告編は相変わらずのようだ。

そろそろ、聖花も目覚めさせなければ出番が少ないが第5話では泣かせるところから入りそうだ。

この入り方だと聖花の当初のキャラクターからずれてしまう。

どうしてシナリオライターは人が見て気が滅入る方向に話しを持っていき続けるのか想像がつかない。

おおよその全体像はこれまでのエピソードで分かってしまっている。分からないのは聖花だけで、それがどう関わってくるのかだけだ。

だとすれば、やはり明暗のメリハリだけはつけるシナリオにすべきではないだろうか。

この調子でこれでもかとヒロインを痛めつけ辛く暗いシナリオではどんどん視聴者は離れるだけではないだろうか。

当初の企画意図なら理解できたが、今の企画意図とそのキャラクターの造形は理解できない。

バラエティに出演者を出しても根本的にせめてヒロイン像を直さなければ視聴率は回復しないと思える。



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「OLにっぽん」と「相棒」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

2008-11-13 00:51:55 | ドラマ・映画
「OLにっぽん」

仕事より職場の部下との恋愛を優先させるダメ課長……分かり易いキャラクターだ。

このドラマはそれぞれが分かり易いキャラクターで作られているのがいい点だといえる。

但し、総務の仕事にほとんど触れることなくストーリーが組み立てられているのでドラマ的には面白味がない。

どうもアウトソーシングだけに焦点を当てて作られ過ぎているため、やけに国籍による差別が出てくるのもちょっと気になってきたドラマでもある。

但し、ラストシーンだけ切り出すとそれなりに終わり方はよかったように感じる。



「相棒」

この番組は単なる刑事物で終わらせず人情味を感じさせるストーリーで人気のドラマに見える。

今週も見終わり感はいいドラマだった。




堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

携帯サイトには予告編の動画が載っているが、インターネットのホームページには動画を今回載せていない。

これは視聴者の反応でまだ変える……ということだろう。

さて、第5話のあらすじを読むと佳音が病室のベッドに苦しそうに寝ているシーンがある。

まさか催眠療法をやっているシーンではないよなと思っているが、これは必ずしも効果がある方法でもなく思い出すことによって問題が起こる事も認識してシーンを作っているか不安がある。

複雑性ptsdに対応は先日書いたが二つある。個人的にはハードルが高すぎる過去を思い出して昇華する展開はかなり辛くて暗い話になるのでさけて欲しい。

やはり耀司が佳音の過去を全て背負って旅立つ……そんな話にする方が見ていてカタルシスが多いのではないだろうか。

このストーリーが明るいものであれば、昇華する展開でもいいがこの暗くてジメジメしたドラマには清涼感のある終わり方が欲しい。

下の「ラスト・フレンズ」は全員ハッピーエンドに裏目に出たが、途中までは宇多田ヒカルの歌とあって毎回楽しんで見れるドラマだった。



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「セレブと貧乏太郎」と「チームバチスタの栄光」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

2008-11-12 00:53:51 | ドラマ・映画
「セレブと貧乏太郎」

上戸彩のキャラクターは、これしかピッタリ演技ができない範囲のものでいいキャラクター造形といえる。

さて、そろそろストーリーとしての傷口が広がり過ぎたところでシリアスな展開にいきそうな振り方をしてきた。

立て直しのストーリーになるだろうか。



「チームバチスタの栄光」

来週で終わり? のような予告編だが、この展開に持ってきては延ばしてもプラス1回だろう。

これは予定通りなのか分からないが、できれば仲村トオルと城田優は補強のため「イノセント・ラヴ」にスライド出演して欲しい。



堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

ついに12%を切ってしまった。これは出演者に責任はないだろう。

一般視聴者の感覚からかけ離れた制作をしたプロデューサーとシナリオライターが責任を感じる必要がある。

このままでは一桁の可能性も考えられる。

それを防ぐためには、一時的に視聴者に違和感を持たれても今の設定はある程度切り捨てるべきだろう。5話で違和感のある展開をどうせやる予定のようだから。

ポイントは以下の点だと感じている。

(1)ヒロイン
最初の企画で設定した通り、辛い過去を持ちながら明るい笑顔を持つヒロインに戻す。原則、泣かせない。

(2)描写
日常とはかけ離れた描写は原則しない。物語を動かすための描写は必要最低限の非日常的な描写にする。

(3)ストーリー
4話までで実はよく見返すと大して物語は進んでいない。逆の書き方をすると物語の進捗が遅いため視聴者が粗を探しやすい、または嫌でも粗が見えてしまう。

そこから展開を早めて視聴者をひきつけ、粗に気付かせなくする必要があるといえる。

また、佳音の複雑性PTSDは最後まで本人に気付かせてはならない。これに本人が気付いて尚すぐに立ち直るストーリーは、あまりにも医学を無視することになるからだ。

本来、設定しなければいいものだったが、この複雑性PTSDを今更失くすのは視聴者に違和感が大きすぎる。

そのため5話から軌道修正は……時間がないのと思いつかないので明日書くことにする。
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堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」と「イノセント・ラフ」(第4回)

2008-11-11 00:38:09 | ドラマ・映画
堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

せめて先週の予告編にあったメリーゴーランドのシーンがあれば、明るくなって少し褒めるシーンがあったのにと思いつつ消えたシーンを想像していた……と書いたが一瞬使われていたのを見直して気付いた。

さて、昴の元パートナーは個人的に見て不必要なダメ押しのシーン作ったな……と感じた。佳音に昴の秘密を分からせる意図なら殉也を使ったワンシーンで出来た話だ。

そして、自分の過去を思い出そうとして発作のようなものを佳音に出させているが、あまり起こらない現象でもある。

心理的な現象では通常は思い出そうとすると霧がかかったようなイメージでおかしいと感じる程度が普通だ。

これも心理学的に明確な理由があって、自分の心を守るために自分が思い出したくないものを無意識に遮蔽する心理的な現象でもある。

身体的な現象として強く引き起こされるケースは、過去を想起させる現象に遭遇した場合で一般的にはフラッシュバックと言われる。

具体的には、親が子供を平手で殴るシーンを見た……という場合で、佳音の場合はこういったケースでフラッシュバックが起こる可能性は高い。

ところで、今回はPTSDでももっとも回復困難な肉親による性的外傷をヒロインに負わせようとしているように見える。これは複雑性PTSDに分類される。

個人的にはせめて虐待程度に止めて欲しいが、兄の異常なまでの反応からその上をいく虐待と考えざるおえない。

どうも個人的にこのシナリオライターは「ラスト・フレンズ」以来好きになれない。こういった病気を軽く見ているシナリオに見えるからだ。

「ラスト・フレンズ」でも精神医学的に一般的に使われない用語、ごく一部でしか使われない用語を使ってしまっていた。

そういったことからどこまで取材して、それをどこまでシナリオに反映させているか良く分からないところがある。

精神医学でPTSDの定義とその回復方法は今異論がたくさんある。

例えば、認知療法、EMDRなどだが。

PTSDは基本的にアメリカの精神医学協会のDSM-IVを基準に診断されるケースが多いが、治療方法が確立しているわけではない。

クスリもたくさんの種類があるが、そのどれか一つが使われるわけではない。

つまり、答えが無数にある状況の病気を軽々しく使って、ドラマをどう組み立てるのか大きく疑問がある。

PTSDに対するメッセージなら、このドラマの当初見せていた親殺しの兄を持つヒロインで十分なドラマだろう。

今週見せた展開からすると最終的には佳音の過去は全ての人が知ることになるシナリオに見える。

その場合、佳音というヒロインが立ち直れるのだろうか。

仮に立ち直ったとして、この世の中に対して正しくメッセージを発したことになるのか、わたしには疑問に思える。

PTSDの治療では「過去と向き合う」という考え方と「過去と決別する」という考え方がある。

前者は、過去をあるがままに受け入れ、自分では逃れようが無かった事として昇華する考え方である。

また、後者は過去は変えられないものだから過去にこだわっても仕方がない。これから先の人生を前向きに生きることで過去から決別するという考え方である。

この二つの大きな潮流はPTSDの治療としてどちらが正しいというというわけではないと個人的には感じている。

と、色々書いたがこのドラマここまで目的がはっきりしてしまうと、後は佳音のキャラクターを当初企画通り明るく前向きなキャラクターにするしか方法がないと感じる。

そして、ストーリーも当初企画からどんどん離れていっているように見える。

視聴者は犯罪を見るためや刺激を求めてドラマを見ているわけではないのだから、もう少し描写を考えた方がいいだろう。

耀司がカナヅチを購入して池田を殴るシーンは個人的にかなり引いた。殺す意図が明らか過ぎて、血の繋がりの有無は別にしても妹のためにやる行動には見えない。

このドラマ、今までのドラマの中でも登場人物の行動が奇妙で過激すぎると感じる。




「イノセント・ラフ」

バイトの面接を依頼された北川君の練習……はすぐに割れるシナリオ。

面白かったのは初回のみだなあ。


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「篤姫」と「レッドクリフ」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

2008-11-10 02:09:33 | ドラマ・映画
「篤姫」

王政復古の話しから篤姫の覚悟、小松の無念と流れるように今日は物語が流れた。来週は面白い展開が見られそうだ。



「レッドクリフ」

吉川英治「三国志」を読んでいると最初に違和感を感じるストーリーだ。

だからといって別にそれを問題にするつもりはないが、広大な中国大陸を使いながら映画らしい大きな雰囲気をまったく感じさせない映画なのが個人的には残念に感じた。

ワイヤーアクションを使いながら、闘いのシーンでスローモーションを多用しフォーカスを個人戦に当ててしまったのが一番の原因に感じる。

また、赤壁の戦いという内容の映画にも関わらずPARTⅠ、PARTⅡに映画の内容が分かれるだけでなく、肝心の赤壁の戦いがPARTⅡに回されている情報をはっきり明示しなかったのも観客を省みない制作に思える。

わたし自身は知らずに赤壁の戦いを見るつもりで映画館に行ったが、その直前で映画を切られて拍子抜けしてしまった。

PARTⅠは映画のタイトルとあっていない……というだけでなく、赤壁の戦いになるまでのストーリーがかなり迂遠に描かれているとわたしは感じてしまった。

そして、一番気になったのが諸葛孔明より周瑜にフォーカスを当てた話になってしまっているため諸葛孔明自体の存在意義がこの映画ではいらないように感じる。

それから、誰の視点で主役が誰かわからない映画なのもこの映画の大問題かもしれない。

「三国志」の義兄弟、劉備、関羽、張飛の見せ場などはまったくない。

いや、関羽、張飛の戦いはあるが真面目に見ると腹が立つし、こんなものかと思って見るとつまらない力技のオンパレードで頭痛がする。

そして、なんだか想像したことがない違和感がある女好きだから戦争をやっている曹操がやけに登場するが主役とまではいかず、孫権も周瑜の影に隠れる存在になっている。

そうそう、曹操が孫権の妻が欲しくて呉と闘うと部下に言わせたのは腰が抜けた。恐らくどの文献でもそんな話にはなっていないと思うが。

笑えるのは劉備がワラで草履を作っているシーンかもしれない。わたしは笑えなかったが。

戦いのさなか、部下や民衆が死んでいるのに普通そんな呑気な事をやっているかと突っ込ませてくれる。

この映画は、大将クラスを意図的に描くつもりは無いようだ。

結局、個人的にはPARTⅡはあまり他人には勧めたくない映画になった。

理由は、この作り方だとスローモーションがまた多用され闘いだけが強調される映画で、「三国志」の義兄弟、劉備、関羽、張飛や孫権、曹操の関わりが描かれない映画に思えるからだ。

特に「三国志」を期待して見に行くと腹が立つ映画かもしれないので、そのイメージを持っている人は行かない方がいいだろう。



堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

携帯の予告編で一瞬出ていた昴の元パートナーの手の映像が消えている。とはいえ、あらすじにはまだ載っているので出てくるかどうかは不明だ。

個人的には不要なシチュエーションと思っているのでカットして、昴と殉也を使った描写で佳音に気付かせるシナリオの方がすっきりすると感じている。

そして、また佳音を大泣きさせているが、ヒロインは明るく前向きな設定はどこにいったのかとやはり書きたい。

ヒロインが泣く度に暗いドラマになってしまっているのに制作側には気付いて欲しい。もはや、ここまで泣かせると泣かない方が不自然なので、やはり明るいキャラクターを登場させたい。

そうしなければ、折角土曜日に2時間枠で総集編のようなものを流しても効果は薄いだろう。

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「ブラッディ・マンディ」と「スウィングガールズ」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

2008-11-09 00:57:26 | ドラマ・映画
「ブラッディ・マンディ」

このドラマもこの後に及んでも主人公が振り回されるドラマだ。

そして、ドラマで大切な視点がバラバラなドラマでもある。つい最近の「バンテージポイント」の作りに似ているが、あの映画と違って集約しないのがこのドラマの問題でもある。

今週も内容として何か進捗したのか不明なまま終わった。ここまで内容が進まないドラマは新感覚ドラマとして見るしかないような気がしてきた。



「スウィングガールズ」

このとき部長役で出ていた高橋一生は「医龍2」で人気爆発らしく、本日の舞台蜷川さん演出「から騒ぎ」の出待ちで数百人に追いかけられていると知り合いから実況中継が今入った。

福士誠治君は今フジ月9「イノセント・ラヴ」に出演。

それはさておき、この映画から若手が多数輩出されたのは興味深い。貫地谷しほり、本仮屋ユイカ、平岡祐太はこの時点で他より目につく演技をしている。

上野樹里は主役っぽいポジションながら今の演技より大人しい演技をこのときはしているのが、逆に興味深い。




堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

遠方の知人に意見を聞いたところ、第1話のヒロインの盗撮、ストーカーのような行動で第2話以降見る気をなくした人間が多いらしい。

これはシナリオライターが、一般視聴者がどう感じるかを理解していなかった責任が大きいと感じる。

言われなくても個人的にもそう感じるが、制作側にその大きな失点を補正する動きがなさそうなのが問題に感じている。

もっとも、今日のダイジェスト版では第1話の問題の部分はかなりカットされていた。かなり指摘がいったのだろう。

ただ、指摘されなくても放映前におかしいと感じない感覚が怖い。

ということで、第4話も予告編を見てかなり心配しだしている。

一度大きな違和感を視聴者に持たれても、ヒロインのキャラクターは当初の企画通りはっきり明るく前向きなキャラクターに変えるべきだと思っている。

特に再三書いているが、毎週泣かせるのはやめて欲しい。

ヒロイン佳音が辛い境遇でもこれだけ毎回泣かれるとそれなりにかわいそうとしか感じなくなってくる……と同時に暗いドラマという印象を持つ。

泣かないヒロインにするだけで、その後は一度泣くだけで悲しさは相当大きく伝わるようになるだろう。

そうしなければ、このドラマの立て直しは難しいと感じる。そして、ヒロイン佳音につけた余計な設定は基本佳音は最後まで知らないストーリーにする必要がある。

認知療法という治療法を念頭に置いて書かれたドラマかもしれないが、今の精神医学の分野ではかなり意見が分かれている治療法でもある。

簡単に書くとこの治療法で精神的なダメージがあっという間に治るものでもない。

このことから、ヒロイン佳音が自分の過去に気付くことでそこから先のストーリーは行き詰ると感じる。

仮に無理に進めてもありえない話になるだろう。

そして、第4話の予告編を見ると単に刺激だけを求めて、それを見る側がプラスに感じるかマイナスに感じるか考えないドラマにも見える。

このドラマは主要な登場人物が、ほとんど一般的でない違和感があるほど刺激的なキャラクターなので、ストーリーの刺激性は不要だろう。

シナリオライターが何を考えて、これほど普通ではそろわないキャラクターをそろえてネガティブなストーリーにしているか……その意図も見えない。

ラストがクリスマス付近のシナリオとして……どうなのかというのは強く感じる。

また、それぞれの問題もこれだけたくさんあると深く書くことは不可能なのも、ネガティブなストーリーにする意味が理解できない。

虐待、ゲイ、放火殺人、薬殺未遂……と事柄をあげるだけでも普通の連ドラでは一つないし、二つあれば十分な事柄に思える。

と今日もかなり問題点を書いたので、今後の方向性をまとめて書く。

(1)佳音のキャラクターを辛い過去我慢して前向きで明るいキャラクターとし、今後原則泣かせない。

(2)佳音の友人となるべき人物を登場させ、そのキャラクターは少年院出身者で更生した女性で佳音を支える役。

(3)佳音の過去は最後まで本人は知らないまま

最低、上の3点は早急に修正してドラマに反映させるべきだと感じる。
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「ギラギラ」と「流星の絆」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

2008-11-08 01:59:27 | ドラマ・映画
<<2008-11-08他の記事>>「流星の絆(第4話)」

「ギラギラ」

わざとらしい結婚指輪の話しで三十分。コミックから離れたストーリーとしてもどういう構成意図かわからない。

そして、いかにもわざとらしい新人ホストの登場。敵方と分かり易い登場の仕方だけに陰に隠れて笑わせるのはやりすぎだった。

琥珀のオーナーを登場させるだけで、そんなシナリオをいれずに面白いドラマにできたように思う。

やはり佐々木蔵之助が主演するにはもったいないドラマに見える。



堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

メリーゴーランドを使って明るさをなんとかだそうとしている予告編に見えたが、後ろに絵画の壁画があったら韓国ドラマ「天国の階段」と区別がつかなくなる。

とはいえ、今までの暗いドラマのシーンの中では単発の清涼剤にはなりそうだ。

ただ、やはり第5話では明るいキャラクターの人物を投入して欲しい。小手先で手直しをしても、既に作ってしまったキャラクターで再生とシンデレラストーリーは限りなく難しく感じる。

従来の主要な登場人物でハッピーエンドの物語にしても釈然としない感覚が残るような気がする。

一番気になるのは聖花の植物状態が偽装、もしくは意識回復の過程にあるとしていつ目覚めさせるか……これは早ければ早いほどいいと既に個人的には思っている。

そして、その場合自殺は考え難く誰かに薬をすりかえられて植物状態になったとすると、昴が一番犯人候補となる。

この展開になるとまた暗い暗い話しになるので、やはりここでも明るいキャラクターで物語を明るい方向に佳音とともに導く人物が必要に感じる。

いずれにしても、このドラマには過去を持ってはいても明るく前向きに生きる準主役がもう一人やはり必要と感じる。

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