<集合>
4月20日(日)にカメさんグループで市内の御在所山(462m)にお花見を兼ねてハイキングに行きました。
8時半鵜住居町新川原集会所集合、目の前に三陸高速道の橋脚が建設中で有ったが、今回の特定財源問題で今後の工事の行方が心配される。大槌、釜石間は朝の通勤時間や夏の海水浴シーズンは何キロにも及ぶ渋滞が起きている。この解消のためには早期の建設が望まれるが・・・最近この間に大骨峠道路が開通したが入り口が分からずまだ通ったことが無い、警察無線中継所の有る尾根から見ると立派な道路が見えるが車が走っているのは見ることが無い。
<杉林を行く>
12名のメンバーで集会所裏から山道に入る。杉林や松林の針葉樹林のなだらかな斜面を歩く、昨日までの雨の止み快晴の登山日和だ。
雑木林が混じってくると登りもきつくなって来る。道端にエンレイソウ、イワウチワの花が見えてくる。
イワウチワはいたるところに咲いているが、隣の葡萄森と比べると大部少ない。
<展望>
三陸海岸の山はほとんど急な山である、たかが460mの山だが海抜0mに近くからなので登り概はある、1時間程で尾根の稜線に出る、展望が開け鵜住居の町や根浜海岸から連なる片岸の砂浜や陸中海岸の入り江が見える。
周囲の景色が見えると疲れが癒される。
<天狗様>
突然左手に大きな岩の塊が出てきた、天狗岩と言うのだそうだ、岩は展望台になっているが周りが林のため写真は撮れなかった。
岩を見るとなにか黒っぽいものが付いている、イワタケだ、テレビなどで高級食材として紹介されてるが、ここらでは食べる人が無いようで残っている。氷上山でも何人か持ち帰ったが食べた話は聞かない、今日も何人か持ち帰ったが報告が楽しみだ。
岩を下ると向かいに社が有る、天狗が祭られている、初めてお目にかかった天狗様である。
<急登>
天狗岩を過ぎると狭い尾根の急登が続く、今日は久しぶりの山行の人が何人もいたので、この登りはきつそうだ。
目の前が急に開けるとそこが頂上であった。10時30分到着。
<山頂>
山頂は10畳ほどの平坦なところで林に囲まれているので、展望は良くない。下山後に花見が待っているので最後の人の到着から15分ほどで下山開始。
下山は登った反対側の尾根を下る、リーダーのシラジーは途中から沢に下る予定だったらしいが、沢は斜面が相当きつそうだ。少々遠くても安全にと尾根伝いに下る。それでも相当キツイ下りだ。
大きな沢の横を走る広い道路に下る、工藤君何か発見、タラの芽だ!山菜取りの名人だけに獲物が直ぐに目に入るようだ。あっちに、こっちにと忙しく走り回って収穫に忙しい。カシコさんも良く育ったシドケを1っポン見つける。
花も梅も、もくれんの花も桜も一斉に咲きだしたように今年は3月の気温が低かったため、最近の高温で皆、一気に出始めたようだ。
お魚も海水温が低くカレイの釣れる10度になるのはいつのことか、多分待てなくてその前に出漁となるだろう。
12時車道に出る、運転手は車を取りに我々は花見広場に。お酒を飲めない人はありがたい。その上付き合ってくれて感謝感謝です。楽しく飲めました。