執着と解放

暑かった８月も後一週間で終わる。

８月はきつかった。
７月下旬から右肩甲骨と首の痛みが激しくて、毎日のように痛み止めが必要だった。

精神的にも執着とそれを手放す作業を繰り返していた。
もう過ぎてしまった過去の苦しい思いをリフレインさせ、落ち込み、それを手放す為また苦しむ。

「生きていても、苦しい思いを繰り返しているだけだ」と居直ったりしていた。

ドツボにはまって行く。

体が痛いからと家にいても余計に落ち込んで行く。予定を埋めて行く。
アロマやヨガの講習会や、体験に参加した。
自分がゼロになれる場所、自分を全く知らない人達に囲まれる事に心地良さを覚えた。
現実逃避。

拒食時、体は痩せて行くのに、やたら元気に活動的になる。これなのか？違うのか？

どんな理由だろうと新しい場に行くと、新しい出会いがある。

アロマハンドトリートメントの講習に参加した時、健康的に日焼けした同年代女性がいた。
「いい色ですね」と話しかけると、３０年振りにダイビング免許を更新し、一週間、沖縄で潜って来たと話してくれた。
「やっとですよ、仕事と家事育児に追われ、３０年過ぎちゃいました」
介護の仕事に携わり、アロマハンドトリートメントを仕事に活かせればと参加したそうだ。

また、講師やインストラクターと呼ばれる「プロ」がいる。
普段、自分も「先生」などと呼ばれ人前に立っていると、どんなに気を付けていても感覚がマヒする。

「あ～この人は凄い」と思える「プロ」と出会うと、心揺さぶられる。身が引き締まる。

あれ？こうやってブログにしてみると、ドツボにはまるのも案外良いのかもしれない？

そろそろ自分の足元に視点を移さなければ。
ちゃんと食事も作ろう。暑さを理由に完全な手抜き状態。
今日口内炎が出来ていた。明らかに不摂生。

秋待ちどおしい。