父の日

今日は父の日。

そういえば前回実家に行った時、玄関にあった父のスニーカーがずいぶんとくたびれてたっけな。

そう思い出して午前中駅前の靴屋さんに行ってきました。

スニーカー売り場から父に電話した。

今日は父の日だよ。おめでとう。

スニーカー買ってあげるね。

何センチだっけ？

NBのワイドタイプが一番履きやすいんだったね？

色は？

黒？うん。ちょうどあるよ。

送るよ。

え？今度来る時でいい？

わかったよ。7月に行くよ。

2泊3日で行くからね。

そんな会話をしました。

父は、わー嬉しいなぁ。ありがとう。ちょうど靴がくたびれてたんだよ。

と言っていました。

私が送ると言うと、送り賃がもったいないから今度来る時で良いよ。

なんて。私をいったいいくつだと思ってるんだろう。

送料くらい出せるよ？！

なんかね。そういう所、いつまでも子供扱いなんだよなぁ。

行けば電車賃をくれようよしたりするんですよ。

85才のおじいちゃんなのに、いつまでも父で。

そういうの泣けてくる。

元気でずっと生きてて欲しいって強く願うのは別れがどんどん近づいている証拠なのだろうと思う気持ちに目を背けたい。

いつまでも私を心配して欲しい。

ゆずり葉の夢を聴くと泣けてくる。