最近のちょっとしたマイブーム。
お裁縫。(ミシンが壊れてしまっているので手縫いです(笑))
お裁縫しながら色々な思い出が蘇りました。
母は和裁士でした。子供の頃は着物を縫う母の背中を見て育ちました。
なのに私は浴衣一枚縫えない。
全て母頼りで、子供達が小さい頃は子供達の浴衣の腰上げや肩上げも母まかせでした。
現在自分がまさかまさかの着物を着るようになって、直したい部分があっても直してくれる母はもういません。
近くに良いお師匠さんがいたのに!教わっておけば良かったと後悔しても後の祭り。皮肉なものです。
さて、そんな私でも母の影響で出来る事があります。
たいした事じゃないので自慢にもならないけど、指ぬきを使って運針縫いが出来るという事。
子供の頃、母がスッスッと針を進めて行く様を見てカッコいいなぁと思ったのをよーく覚えています。
お母さん。凄いねー(^^)。何でそんなに早く縫えるの?
そう聞いた記憶があります。
「こうやって針のお尻を指ぬきのザラザラした所にに当てて押しながら縫い進めていくのよ。」
と教わりました。
カッコよく自分も縫えるようになりたくて、いらない端切れをもらって母のそばで練習しました。
小学生だった私には指ぬきを使って縫う事はとても難しくて苦戦した思い出があります。
針のお尻が指ぬきに当てても外れてしまうので、押すどころではありませんでした。
中学生になって、家庭科の授業で運針縫いをやった時、指ぬきを使って縫える私の事を友達は「凄いね!」と言ってくれたし、先生からとても驚かれた事を思い出しました。
そんな事を思い出しながら、アンティークの縮緬の気に入った生地をネットで購入しては作っている物。
「あずま袋」もしくは「みゆき袋」
というらしいです。
大判のハンカチのようにバックに入れておけて、大容量入る袋です。
(重い物には向きませんが)
最初に気に入って購入した生地で作ったのがこちら。
二つ作れまして、どちらもお嫁に行きました。
一昨日届いた生地はで今日もチクチクしました。こちらは生地が少し短くで一つしか作れなかった。
アンティークの縮緬。おそらく昔の着物をほどいた物だろうと思いますが、デザインがとても可愛い❤️
また可愛い生地を見つけたら作りたいと思います!
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