一昨日の名古屋戦の試合前に、N席G裏で新しい2つのチームチャントのお披露目と練習が行われました。2つともメロディが覚えやすく(ちょっと裏のリズムがとりにくいけど)、コールリーダーの皆さんが準備してくれた段ボール歌詞カードも手助けとなり、ボクらはすぐに覚えることができました。なかなか「2つともいいチャントだ」とボクは思います。
既に皆さんもご存知のように、ゲームはアルビが先制するも退場により数的不利となり、苦戦を強いられる戦いとなりました。「なんとか選手の力になってともに戦いたい」という強い気持ちからコールリーダーの皆さんが選択したのは、後半の頭から新チャントの「漢見せろ(勝手に命名)」を45分間歌い続けるという応援スタイルでした。
ボクらは最初は「随分長く歌うんだな」と思いながらも、途中から「このゲーム、歌い続けるつもりだな」と腹を括り、選手と一緒に戦うつもりで歌い続けたつもりです。もちろん、チャンスやピンチの場面で別の盛り上げ方や鼓舞の仕方もあるだろうとは思いましたが、「コルリの決断に協力しよう」と判断しました。コルリのF氏がゲーム途中にトラメガを持ってG裏隅々まで回り、「声を出して選手と一緒に戦いましょう」とボクらを鼓舞する姿も見ましたしね。
ただ、この「新チャント長回し」の応援スタイルについて、試合後のネットやSNS上で批判の意見も随分目にしました。「こんなの新潟スタイルではない」「N席の自己満足だ」「メインやバックでは読経にしか聞こえなかった」などなど…。
批判をするのは当然の権利だし、互いに意見を戦わせることでよりよいものができていくわけだから、ボクは「あって当然」「むしろあるべき」だと思います。だけど今回の場合は「敗戦」という結果がサポーターの心を荒ませ、その表現方法が随分過激になったり、中には「人としての道に反するのでは?」と感じるものや、「礼儀を著しく逸した表現」も散見されました。それによって激しく傷ついたり、不愉快な思いをした人もいたんだろうな…と推察しています。いわゆるSNSでも起きがちな集団心理により、好ましくない状況が発生してしまったわけです。
ボクは「どんな状況になろうと(ゲームで大虐殺を喰らおうが、無様なプレーを見せられようが)サポーターの心が荒んじゃいけない」と強く思います。選手に対して、そしてサポーター同士の互いのリスペクトがなくなってしまったら、集団は暴徒と化します。そんなことがあってはなりません。1人1人のサポーターが一時の感情のみに振り回されるのではなく、理性と正しい判断力をもって情報発信や行動をしなければならないな…と強く思うのですよ。
さぁ、明後日のルヴァン柏戦では、そんなボクらのモヤモヤ感を払拭してくれるようなスカッとした勝利を期待したいです。何だかんだ言っても「勝利が一番の薬」ですからね。そして心が荒みそうになったら、こんな写真を見るもの方法ですよ。
ヨシくんの復活まで、あと少し。待ってるよ!ヨシくん!
そうそう。「週アル」の別館「タケ・タケ・エヴリバディ!」に、アルビ系の記事をアップしたので、興味のある方はクリックしてご覧ください。