週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

アルビの真価はサイドの「際」!

2023年04月11日 | アルビレックス新潟

知り合いの高校生が掲載されているということで、「新潟Standard・春号」を購入しました。今号は、「決めろ!運命の一球」「高校バレーボール・高校バドミントン特集」ということで、県内高校でバレーボールとバドミントンに取り組む125チームの選手が写真入りで紹介されています。

はい、これがその表紙です。新潟中央高校のバレーボールの選手と、北越高校のバドミントンの選手の写真が表紙を飾っています。ページをめくりながら長岡市内の高校のチームを中心に選手をチェックしたり(知り合いの高校生も無事に見つかりました)、「出身中学」を見て「この子、近所の子じゃね?」なんて思ったり楽しんでいたのですが、なんとこの冊子に「アルビ特集のページ」が掲載されていましたよ。全7ページの大特集です。

日刊スポーツの小林記者が書いたこの特集記事のタイトルは、「J1開幕で見えたもの」「アルビレックス新潟:真価はサイドの『際』にあり」。なかなか読み応えのある記事であると同時に、開幕からいい調子でリーグ戦やルヴァンカップを戦っているアルビレックスの強さの秘密を的確に分析していて、とても感銘を受けました。

ちょっと、引用しますね。


勝負の鍵を握るサイドの崩し屋たちが、J1の舞台で堂々とバトルを繰り広げている。今季、J2の町田ゼルビアから完全移籍で加入した太田修介、プロ3年めの三戸舜介と小見洋太。J2を制した昨季のように新潟が圧倒的にボールを保持する時間は決して多くないが、全選手が同じイメージを共有し、「ここぞ」の場面で敵陣に切り込んだ時の鋭さ、破壊力は強まっている。室の高いパサーと受け手がいて成り立つ新潟スタイル。相手ゴール前で優位性を作り出し、こじ開けるためにも、両翼でパスを引き出すサイドアタッカーたちが担う役割は重要だ。(中略)


この個性豊かなサイドアタッカーたちを真後ろで支えるのが、両サイドバックの堀米雄斗主将と藤原奏哉だ。(中略)「攻撃では前の選手の特長を引き出すことが自分の役割」(堀米・藤原)。サイドアタッカーたちは、自分の背後に頼れるSBがいるからこそ、強気に敵陣に切り込めているのだ。(中略)


サイドアタッカーが高い位置を取り、対峙する敵の背後に走り込めば相手守備の編み目は緩み、中央に効果的なスペースが生まれる。タッチライン際から中央のスペースまで走り回るサイドプレーヤーの献身的なプレーがあって、トップ下の伊藤涼太郎がさらに輝く。そして伊藤が躍動した時の新潟の攻撃は破壊力抜群。システマチックかつ、本能的に相手ゴールに襲いかかる攻撃にすごみを増している。(後略)


開幕から新潟がJ1で巻き起こしている旋風について、伊藤涼太郎の卓越した技術がクローズアップして語られることが一般的には多かったわけですが、この「サイド」に注目した小林記者の記事には、ボクも大いに納得させられました。特に、前に名前が出てきた選手だけでなく、詠太郎、シマブク、ダニーロらを含むサイドアタッカーのチーム内競争や、堀米の負傷欠場によって出番が来た印象の強い渡邊泰基の活躍による川崎戦の勝利など、「誰が出ても」についても小林記者は言及していました。

なんかね。この「新潟Standard」のアルビ特集記事で、ボクらの頭の中をスッキリと整理させてもらったような気分です。まだまだ県内の書店やコンビニでたくさん売っていますので、ぜひ多くのアルビサポの皆さんからお読みいただきたいと思います。


今日の記事は、ちょっと前に書いてストックしておいたものをアップしました(ときどきボクはこういうことをします)。直近のリーグ神戸戦について触れていませんが、ご容赦ください。

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