桜満開のビッグスワンで行われたリーグ戦第6節のホーム名古屋戦は、前半に太田の今シーズン4得点目で幸先よく先制するも、その直後の舞行龍のプレーがVAR判定でレッドカードとなり、アルビは一転して数的不利な状況に。辛抱強く名古屋の攻撃をはね返していたのですが、後半に堪えきれずに3失点。結果は1-3で悔しい逆転負けとなりました。
アルビの先発フォーメーションは、こんな感じでした。
鈴木
太田 涼太郎 ダニーロ
島田 秋山
堀米 史哉 舞行龍 新井
阿部
新潟日報の予想通り、GKは阿部ちゃん。やっぱり小島はケガなのかな?ベンチには、三戸ちゃん、高、奏哉など、ケガ明けのメンバーが控えます。
ゲームの入りは上々でした。「堅守・名古屋?そうでもないんじゃね?」って感じで、パスをつなぎ名古屋ゴールに迫ります。先制点は前半35分。ダニーロのシュートを相手GKが辛うじて弾いたところに、太田が詰めました。歓喜に湧くビッグスワン。もうG裏もハイタッチの嵐。あの堅守・名古屋から、5試合で1失点しかしていない名古屋から、先制点を奪っちゃいましたよ。もうボクらはイケイケムードです。
しかし、その直後に悲劇が起こりました。舞行龍のプレーにいったんはイエローカードが提示されるもVAR判定へ。
このVARでチェック中の時間帯、祈るような気持ちで結果を待ちましたよ。ですがVARの結果はイエローカードが取り消され、レッドカードで舞行龍の一発退場です。あちゃー!まだ前半36分です。まだまだ長い残り時間を、アルビは数的不利の10人で戦わなくてはならなくなりました。
ちなみにVARは、「得点」「PK」「退場」「人間違い」の4つの事象以外には介入できません。まぁ佐渡まさしの歌ではありませんが、「♪VARには口出しせず、黙ってそれに従っていく♪」なのですよ。
舞行龍の退場により、ベンチは孝司さんを下げ田上を投入します。前線の攻撃を1枚削り、4バックを堅持っていう作戦です。
よく耐えました。よく凌ぎました。G裏も必死で闘う選手を鼓舞すべく、歌い続けました。しかし…
結果は、後半56分に同点弾、80分に逆転弾、アディショナルタイムにダメ押し弾を喰らい、逆転負け。なんともワンプレーが悔やまれるゲームとなりました。まぁしょうがありません。油断したわけではないんでしょうけどね。シーズン中にはこんなこともあります。
でもね。負け惜しみになりますが、ボクは思うのですよ。11人対11人では負けていなかった。「タラレバ」になっちゃいますが、舞行龍の退場がなければ、いやあっても後半の20分過ぎならば、アルビは強豪・名古屋を、堅守・名古屋を喰っていたはずです。その楽しみは、8月のアウェイ名古屋戦までとっておきましょう。
さぁボクらも気持ちを切り換えて、今週のルヴァンカップ柏戦に集中しましょう!頑張れ!アルビレックス!